今年の年賀状には「楽花迎春」と書きました。本当に 待ちに待った春の訪れです。
〇春の朝 ロバート・ブラウニング(上田敏訳) 明治35年発表
時は春 朝は7時
片岡に露満ちて 揚雲雀なのりいで かたつむり枝に這い
神 そらに知ろしめす すべて 世は 事も 無し
(神は天に在り この世はすべてよし)
この詩のように 私の周りでは和みの春が迎えられましたが、世界を見渡すと もう第3次世界大戦のきっかけが始まってしまったような不穏な映像ばかりで・・。平和を切に願います。
〇股関節友の会
初めて大きな親睦ランチ会に参加しました。和服姿の方も何人もお見かけしました。
帰りに、仲良し4人で近くのビルの刺繍展に寄りました。人気のない所でおしゃべりしていると、
50歳ぐらいの女の人が近づいてきました。てっきり、股関節友の会の方と思っていると「どこか不調はありませんか?」と聞かれ「腰が」「腕が」「右耳が聞こえないの」と答えたら(気)をと手のパワーをされて一同唖然。こんな70歳近くの猛女4人を相手に連絡先のメモ紙渡して・・。
股関節友の会って分からなかったのね。
〇読書会
今月は「オリーヴ・キタリッジの生活」 エリザベス・ストラウト(小川高義訳)
主人公オリーヴは繊細で気分屋で傍若無人って書かれていたので「私に似てる」と言ったら、長年の仲間たちも「ホント貴方にそっくりって思ったわよ!」と・・・。クソッ!
また、オリーヴは息子からも「妄想癖がある。ある時に、御機嫌だったと思うと、次の瞬間には怒り狂っている。周りの者はいやになる。へとへとに疲れるんだ」と言われるところでも、私も多分家族から そんな風に思われているに違いないって確信できました。
まだ誰にも聞いてないけど、自分を分析できるって辛いわ。トホホー。
でも、そんな毒女でも男性には恵まれるんですよ。オリーヴの夫は良い人って町の人から好かれていたし、未亡人になって、淋しさで馬鹿たれの春と思っていた74歳でも、男はできました。必要とされる居場所が見つけられる能力。ウッフン♥ 私もその時には あやかりたいものだワン。
それにしても いかつい女数学教師の40代から74歳までの港町での暮らし。どこまでも家族にしがみ付く荒涼たる心淋しいアメリカの人々。日本なら 老いることに寂しさや孤独はつきものと静かに受け入れるのに・・。
TV映画シリーズになっているそうだから、そのうち日本でも観れるでしょうね。
やっぱり春は娘のお雛様。もう10年以上倉庫でお眠り中。 1歳半のボンちゃんのお雛様よ。
今の我が家のお雛様。ペコちゃんポコちゃんもお雛様姿です。 まさしく我が家の楽花迎春。
早く 覗いてますよ ってコメントしておけばよかった・・・
お会いしたいなぁ