昨日から冷たい雨が断続的に降り続いています。
今朝の気温は、8.8℃。一雨毎に秋が深まって行くようです。
昨日は、原発事故をめぐっていろいろな動きがありました。
一つは、国会に「原発事故調査委員会」の設置が決まったということ。
先に、東電が黒塗りの緊急停止手順書などを国会に提出した経緯もあり、強い調査権限を持つ「委員会」の真摯な活動に期待したいと思います。
二つには、九州電力の「やらせメール」問題で、同社の調査委員会が、古川佐賀県知事の関与があったとの調査結果を提出した由。九電の対応が注目されます。
三つには、福島第一原発の20~30km圏に設定されていた「緊急避難準備区域」の設定が解除されたというニュースです。とは言え、除染に手付かずの状態では、住民は、安心して自宅に戻れないのが実情のようです。
四つには、あの有名な「原子力安全・保安院」のスポークスマンが勤務中にも不適切な行為があったとして、停職1カ月の懲戒処分になったとのこと。
一方、スイスの全州議会(上院)で、国内にある原発5基の稼働を34年までに段階的に停止する政府方針が承認され、6月の国民議会(下院)での可決と合わせ、この方針が決定される運びとなった由。