きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

今年最初の染色教室

2020-01-20 06:20:00 | 染色
今日は今年最初の染色のお稽古

Mさんが来てくれた。

HMさんは、
今日は田舎に帰る為、お稽古は別の日に。

HYさんは、
昨年引っ越しをされ、仕事も退職されて、
娘婿さんが開業した飲食店の手伝いをされている。
お店も順調で、昨年は3〜4回しか、お稽古に来られなかったが、
それでも、
染色を諦める事なく、続けてくれている。

昨日、「今年もよろしくお願いします」と、お手紙をいただき、嬉しかった。

Mさんも、HMさんも、HYさんも、
皆さんお忙しい方…
それでも、好きなことを続けるのに、
忙しいは、障害にはならないと…
教えてくれた。

今年も皆さんと、教え、教えられ、
染色が一緒にできる事に、
感謝しています。🙏

頑張りましょう!

今日はMさん一人

11時に、来られた。
「電車に酔ったみたい」と…
大津から電車を乗り継ぎ、来て頂いているので…。

熱いお茶を飲んで、少し休んでもらうつもりが、
ついつい、孫の話が弾んで…
(親バカならぬ、ババ馬鹿)
気が付けば、時計の針は、12時を回っていた。

午前中、何もしないまま、
Mさんが持ってきてくれたお弁当で昼食にした。



用意した豚汁と、Mさんの差し入れのお弁当と、苺や春巻き…
美味しく頂いて、
やっと腰を上げて、染色。

今日は、Tシャツの生地を淡いグレーに染めた。



次のお稽古で、模様をつける予定。

ハンカチで、以前私が作っていた巾着を講習会で作りたいと、言われたので、

ハンカチをシリヤス染料の黒で染め、
その後、スレン染料の赤で染めてツートンカラーに。







こんな風に折って、サイドと紐通しを縫えば出来る。

私は、香川から帰ってきて、体調を崩してしまったが、
熱は無いのに、咳が長引いて、
時々、咳き込みながらのお稽古
(大変失礼しました)

一度体調を崩すと、なかなか元に戻れなくなったなぁ〜
(年寄りアルアル…)
昔のようにはいかなくなった。

でも頑張る💪

いま、浴衣の染めに掛った所…。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西洋美術の読み方

2020-01-16 09:20:00 | 生涯学習大学
1月15日
今日は、今年初めての、宮水学園芸術コースの講座日だったのに、

昨日から、38.5度の熱がでて、寝込んでしまった。

休みたく無かったので、意地にでも治そうと思った。

夜中に
何度も大汗をかき、
何度もトイレに行きたくなって、
ぐっすりとは寝られなかったが…

それでも、明け方には、
平熱に下がった。

意地で、風邪が治せるんだ🤧
(本当は薬が効いただけ…)

熱は下がったが、
咳も出るし、喉も痛いし…
いつまた熱が出るか、少々不安もあった。

それに、外は風も強く寒い…ので、
自転車で行くのを諦め、バスに乗った。

今日の講座は、
「西洋美術史の読み方」
講師は、
神戸大学大学院の教授、宮下規久郎先生

西洋美術史…難しそう

美術館には、よく絵画を見に行くが、
西洋美術史などは、特に学んだことがない。

最初に、
美術の読み方(見方では無い…と、おっしゃった)
は、自分勝手に、好き嫌いで見るのは、
間違っている…と言われた。

今まで、美術や芸術は、自分の感性で
見聞きすればいいと、言われていたので…。

これは衝撃だった。

でも、西洋美術には、
描かれている全てに意味がある…

絵画の中の、手の仕草や、壁の鏡や、
無造作に置かれているリンゴやみかんにも…全て意味があるそうだ。

夫婦像の中には、絶対猫が描かれる。
それは絶対で、
描かれていないのは、兄弟か、
夫婦でない関係…だそうだ。

そう言われれば、猫を抱いている男女の絵画をよく見るわ👀

もう一つ、ミレーの「種をまく人」は
有名な絵画で、私でも知っている。

種をまく人は、農夫だと思っていたが…

皆さんは知っていましたか?

種をまく人=キリスト

初耳

今日これを知っただけで、すごく得した気分になった。

外国では、西洋美術史を小さい頃から学んでいるが、
日本の学校教育では、西洋美術史を教えない…。
西洋美術史を見るには、
知識が必要で、
そこから、西洋美術史が読み取れる…のだと、言われた。

西洋美術史、面白かったので、もっと勉強したいと思えた事、
神戸大学大学院の教授に、講義をして頂いた事、

今日は何と
幸運で光栄で、
価値ある1日だったのでしょう。

価値ある一日…見落とさないように
生きる…
それが大事だと思う。


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020-01-12 22:11:00 | 日記
当初の予定より、4日遅れての帰宅

8日、鳴門の橋の手前で、暴風の為、
通行止めになり
引き返した時に乗っていたバスと、
同じ時間のバスに、今日乗った。

観音寺のバス停に、
息子家族全員が、見送りに来てくれた。

6歳の孫は、
「橋が壊れますように…」と、手を合わせて、祈っていた。🙏

どうして?…と、聞くと、
「だって、おばあちゃんが、戻ってくるでしょ。ず〜っと居て欲しいから…」と、

嬉しいことを言ってくれる…が、

そろそろおばあちゃんも、自分の家に帰りたいよ〜。

バスが動き出すと、
8歳の孫は、バスの後を追いかけて走ってくれた。

バイバイ、
見えなくなるまで、手を振って、別れたけど、
2月に、また会えるね。

膝の上の鞄の中に、
8歳の孫が、「バスの中で開けてね」と、
渡してくれたプレゼントが入っている。🎁

それは、"おばあちゃんにプレゼント"
と、
孫の字で書かれた白いコピー用紙で包まれ、
セロテープで何カ所も止められていた。

その不細工さも可愛い❤️

その中に、
みかん一個と、自分のおやつの、
お菓子や飴やグミが入っていた。

大丈夫かな?
おばあちゃんにプレゼントしたら、
自分のおやつが足りなくなったんじゃない?

