田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

14歳の天才少女

2008年04月27日 | 音楽三昧

今日のニセコは雨模様です。
このところの晴天続きで乾燥が進んでいたので、田畑には恵みの雨
です。拙宅では、積み上げた割ったばかりの薪に急いでカバーをかけ
てまわりました。

CS音楽放送ミュージックバードは、この5月に、CH7「THE CLASSIC」で
”カラヤン伝説2008”という特集を組んでいます。これは、カラヤンの生
誕100周年を記念して、世紀の帝王カラヤンの音楽を集中して聴こうと
いう企画です。

そして、その番組誌「CLASSIC」では、カラヤンと縁の深かったソリスト
の紹介も行っています。ゆかりのソリストと言えば、何といっても
ヴァイオリン奏者のアンネ・ゾフィー・ムターですが、彼女が14歳のとき、
カラヤンに見出され競演したモーツアルトのコンチェルトは有名です。

1978年、14歳のムターと帝王カラヤンの競演が繰り広げるモーツアルト
の世界は、溌剌としたとても好感の持てる演奏です。下の写真の左側の
ジャケットがそうですが、カラヤンの(めずらしく)やさしい眼差しの先に、
初々しい少女のムターがヴァイオリンを手に瞑目しています。

とても良い写真ですが、右は現在(44歳の)ムターとCDジャケットです。
このCDは、父君のアンドレ・プレヴィンの指揮で弾いたチャイコフスキー
のコンチェルトです。これも妖艶なすばらしい演奏です。

久しぶりにこのLPを聴きました。現在はCD全盛ですが、こうして聴くLP
の音もすばらしいと思いました。


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