田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

病院を見極める目を

2008年01月03日 | ボランティア

1月3日

今日も曇天で、雪がチラチラ舞っています。
昨夜は、”明日はゲレンデに出よう”と思っていたのですが、日和見
スキーヤーのことですから、今朝の空模様ですぐ方針を転換して
PCに向かっています。

年末にかけて、網膜剥離友の会にご相談を寄せられていた方から、
何通か礼状を頂いた。今年も、こうしたご相談に真摯にお応えして
いきたいと念じています。

始めの方は、妹さんが、ある著名な大学病院で「アトピー性の白内
障と網膜剥離」と診断されたにも拘わらず、担当医から”様子を見
ましょう”と言われ、(このままでは失明してしまう)とショックを受け、
ご相談を寄せられました。

 ”ひろし様
  
  お世話になっております。
  ご連絡が遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。
  
  手術はT先生に執刀して頂きました。
  西葛西にある『井上眼科病院』に入院し、T先生にご足労頂いて
 手術をして頂きました。
  手術が終わったのは午前0時半と遅くなりましたが、無事に終わ
 り、本日退院できるまでに回復しました。
  
  素晴らしい先生をご紹介頂いて、ありがとうございます。
  今後も、T先生のところでお世話になります。
  本当にありがとうございました。 山下M”

次は、自閉症のご子息が網膜剥離になり、近くの大学病院で手術の
日程まで決まっていたのに、直前になって、”リスクがある”云々で
手術が順延となり、ご相談いただいた方です。

 ”ひろし様

 アイケア名古屋のA先生をご紹介いただきました。加藤でござい
 ます。

 お蔭様で、21日硝子体手術をしていただきました。A先生のおか
 げで網膜は、復位できました。黄班部にかかっていて、剥離して
 いた期間も長かったので(十分な)視力の回復は望めませんが、
 見えるようになり大変うれしく思っています。

 28日に抜糸をしていただくことになっています。 術後も順調に
 過ごしています。

 ひろし様からのメールで本当にどん底から救われました。
 ありがとうございました。友の会にも入会させていただき、
 今後の支えに させていただきます。加藤K”

これらのご相談に共通していることは、大学病院の治療が必ずしも
患者の意に沿うような内容になっていないことです。

勿論、しっかりした体制と患者本位の治療で実績を上げている大学
病院もあるので、一概に「大学病院はダメ」とは言えませんが、
要は、患者の側が病院の良し悪しを見極める目を持つこと及び、
信頼して治療を任せられる医療機関を探し出す労力をいとわない
ことです。

その点、難病であればあるほど、患者の会などにご相談なさること
をお勧めします。


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