田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

孤独死

2012年11月29日 | 田舎暮らし

地元(倶知安町)で、孤独死しミイラ化した男性の遺体が発見されていたというニュースには、心底驚いた。

これは、民放の夕方のニュースで、行政のあり方を問うという内容で放映されたものだが、本年7月23日、町営住宅に住む73歳の男性が、死後約4ヶ月ほど経った遺体となって発見されたのだという。

町役場には、5月頃、近隣住民から「最近姿を見ない。確認してもらえないか」との連絡があったが、町はプライバシーの保護の観点から、部屋の鍵を開けて確認をするのは難しいと説明していた。

一方、男性が生活保護を受給していたことから、所管の後志振興局(道の出先機関)に連絡していたという。

これを受け、振興局のケースワーカーが7月に2回訪問したが応答がなかったため、警察官を伴った町職員が部屋の鍵を開けて室内に入ったところ、孤独死している男性を発見した。

結局、近隣住民が気付いてから発見されるまで、尚、2ヶ月もかかったわけで、この間の行政の対応に問題はなかったかという内容であった。

小生自身も町に住む友人を孤独死で失っており、上記の経過はとても他人事とは思えない。


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