現役のオーディオ・音楽評論家が書いたオーディオ入門書。
「クラシックジャーナル」 3~12号連載。
単にハードウェアとしてのオーディオ論でなく、この名曲を聴くためには、少なくともこの程度の装置が必要と、その音楽の聴きどころに合わせ、具体的な機種名を上げているのでイメージし易い。
ただ、プレーヤーにせよアンプにせよ、それぞれの機種は、年ととともにどんどん変わって行くから、この本には「賞味期限」があると言えよう。
2005年10月の出版で、紹介されている機種の内、ある部分は市場から姿を消してしまっている。