先々週末の新月期は仕事が終わらず、遠征を断念しました。
強風下、遠征した友人は、
「最高の空だったよ・・・。」
・・・まあ、そんなものですね。自分が行けなかったときに限って・・・。
というわけで、忙しい1週間を過ごした先週末、撮影に行くことができました。
月齢の関係で、ラブジョイ彗星が好条件で見えるのも最後になりそうです。
個人的にはいろいろあった週でしたので、たまりにたまったストレスの解消も兼ねていました。
月没が21時30分頃ですので、いつもより遅い現地集合です。
スーパーで夜食や飲み物(!)を買い込んで行きましたので、打ち合わせた時間には若干の遅刻。
もう皆さんは機材の組み立ても終わり、準備完了といったところ。
遅まきながら自分もセッティングをすませ、彗星を導入します。
ガイディングスコープの小さなファインダーでのぞくとはっきりした彗星の像がすぐに捉えられました。
明るさもまだ十分に明るいです。
もっとも、近日点通過はこれからですから月さえなければしばらくは十分に見えるはずです。
テスト撮影の結果、露出は前回よりも延ばせそうです。
空が暗いというより、光害の影響を受けにくい方角になったせいでしょう。
8コマを1セットにして露光を繰り返しました。
400ミリの写野いっぱいに伸びる尾を写すことができました。
余談ですが、この尾はいわゆるイオンの尾で、電離した分子(CO+など)が太陽風に吹き流されてできるものです。
イオンの尾がまっすぐに伸びている姿から、太陽風が安定して(乱れることなく)吹いていることがわかります。
ラブジョイ彗星(1月24日)
キヤノン FD 400mm F2.8L (自作F3.3絞り)LPSP2フィルター
1分30秒露光×8枚
キヤノン EOS 5D MkⅡ(赤外改造)
群馬県藤岡市
強風下、遠征した友人は、
「最高の空だったよ・・・。」
・・・まあ、そんなものですね。自分が行けなかったときに限って・・・。
というわけで、忙しい1週間を過ごした先週末、撮影に行くことができました。
月齢の関係で、ラブジョイ彗星が好条件で見えるのも最後になりそうです。
個人的にはいろいろあった週でしたので、たまりにたまったストレスの解消も兼ねていました。
月没が21時30分頃ですので、いつもより遅い現地集合です。
スーパーで夜食や飲み物(!)を買い込んで行きましたので、打ち合わせた時間には若干の遅刻。
もう皆さんは機材の組み立ても終わり、準備完了といったところ。
遅まきながら自分もセッティングをすませ、彗星を導入します。
ガイディングスコープの小さなファインダーでのぞくとはっきりした彗星の像がすぐに捉えられました。
明るさもまだ十分に明るいです。
もっとも、近日点通過はこれからですから月さえなければしばらくは十分に見えるはずです。
テスト撮影の結果、露出は前回よりも延ばせそうです。
空が暗いというより、光害の影響を受けにくい方角になったせいでしょう。
8コマを1セットにして露光を繰り返しました。
400ミリの写野いっぱいに伸びる尾を写すことができました。
余談ですが、この尾はいわゆるイオンの尾で、電離した分子(CO+など)が太陽風に吹き流されてできるものです。
イオンの尾がまっすぐに伸びている姿から、太陽風が安定して(乱れることなく)吹いていることがわかります。
ラブジョイ彗星(1月24日)
キヤノン FD 400mm F2.8L (自作F3.3絞り)LPSP2フィルター
1分30秒露光×8枚
キヤノン EOS 5D MkⅡ(赤外改造)
群馬県藤岡市
私はワイドレンズに特化した写真を目指します。
焦点距離が長い分、彗星本体近くの尾の明るい部分を写していますので、
良く写っているように見えますが、角度的にはそんなに長くないはずです。
焦点距離が短いと広角になるので、見た目には尾が短く薄くなってしまうのではないかと思います。