今の内
可愛い孫も、元気なおばあちゃんも…

いつか、それが遠い昔になることを、
知っている。

成長していく孫と、老いていくおばあちゃん…
止めたくても、
どちらも止められない事も…

だから、今、今を大事にしたい。

今年の年末年始は、孫とも息子とも、
ずっと一緒にいた。
よく遊んだ。

神社の石段、全部で何段登ったのだろうか…

孫に手を引かれながら…

バスが走る…🚌
我が家が近くなると、孫から遠く離れるけど…

心に染みた思い出は、
写真より、色鮮やかで、
いつまでも褪せることがない…と、
思う。

しみじみと、
今の幸せを噛みしめながら、

孫にもらったプレゼントの中の赤い飴を、🍬
一つ口に入れた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満月の夜の散歩

2020-01-11 09:43:00 | 日記
「今夜は満月!外がすごく明るいよ」
との、ママの声に、
8歳の孫が
「夜散歩に行こう!」と、私を誘ってくれた。

朝散歩は孫とよく行っていた。

水疱瘡で学校に行けず、元気を持て余し、
(熱もなくて、元気なので)
退屈している孫は、
行く気満々…

ダウンコートにフードを着て外に出た。

おぉ〜寒!

昼間お天気も良く真っ青だった空に、
まん丸なお月様…




キーンと冷たい空気は、星を一層ハッキリと輝かせて見せてくれていた。
(残念ながら、星座の知識は無い)

「おばあちゃんのベランダからもお星さんは見えるけど、
田舎のお星さんは綺麗だわ!」

思わず出た言葉が、
静かすぎる田舎の夜に、大きく響いて、
自分でびっくりした。

そんなおばあちゃんの言葉に、
孫は、
「そうなん?僕、田舎にいてよかった」…と、

二人で田舎の夜道を空を見上げて歩いた。




ママが「外は明るい」…と言ったけど、
街灯のない田舎の道は真っ暗…

街灯や商店街の店の明かりで、
夜でも煌々と明るい都会でいると、

田舎の夜の暗さを勘違いしていた。

孫が持っていた小さな懐中電灯では
足元も危ういし
真っ暗な夜道は怖い…

案の定、
真っ暗な道で何かに躓き、
私は前のめりに、倒れた。

痛い!

「大丈夫?」
8歳の孫に心配された。
(情けなや)

小さな懐中電灯の明かりで、メガネが壊れていないのを確かめ、

「大丈夫」と、起き上がった。

掌を擦り剥いたようで、冷たい風が染みてヒリヒリした。

まんまるお月さんは、二人の跡をついてくる。
私たちも
何も無かったように、月を見上げていた。

「満月を見られて、幸せ!」
8歳の孫が言った。

おぉ!

幸せは、おばあちゃんの口癖…

そして大好きな「ちめいど」の
「はんぶんこ」の歌に、

ビスケット はんぶんこ
幸せが 二つになる…
と、歌詞があり、

何かにつけ、孫達と良く歌っていた。
時には、
幸せが三つになる~…事もある。

孫の口から、
自然に「幸せ!」の言葉が出たのに
感動した。

「おばあちゃんも痛いけど、満月見られて、幸せ!」と、
声にして、

心の中で、幸せが、
二つにも三つにもなっていくのを感じていた。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

引き戻されたのにも、意味がある。

2020-01-09 16:44:00 | 日記
昨日、我が家に帰る為に、
乗った高速バスが、🚌

淡路島に渡る鳴門の橋の手前で、
暴風の為、通行止めになり、
敢え無く
出発点の観音寺まで戻る羽目となった。

往復5時間余り…
動かずに座ったままの時間…

イライラと、ガッカリで、すごく疲れた。

翌日、出直して帰るつもりで、
戻って来ると、
待っていたのは…

昨日、三学期の始業式に行ったばかりの、 
8歳の孫の水疱瘡…

元気そうだが、学校には行けない。

でも、
パパもママも働いているので、
急には休みが取れ無いとの事…

暴風で帰れなくなり、戻って来たとは言え、
引き戻されたのにも、意味がある??

意味があるから、引き戻された…ような気がする。

正直、早く帰りたかったが…

年末年始、色々連れて行ってもらい、楽しい思いもした。
沢山の美味しいお料理もご馳走になった。

息子家族とは言え、
それなりのお返しをするのが礼儀だろう…。

私を必要としてくれていたから、
引き戻されたのだ…。

橋が渡れなかった意味は、
ここにあった。

無駄では無かった。

人生に無駄など無い…

18歳で社会人になった私に、
始めて先輩が教えてくれた言葉。

昔から、一途で、
寄り道も無駄なことも、嫌って来た。
そんな小娘を心配して、教えてくれたのだろう…が、

その性格は、治らないまま。

この歳になり、ようやく分かって来た。
(遅すぎ!)

寄り道してこそ見つけられる幸せも…

無駄だと思っていた事の中に、
掘り出し物の宝があることも…

この歳になり、分かった。

そして、生まれて来た人にも、
生まれて来た使命と役割があるように、

無駄な人などいないと言うことも…

まだ、
私にも、私の役割があるようだ…ね

もうしばらく、孫の世話だわ








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする