田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

今さらですが・・・ニューイヤーコンサート07

2007年02月19日 | 音楽三昧

まったく、ブログになっていないのですが、今年のニューイヤーコンサートの様子を
お知らせしようと思います。

1月16日、札幌コンサートホールKitara大ホール。
ソリストにソプラノの幸田浩子さんを迎えた、フランツ・リスト室内管弦楽団のNYコンサートを
聴きました。お正月にふさわしく、幸田さんの伸びやかな歌声と手馴れた曲をさも楽しそうに
演奏する室内管絃楽団の演奏に酔いしれました。

フランツ・リスト室内管弦楽団は、1963年、ハンガリー、ブタペストのフランツ・リスト音楽院の
同窓生によって結成され、同国内では勿論、ヨーロッパ各地、各種の音楽祭などにも
参加し、年間30~35回もの演奏会を開いている由。レパートリーは、モンテヴェルディから
モーツアルト・ロマン派から現代までと、とても広く、何よりも20名弱という構成から、その一体感
あふれる演奏が見事です。

幸田浩子さんは、イタリヤ、ボローニャ在住のソプラノ歌手で、高い実力と華のあるステージで
今、最も注目されている演奏家のひとりです。今回のコンサートでも、人間の歌声が、他の
どの楽器による演奏よりも説得力があることを示してくれました。
特に、J.シュトラウスの「春の声」は圧巻でした。

プログラムは、下記のようになっていますが、やはり良かったのは、モーツアルトの
「アレルヤ」モテットと「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、J.シュトラウスの「春の声」
でした。いずれもポピュラーな曲ばかりで、筆者のミーハー度が知れようというものです。

上記の写真は、いずれもコンサートプログラムから借用しました。