Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

スピーチ

2005-12-01 23:03:15 | Speech
トーストマスターズやデールのおかげだなと、心からそう思った。

英語だったので決して100%納得できる内容ではなかったけれど、いやむしろ自分のポジションからしたら、英語でのデリバリーだけを考えるとpoorな内容だったかもしれないけれど、思いは伝えることができた。

最重要顧客とのトラブルが続いてしまったため、今回は業務のアウトソース先であるインドはチェンナイにある子会社に対応の協議のために、来月からこのエリアを見てもらう新しいHeadとともに乗り込んだ。

現地のヘッド、マネージャークラスとのミーティングに加えて、10分でいいから、日本のプロセスに関わっているチームメンバー全員とのブリーフィングの時間を作ってほしいとお願いして、話をさせてもらった。自分流のスピーチ。プロジェクターも用意してくれたけどパワーポイントなんかは使わずに、5-7分程度を目安にポイントを絞って語りかけた。

...法的な話をしたら私たちにとってみんなはサービスプロバイダーであるわけだけど、私たちにとってはここのチームは一緒に働くパートナーだ。仕方なくお互い何千マイルのかなたにいるけれど、あたかも同じフロアーで一緒に仕事をしているチームなんだ。

今日はみなさんに日本のお菓子をもってきました。○○と○○、開けるのを手伝ってくれる? どう? きれいでしょ? もちろん、毎日こんなのを食べてるわけじゃないけど、これは別に天皇陛下しか食べられないような高級品ではない。ちょっとした機会にもっていったりするごく一般的なものです。

僕自身もときどき思うけど、この包装なんか他の国の人から見たらあきらかにtoo muchだよね。でもね、これが日本のお客様が求めている品質なんです。このクオリティーを達成できなかったら、お客様は満足してくれない。僕らは日本でのビジネスを失うことになる。

僕らのProductに例えてみるなら、この包装は東京支店の仕事。そしてこの中身を作るのは他でもないここにいるみんななんだ。

Can WE make it?

わたしたちみんながコミュニケーションをよくして、一つのチームとして取り組めば、僕はそれができると信じている...

英語だったから、やっぱり思うように、イメージどおりに話ができなかった。でも、

・初めての連中を相手にまずもってスピーチをかまそうと思えること
・ちょっとした準備でスピーチを組み立てられること
・そして、やっぱりやめたいよなぁと思っても、いやまぁできるよと思いなおせること
・ぎりぎりまでミーティングしてても、すぐに切り替えて話ができること

これは間違いなく、TMやデールを通して身に着けた、自分にとっての財産だと思う。

帰りに、

「お前のスピーチはすごく印象的だった。日本で求められるクオリティーがどれだけ高いのかすごくよくわかったよ。ぜひあの箱をとっておいて、どこかに飾って、日本で求められるレベルを常に意識できるようにしておきたいと思う。ほんとうにはるばるChennaiまできてくれてありがとう」

そう現地のヘッドに言われて嬉しかった。

「今日こうしていろいろと話ができたことで、一緒にチームとして仕事をしていくベースができたと思う。これから、コミュニケーションをよくしてよりよくしていこうよ」

「まさに俺もそう話してたところなんだ。ほんとうにありがとう!」

これからの緊密なやりとりを通してお互いに改善の努力、協力をしていくことを誓って別れた。まぁなによりもこれからが重要! がちがちフォローアップをしていかないと。