今朝は、届いて間もないケーゲル指揮するシベリウス「第4」エテルナ盤を聴いている。
シベリウスの交響曲では、「第3」「第4」の2曲が取っ付きにくく、若い頃はなかなか理解出来なかったものだが、最近、とても近しいものになった。特に自然の脅威を思わせる「第4」が私の心を捉えて離さない。
ケーゲルは、いつものように、冷徹にスコアと向き合いつつも、その音に人間の情念を宿らせながら、シベリウスが抱いたであろう大自然への畏敬の念、そして、己が肉体の危うさに対する恐怖をものの見事に描ききっている。
ライプツィヒ放送響の暗い色調を最大限に生かすのは、やはりエテルナ・レーベルのアナログ盤。この黒いレーベルの盤に、一体どんな魔法が秘められているのだろう?

旧東独ETERNA 8 26 135 録音 1969年
シベリウスの交響曲では、「第3」「第4」の2曲が取っ付きにくく、若い頃はなかなか理解出来なかったものだが、最近、とても近しいものになった。特に自然の脅威を思わせる「第4」が私の心を捉えて離さない。
ケーゲルは、いつものように、冷徹にスコアと向き合いつつも、その音に人間の情念を宿らせながら、シベリウスが抱いたであろう大自然への畏敬の念、そして、己が肉体の危うさに対する恐怖をものの見事に描ききっている。
ライプツィヒ放送響の暗い色調を最大限に生かすのは、やはりエテルナ・レーベルのアナログ盤。この黒いレーベルの盤に、一体どんな魔法が秘められているのだろう?

旧東独ETERNA 8 26 135 録音 1969年