きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

戦争を語り継ぐ

2018-11-01 20:45:40 | 生涯学習大学
11月1日 生涯学習鳴尾大学は、
武庫川女子大学の
日下記念マルチメディア館で開催された。

講義は、
〜戦争を語り継ぐ〜ホロコーストと戦った人々

杉原千畝、シンドラー、ショル兄弟、コルチャック先生

講師は、
武庫川女子大学共通教育部教授
河内鏡太郎先生

ホロコースト…
第二次大戦中にナチス、ドイツがユダヤ人に対して行った大量虐殺。
ヨーロッパにいた1100万人のユダヤ人のうち、
600万人が殺害された。
このうち150万人が子供。

アンネ、フランクもその一人。

アンネは1929年生まれ、
生きていれば、89歳…ずっと昔の人のように思っていたが…

2時間の講義…全部書き、伝えたいが…ムリ

ノーベル平和賞を受賞した作家
エリ、ヴィーゼル(1928〜2016)

ルーマニア出身のユダヤ人
アウシュビッツの体験を「夜、夜明け、昼」の三部作とした。

その言葉…

「あの時代は、どこもかしこも闇夜だった。
慈悲の門は全て閉ざされ、
開かれた扉は、
天にも地にも無いように思えた。

外の世界は迫害を加担するか、無関心を示すかだった。

しかし、わずかながら、思いやる勇気を持った人々がいた。

ホロコースの最中にユダヤ人を助けた心正しき人々のことを知り、
彼らから学ばなければならない。

感謝と希望を持って、彼らのことを記憶し続けなければならない」=「思いやる勇気」


その彼らが、
杉原千畝、シンドラー、ショル兄弟、コルチャック先生。

杉原千畝
1900年生まれ、
第二次大戦時、リトアニアの首都カウナス領事。

本国の訓令に反して、通過ビザを発給し、
6,000人のユダヤ人の命を救った事は有名だ。

当時救った命は、6,000人だったが、
今、その子孫は5万人…

1つの命の重さを知らされ、胸が熱くなった。

私は、辛うじて、戦争を知らない子供たち…
(こんな歌が流行ったね)
だが、
少しは知っているつもりでいたが、
詳しくは知らないことが多過ぎた。

講義中に流された映画の場面…
ほんの少しの時間だったが…

これは真実…
忘れてはいけない真実の歴史…

戦争の残酷さ…に、
目を背けたり、無関心になってはいけない。

先生の言葉で、
戦争は終わってはいない。今は戦後では無い。
戦間なのだ。

戦争が起こる可能性はある。
ホロコーストの加害者になる可能性もある…

その言葉が印象的だった。

平和は当たり前では無い…






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