Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

なにがあってもブレない

2006-04-22 21:18:38 | Speech
ここまで見事にコケると気持ちの整理をつけないと家に帰れない。今スタバでコーヒーを飲みながらこれを書いている。Oがテニスで若造に負けたことを悔しがってたが、形こそ違えどそれと同じくらい悔しいかも知れない。これは僕にとってはスポーツの試合くらい重要なことだからだ。

完全な作戦ミス。次のパフォーマンスにいかにブリッジを掛けるか...。これが流動的になることは事前に知らされていたが、ここに賭けるしかないと、フォーカスを置いてしまった。なぜなら、ここがうまく決まればすべてよしになるし、逆にここでコケたら、何をしゃべっててもイマイチになってしまうからだ。

ブリッジは...もしもあったならかなりうまくいっていたと思う。友人でもある次のエレクトーン奏者を紹介し、「それではお聴きください」とつなぐ。彼女との打ち合わせもばっちりだった。

ところが...直前にやっぱり僕のスピーチとエレクトーンの間で歓談を入れたいといわれる。フォーカスした後半部分のカットが告げられた。急いで最初のパターンに戻そうとするけど、やっぱり間に合わない。実際立ってみると、焦って後半の余計な部分まで切って終わりにしてしまった。何より、まともな〆の言葉を用意しきれていなくて、思いっきりイマイチなスピーチになった。

初めての宴の途中のスピーチだとか、知らないひとばかり、なんていくらでも言い訳はできるけど、実力があればそんなのは問題にはならない。素直に反省して未来に活かすしかない。

せっかく指名してくれたのにごめんなさい、これ以上言えないという感じ。せっかく期待してくれたのにほんとにごめんね。

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ただ今日を通していくつかの気付きがあった。

時間を気にすることはないということ。時間を計られてスピーチをする機会が多いのでついつい気にしてしまうのが身体に染み付いているが、長々とスピーチするおっちゃんたちはまったく気にしてないわけだ。そう思ったらその場になったら内容重視で多少オーバーしたとしても、早口にまとめる必要はないということ。

席辞表に役職が書いてあっても、所詮僕の外見では純粋な日本の会社のえらい方々には「あなたのところはあれでしょ。○○系のところでしょ」程度のRespectしか受けられない。でもそれは、20台前半で社会人の試合の審判を担当するのと同じで、実力さえ示すことができれば自ずと認められるものだ。とりもなおさず、それは僕の醸し出す雰囲気や気合がまだまだ足りないということだ。若いこと、若く見えることはハンデではあるけど、自分次第でどうにでもできることだ。社内ではそれなりに勝ち取ってきたという実感があるが、外でも通用するポジションに応じた雰囲気や振る舞いも身につけなければならない。

一方で自分らしさってなんなんだろう...。無理をして居心地のいい範囲を広げることも向上するためには必要なことだけど、一方で自分の特性を認めて、良くも悪くもそれを生かすというのもやり方であるはずだ。今週のSingapore旅行で会った僕の尊敬するPeterはまさにそういうタイプだ。

取り留めなくなってしまったが、今日はこれくらいにしよう。きっとしばらくして読み返したときに、僕に何かを与えてくれるだろう。きっと書き込まれるOの鋭いコメントとともに。

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最後になってしまいましたが、Tさん、いやSさん、いい方と一緒になりましたね。やっぱりあなたが選んだだけのことはあると感服しました。きっと幸せな、あなたらしい幸せな空間を創っていくんでしょうね。またみんなでお祝いをさせてください。あらてめて...

おめでとう!!