24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

くそ!太陽

2023年08月01日 | 気象

2023年8月1日(火曜日)午前7時30分:[  26c/35c/0%  ]{ Getup0600  } 超快晴、真夏日、猛暑、酷暑、地獄の釜の蓋が開けっぱなし(閻魔大王が高齢化でボケたに違いない!たまには、蓋を閉めろ!)

昨夜は「魔法の薬」を飲んで9時過ぎに寝たら、今朝の6時近くまで、ぐっすり。真夜中にトイレに行くこともなく、寝ている間のことは、全く知らない。

昨日の朝など、この時間ではもう、フルマラソンをしたほど汗を流して、農作業の終盤だった。我が小さな畑の横に、10本の山椒の特別な苗木が植えてある。一昨年、2年物を一本5千円で買って、積雪を乗り越えた。しかも、その枝は私のせいで、大失敗して、雪の重みと寒さで、引きちぎるように折ってしまったのだ。

それでも、1mほどの高さにしか成長していないが、幹は太く、この炎天下に水もやっていないのに、立派に生き延びている。この世話を忘れていることに気がついて、昨日は、午前6時過ぎに畑に出向き、数m下の谷川のU字溝排水路に入って、スコップで泥上げして、水を堰き止めた。

次は、山椒畑の西側の伸び放題の雑草刈り。適当に刈り取って、両腕に抱え込んで、数mの土手をよじ登り、畑に運ぶ。これを何度か繰り返し、草が足りなければ、またエンジンをかけて、草を刈り取る。朝陽がガンガン照りつける場所での作業。日陰など、どこにもない。

汗は滝のように流れ、時折転げ落ちそうになる足場だが、繋ぎの後ろポケットに突っ込んだペットボトルの水を極々飲みながら、10本(いや、梅を加えて11ぽん)の背の低い苗木の根本に刈り取った雑草をしっかり敷き詰める。

それが終わったら、今度は、長い柄のついた肥杓子で、ポリバケツ2つに堰き止めておいた排水路の水を汲み上げて、数mの土手をよじ登って、根本に水をやる。これを繰り返す。途中、気が遠くなるほど息があがる。何せ、日頃、10mgのピースタバコを飲んでいる肺機能は、常人の半分も働かないはず。しかも、忘れていたが、最近、体重の減った、歯の抜けた後期高齢者(喋ると空気が抜けるし、とうもろこしは齧れない!)。百姓なんて肉体労働など、生まれてこのかたやったことがない、公家育ちの、知能労働者! あー脳みそが重い。

ありがたいことに、水は十分あるし、長い柄のついた肥杓子は、実に頼もしい。欲しいと思っていた動力や電動の水中ポンプなど、クソに思えるほど、私には楽しい作業。困るのは、流れる汗と、土手を上がらなきゃいけない水運びだけだ。

それでも何とか、全部に思い通り水をやって、とりあえず、作業を終了したのが午前7時30分。シャワーを浴びて、流れ止まない汗が引くまでに、タオル3枚、着替えたTシャツまでもずぶ濡れにして、もう一度着替え、10時のアポの現場に出かけた。

そこでも炎天下で、またまた大汗を書いたのだが、クソ暑い36度の炎天地獄が10日以上も続いている福井で、10円にもならない山椒とともに生き延びようというのだから、まあ、仕方がない。ウクライナの戦争中より、どれほどいいか。明日の命の保証がないのは、似たようなものだが、まあ、それは時の運だから、それはそれで、いいんじゃない?