孫と一緒のお正月

新年から、2日が過ぎた。

今年初めて、おせちもお餅も手作りせず購入する事にし、
大掃除も、程々にして、
ゆっくりしたいと思っていたのに、
年末というだけで、なんでこんなに忙しいのだろうか？

頼りにしていた父が、出来なくなった分、
私のする事が増えた事は確かだが、
ずっと、立ちっぱなしの動きっぱなしだった。

1日に、次男夫婦が孫三人を連れてきてくれ、
手抜きをするつもりのお正月が、忙しくなった。

おせちの代わりに、パエリアと豚の角煮を時間をかけて準備した。
父と二人の食事が、一気に五人増えると、
量も賑やかさも、想像をしていた以上…。

2日は、孫三人を連れて、ゆめタウンに行った。
年末に忙しくて、クリスマスプレゼントを送ってやれなかったので、
三人分の服を一緒に買う事にしていた。

孫三人（6歳と4歳と2歳）を連れての買い物…。
子育てをした人なら、想像できるでしょう。

目を離すと、何処かに行ってしまうし、
買い物に飽きると、すぐにグズルし…。
（あなたの買い物なのに…）
もう大変大変！

大変！大変は体力的な事で有って、
それは、心では無い。

帰り際に、
「もっとお婆ちゃんと一緒に居たい‼︎」と、言って大泣きしてくれる孫に、
また、おいで…と、抱きしめて言う。

あと何年、
そう言って泣いてもらえるのだろうか？
この大変さこそ、
お婆ちゃんとしての幸せと喜ばなければ…。

年末に田舎に帰ってから、ずっと忙しかった。
やっと、コタツの中で足を伸ばすと、
張り詰めていた気持ちが解け、
疲れが、心地よい幸せに変わっていくのを感じていた。