秋季展 中国宋元画の精華 併設 茶道具取り合せ展
併設 茶道具取り合せ展
2006年10月3日~12月10日
畠山記念館
さてすでに終了してしまったのですが、併設の茶道具取り合せ展。
御所丸茶碗 銘 堅田 小堀遠州箱書 益田鈍翁旧蔵;楕円形に歪んだ黒刷毛茶碗。近江八景の堅田の落雁に見立てた銘とのこと。
古瀬戸肩衝茶入 銘 円乗坊 円乗坊宗円所持 雲州松平家伝来; 京都本能寺の僧で利休の女婿である円乗坊宗円が所持していた。本能寺の変でこの茶入れも罹災、宗円が焼け跡から拾った後、肌身離さず携行したいう逸話がある。本能寺の変を経た茶入れが目の前にあるというととても不思議な気持ちになります。
このほかに目に付いたのは青磁
青磁浮牡丹文瓢形花入 紀州徳川家伝来 南宋時代から元時代
青磁つば付花入 南宋時代
青磁鳳凰耳花入 越前土井家伝来 南宋時代;これが何と東福門院からの下賜品との箱書。この箱書きが事実とすると、表千家のホームページよれば「千聲」は徳川家から東福門院の入内にともない、天皇家へ、そして近衛家へと伝わった品。「萬聲」も和泉市久保惣記念美術館のホームページ寄れば、家光から東福門院に伝わったという。そうすると、徳川家にいくつの青磁鳳凰耳花入があって、東福門院はいくつ所持していたのでしょうか?何故東福門院はこんなに所持したのでしょうか?
青磁桃香合 銘 三千歳 明時代;青磁桃は、形物香合相撲(1855)で西前頭筆頭。
青磁一葉香合 団家旧蔵 明時代
青磁袋鼠香合 明時代
青磁香炉 銘 浅間 井上世外旧蔵 明時代
青磁香炉 銘 雨星 秋元子爵家伝来 明時代
青磁一閑人酒呑 小堀遠州箱書 若州酒井家伝来 明時代
青磁桶側入子酒呑 明時代
青磁縞鉢 南宋時代
併設 茶道具取り合せ展
2006年10月3日~12月10日
畠山記念館
さてすでに終了してしまったのですが、併設の茶道具取り合せ展。
このほかに目に付いたのは青磁