ウキウキと砂が積もる階段を上がっていくと、踊り場から見えた見えた!偉大なるアハラームが!
あまりに近くて美しいので、実感が無い。大きな写真パネルのようだ。
娘の部屋の扉に到着。
鍵をかけたり、開けたりするのに苦労しそうな頑丈そうなドア。
私は、どうもエジプトの扉の鍵の操作が苦手だ。
娘がいそいそとスーツケースを運んでくれているうちに、室内をウキウキウォッチング。
以前のマンションと比べるとスペース的には少し狭いけれど、日本の住宅事情からすると、超ぜいたく!
ベッドルームが3つ、シャワールーム、トイレ、洗面所、台所と快適そうな住まいだ。
ベッドの上に羊の抱き枕 メル君。
彼は留学時代を含めると3年半ばかりエジプト在住である。うらやましい!
そしてエジプト革命、反ムルシ政変も目撃してきた娘の長年の同志である。
今回はバスタブもあるが、水、電気事情により、お湯をはったことはないらしい。
台所は広すぎて、理科の実験室のようだ。
日本と韓国の調味料が並んでいる。
大きな冷蔵庫は必需品。中身は明日買いに行こう。
今日から暫くの間、この部屋での生活が始まる。
私はワクワクだ。
今回一緒に旅をしているテディのアハマド君は、もうすっかりこの部屋に馴染んでいる。
これから、お茶でもしながら、明日からのスケジュールをゆっくり立てるつもりだ。