昨日は節分で、豆まきをしました。
ただ、まいた豆は中国産のピーナツで、これが日本の鬼に通じたかどうかは、はなはだ疑問です。「殻付き」なので、(鬼に)命中しても痛くも痒くもなかったでしょう。
また、節分と言えば、季節も冬から春への移行を感じるのが普通でしょうが、実際は、前日の春(+4℃)から冬(-4℃)へと真逆でした。外は、終日、猛吹雪でした。
加えて、夕方、ベランダに積もった雪を片付けようとしたら、前日、雨でシャーベット状になった雪を雪捨て(直径1.5mほどのすり鉢状の)穴に下ろしたのですが、それが大きな氷の塊になっていました。
そこで先ず、これをツルハシで砕いて掘り起こす作業から始めなければならず、大汗をかいてしまいました。
という訳で、今年の節分は散々でした。
ただ、豆まきを終えて(歳の数の1割ほど)食べたピーナツが小粒ながらとても美味しくて、これが救いでした。
蛇足:なぜ、北海道ではピーナツをまくのか?
"北海道(東北、信越の一部)では、落花生をまくのが節分の風習として定着し、スーパーでも落花生が並ぶのが当たり前だそうです。伝統的な大豆から落花生に変化したのは「昭和30年代、北海道からはじまった」(全国落花生協会)そうです。
なぜ北海道か?
開拓文化で物事を合理的に考える道産子は、「雪の中でも落花生なら拾いやすい」「食べ物が粗末にならない」「大豆は夏の豆だが、落花生は秋冬の豆。カロリーも高いので寒い地域で好まれる」などの理由から落花生を撒くようになり、それが雪の多い東北や信越地方にも広がっていったようです。"