24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

ツヤツヤ石

2014年06月19日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:控え室で待っていると、11時10分前に、手術中の担当医が私の前に現れて、「摘出した胆嚢に気になる部分があったので、今、顕微鏡で病理検査に回していますので、もう少し時間がかかります。」と言いにきた。

摘出してしまった胆嚢の中に、何か気になることがあったとして、切開部分を放置したまま、その検査結果を待っているだけの、『理由』はあるのだろうな?、と私の心は叫ぶ。

術後にその説明が出来ていなかったら、どやすぞ!

「気にしなくていいだろう、というので、今から、閉じます。後30分ほどで終わります。」と11時20分頃に、再度担当医が私の前にやってきた。

そして、12時少し前に、館内携帯の呼び出しがあって、術後の説明室に行く。

1センチほどの表面がツヤツヤして石が3個と、細かな石が数個。これだけ?たったこれだけがタラコのような胆嚢にはいっていただけで、果たして、これがあれほどの、七転八倒の痛みを起こす原因か?

一個を貰った(落としてしまった!)

かなり、怪しい。そばのパレットに乗っていた、袋だけとなった胆嚢が二つに切られて、真ん中部分に、高さ1センチ、幅4センチほどの白く厚みのある脂肪のように見える部分があった。

気になったのは、これだという。確かに、柔らかい薄い袋の中に、このような部分があれば、気になるだろう。これが痛みの原因だった可能性もありえる。単なる脂肪か、筋肉繊維の塊らしく、癌ではないという。

これが癌だったら、胆のう管の脇に、小さなリンパ節があるので、そこに転移などしていたら、腹を開いているとき、取り除いておくとベターだというので、顕微鏡検査を待ったらしい。

それにしても、胆管に繋がる胆嚢との間の小さな管(胆のう管)が、ねじれて、写真では巻貝のようになっている。

人間が長い間生きているとき、胆嚢が回転して、小さな取り付け部分をねじれさせる。それが巻貝のようになってしまっているのだ。胆管部分は太く、胆嚢側が細く小さくなっている。底を、小さな石が通り抜けるとき、きっと痛いのだ!

このねじれた管の中に、小さな石があるかもしれない、というので、「しごいた」らしい。

さらに、細い部分を切り取ったので、クリップで、閉鎖したのは、その巻貝状になった途中だという。

考えると、そいつはきっと『痛い』に違いない。胆のう管が慣れるまで、きっと痛むぞ。

切り取った先っちょだけを、クリップで閉鎖するだけでいいのに、余計なことをしやがって!

だから、言ったじゃないか。余計なことはせず、胆嚢摘出だけ、ちゃっちゃとしろ、って。
術後経過の問題だ。医者は、痛くない。痛みに無神経なのだ。手術にかかる時間は、早いほうが、術後の回復も早い。

余計な臓器を、念のためになどと、触る必要がないほど、早く治るし痛みも少ない。

結局、3時間かかって、麻酔が切れたら、痛くて痛くて、座薬を入れても痛みは治まらないようだった。酷く、消耗しているようだ。だが、終わったのは、事実。


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