福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

祝!CD化決定 福島章恭ブルックナープロジェクトvol.1 ライヴ

2014-11-15 00:01:34 | コーラス、オーケストラ

愛知祝祭管弦楽団による「福島章恭ブルックナープロジェクトvol.1」全曲がCD化(自主制作2枚組)されることになりました。

収録曲目は演奏会丸ごと。即ち、ワーグナー「マイスタージンガー」前奏曲、バッハ:ドッペル・コンチェルト、ブルックナー「8番」となります。

ただいま、テスト盤第1弾を試聴したところ。良い感じです。

ワオンレコードさんによるワンポイント録音は優秀。

今回のCDは、編集、修正、イコライジング、エコー付加など一切なし、ありのままの姿で勝負となります。

日本のプロオケはもちろん、ベルリン・フィル等、世界トップクラスのオーケストラでさえ、複数の本番やリハーサル音源までも含めて、完成品を作るのが常識となっているところ、

アマチュアの分際で、化粧ひとつないスッピン勝負というのは、まこと度胸のいることです。

演奏会場では気にならない小さなミスも、録音では気になったりするものですが、しかし、ミスやハプニングを含め、それが紛れもなき演奏の真実。

我々はその真実にまやかしの手を加えたくなかった!

と言えば、聞こえはいいのですが、実のところ、開演は13時半、午前中のゲネプロで全曲を通すことなど有り得ず、差し替えをしようにも、その音の材料がないのです。

しかし、そのお蔭で心爽やか。迷いが生まれなくて、良かった気もしています。

もちろん、この演奏をウィーン・フィルやドレスデン・シュターツカペレと同じ土俵の上で語るわけにも参りませんし、演奏会場と同じだけの深い感動をCDで追体験するのは不可能と思われます。

ただ、それでも伝わる何かはあるのではないか?

そう信じてのCD化決定です。

発売は、年明けになると思われますが、日付、価格、販売店など、詳細が分かり次第、ご報告させて頂きます。

乞うご期待!!

 

 

コメント (2)
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