なんとかうまくいった...というより、なんやったの?ってな感じだった。
やりようによってはもう少し救ってあげることもできたんではと悔いが、フラストレーションが残ったけれど、それでも得るものは大きかった。
「俺、ファシリだったらできる」
いくら取れるかは別にしても、綿密な準備と、場の設定、その他もろもろの細かいことをきちっとすれば、これはできるワ、っていう自信がついた。
「いやぁ、今日はほんまにありがとう。」
「なんにもお役に立てずに」
「居てくれただけでも助かったワ。普通、ビビッて受けへん違う?」
...確かに、トレーナーをやってなかったらビビッてたかも知れない。デールやらトーストマスターズやら、見えないところで、少しずつ力がついてるついてるみたいだ。それを今日は実感できるいい経験になった。
しかし、ほんま元気なおっちゃんや。今年60とは思えない。一緒に組んだハッサンさんもほんとにいい人。デコボコ・バーチャルチームでもここまでできるんね。ほんとに楽しかったワ。今度また組めることがあったらおもろいなぁ...。
明日は幕張で仕事というおっちゃんと、
「今度は11月に京都で」
そう言って羽田のバス乗り場で別れた。