駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

鵞堂書 ~その1~

2011年12月02日 | 鵞堂書
次回作の準備に入りました。

お客様からオーダーを頂戴しております

「小野鵞堂書」を作ります。

以前「千字文の本」でも紹介しましたが、

明治時代に活躍されたひらがなの大家ですね。

大好きな書体の一つです。

書体は決まっていますので、

いま木地選定をしています。

木地は御蔵島黄楊の柾目です。

褐色系で赤味が強く「赤柾」と呼んでも

良さそうですが、出来上がりを見て判断しましょう。

柾目の間隔は細かくほぼ一定で、

数多くの駒に上品な「薄虎斑」が入っています。

これは良い木地です。



既に十分揃っている木地ですが、

2組(82枚)の中から更に選りすぐります。

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* 被災地の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。   *
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