きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

今年も終わり

2016-12-16 10:18:08 | 田舎日記
8時30分の少し前にタクシーが家まで迎えに来てくれた。
勝手口の戸を開けると、キーンと刺すような冷気を全身に浴び、
「寒‼︎」思わず口から出た。

北の讃岐山脈の峰も、南の四国山脈の峰も、うっすらと白い雪を被っていた。

まだベットから起きて来ない父に
「帰るよ!」と、声を掛け、
テーブルの上の朝食にキッチンパラソルを被せ、家を出て来た。

今から我が家に帰る。
田舎の小さなバス停から、バスに乗り込むと、
バスの中の暖かさと、帰れるという安堵感で、
縛られていた鎖が解けるような開放感に包まれた。

今年も終わった!!
無事に…⁉︎

父の痴呆の進行や、思いがけない怪我や、
夏の暑さで体調を崩しての入院や、
色々あったが、それもこれも、乗り越えられた。

乗り越えられる自力が有るのは、素晴らしい‼︎
立派だと、父を褒めてあげたい1年だった。

今年を表す漢字が発表され、金になった。
金メダルラッシュと、金まみれの政治の金だそうだ。

さてさて私の1年は…老だね。

父の頭や体力の老いに振り回された年でもあったが、
自分自身の体力の老いも痛感した1年だった。

疲れた!…と思うことも多くなったし、
疲れの回復も遅くなった。

若いつもりでも、来年は69歳になるんだものね。
いくら気負って見ても、体は正直だわ‼︎

来年は、60代最後の年を迎える。

最後の60代…自分の技を極めたい
そして、迎える70代は…挑戦することを諦めないで生きたい。

まだまだ老いだなんて言ってはおられないよ。
父の歳までとは言わないが、
頑張れる自分で居たいね。
コメント
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