米国の愛好家が所蔵していたピックアップ(音拾い器)が、遥々、フロリダからやって来ました。
日本製ですが、とても高価(12~60万円)で、例え購入するにしても2~3ヶ月待たなければなりません。
そこで、例によって米国のオークションサイトを通して、中古だが程度の良いものを購入することにしました。円高の折、値段もまぁ手ごろ(定価の1/3ほど)でした。
このモデル(LYRA)の特長は、レコードから拾い出してくる音が繊細で音数が多く且つ、ガッツもあるのです。つまり、リッチなオニオンスープを味わうに似た音楽を奏でます。
カルフォルニアの輸入業者から届いた小さな荷物(クロネコ扱い)を解くのももどかしく、早速、プレーヤーにセットして音出しをしてみると、豊麗な別世界が広がりました。
それ以来、遠来の友との交歓が続いています。