きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

西洋美術の読み方

2020-01-16 09:20:00 | 生涯学習大学
1月15日
今日は、今年初めての、宮水学園芸術コースの講座日だったのに、

昨日から、38.5度の熱がでて、寝込んでしまった。

休みたく無かったので、意地にでも治そうと思った。

夜中に
何度も大汗をかき、
何度もトイレに行きたくなって、
ぐっすりとは寝られなかったが…

それでも、明け方には、
平熱に下がった。

意地で、風邪が治せるんだ🤧
(本当は薬が効いただけ…)

熱は下がったが、
咳も出るし、喉も痛いし…
いつまた熱が出るか、少々不安もあった。

それに、外は風も強く寒い…ので、
自転車で行くのを諦め、バスに乗った。

今日の講座は、
「西洋美術史の読み方」
講師は、
神戸大学大学院の教授、宮下規久郎先生

西洋美術史…難しそう

美術館には、よく絵画を見に行くが、
西洋美術史などは、特に学んだことがない。

最初に、
美術の読み方(見方では無い…と、おっしゃった)
は、自分勝手に、好き嫌いで見るのは、
間違っている…と言われた。

今まで、美術や芸術は、自分の感性で
見聞きすればいいと、言われていたので…。

これは衝撃だった。

でも、西洋美術には、
描かれている全てに意味がある…

絵画の中の、手の仕草や、壁の鏡や、
無造作に置かれているリンゴやみかんにも…全て意味があるそうだ。

夫婦像の中には、絶対猫が描かれる。
それは絶対で、
描かれていないのは、兄弟か、
夫婦でない関係…だそうだ。

そう言われれば、猫を抱いている男女の絵画をよく見るわ👀

もう一つ、ミレーの「種をまく人」は
有名な絵画で、私でも知っている。

種をまく人は、農夫だと思っていたが…

皆さんは知っていましたか?

種をまく人=キリスト

初耳

今日これを知っただけで、すごく得した気分になった。

外国では、西洋美術史を小さい頃から学んでいるが、
日本の学校教育では、西洋美術史を教えない…。
西洋美術史を見るには、
知識が必要で、
そこから、西洋美術史が読み取れる…のだと、言われた。

西洋美術史、面白かったので、もっと勉強したいと思えた事、
神戸大学大学院の教授に、講義をして頂いた事、

今日は何と
幸運で光栄で、
価値ある1日だったのでしょう。

価値ある一日…見落とさないように
生きる…
それが大事だと思う。



















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