今朝の新聞(朝日)に小さな囲み記事が出た。
「福島県議長、怒りの退席」という記事だ。
15日、自民党の資源・エネルギー戦略調査会が開かれ、これには、原発立地の13道県の議会議長が招かれた。
出席者から再稼動を求める声が相次いだのを受けて、福島県議会議長は、「事故の責任も収束できず再稼動させるなら共に議論できない」と、退席したという。
これはもっともな話だが、この会合で、北海道議会の議長は、「再稼動の手続きを速やかに詰めて、お知らせいただきたい」などと述べ、露骨に再稼動を後押ししたという。
道議会は、先に、大間原発の再着工に慎重を期すべきとの決議を採択したばかりではないか。他県の原発は止めろと言いつつ、地元では再稼動推進では、ダブルスタンダードと言われても仕方あるまい。