(今日の写真は、デルコンピュータ、モバイルPentium 4-3.06GHz搭載ノート『Inspiron 5150』である。)
在職中もあったことはあったが、退職後「講演」やら「講座と称されるもの」を受け持つ機会がどんどんと増えた。聞いていただく方々、学習をしたいと参加される方々に「より深くて広い理解をしてもらうため」には「話しとレジメ」だけでは足りないと強く意識するようになっていた。
特に、自然の中で咲く花や、とりわけ「植生」などの説明のためには「写真」特に「現場写真」が必要だった。また、「自然破壊の現場」なども「話しをするより、写真の方」が説得力があった。
これには、どうしても「持ち運びが出来る」ノートパソコンとその映像を映す「プロジェクタ」が必要だったのだ。
先ずはノートパソコンである。それが先だった。今日の写真の「Inspiron 5150」は2003年11月に発売されたもので、その年の内に直ぐに購入したものだ。
これは、デスクトップ用のCPUをベースに作られた、その当時最速のモバイル用CPU、ハイパー・スレッディング・テクノロジ”対応モバイル・インテル® Pentium® 4 プロセッサと最新のインテル® i852PMチップセットを搭載し、PC-2700 DDR -SDRAMとの組み合わせにより、高速処理を実現したハイパフォーマンス「A4ノートブック」であった。
もう少し詳しくみると…
メモリーにPC2700対応DDR SDRAM(2GB)、HDDにUltra ATA/100(60GB)、グラフィックスチップにn.Vidia社のGeForce FX Go5200だ。さらに、V.92対応56kbpsモデムと10/100BASE-TX、無線LAN用アンテナも装備していた。
ディスプレーは、 UXGA+液晶ディスプレー(解像度1600×1200ドット1677万色表示)であった。この「UXGAディスプレイ」は、高視野角・ハイコントラストで鮮明な画面表示が可能となり、画像編集に大型ディスプレイを必要とする者には「優れたデスクトップ代替機」として最適であったのだ。これだと、「モバイルノート」でなく立派なデスクトップPCといってよかった。
本体サイズも、幅335×奥行き46.5×高さ275mmと大きく、重さは、接続ケーブルや電源ケーブルをいれると4.0kgを越えてしまった。大きさと重さの点でも、やはりデスクトップに匹敵するのだった。
光学ドライブは、DVD+RW/+Rドライブ。OSは、Windows XP Professional SP1である。インターフェースは、USB 2.0×2、VGA、IEEE1394、Sビデオ出力を装備し、拡張スロットはPCカードスロットを装備していた。ポインティングデバイスは静電式スライドパッドを採用。電源はリチウムイオンバッテリーを使用し、駆動時間は約4時間である。だが、実際は4時間は保たなかった。
このように「Inspiron 5150」は、デスクトップに匹敵する高い拡張性を備えるハイパワーなノートPCであり、コストパフォーマンスに優れたPCであったのだ。確かに「値段」も「よかった」のである。BTOであれこれと「換装」したら30万円を越えたと記憶している。
…確かにすばらしいPCではあった。しかし、よく「容量の不足によりコピーが出来ない」とか「容量の不足のため上書き保存が出来ない」といって作業の中断に追い込まれたり、特に、画像取り込み時に「固まる」ことがあって、取り込んだ画像をすべて失うこともあった。それは、「講演」や「講座」の画像編集時に集中して起こった。
私は「デスクトップマシン」で「編集」して、それをまた「ノートパソコン」に移すという手間のかかることはしたくはなかった。便利なPCは「一度に処理が出来て、一度の作業で完成すること」が本来のあるべき姿だと考えていたからだ。
だから、すべての作業をこの「Inspiron 5150」だけで完了させようとやっきとなった。文章を書く分には別に支障はなかった。私の「ワードプロセッサーソフト」は「一太郎」である。「Wrod」もインストールしてはあるがメインは「一太郎」である。これは今でも変わらない。
どういう訳か分からないが、私が「コンピュータ」に触れた頃、職場の大半の同僚は「ワードプロセッサーソフト」として「一太郎」を使っていた。きっとソフト会社の「Justsystem」の戦略だったのだろう。
私は、何の疑念も抱かないで、その後ずっと「一太郎」を使っているのだ。既刊の4冊の書物も、これまで発表した夥しいほどの文書もすべて「一太郎」で書いている。このブログも、もちろん、そうだ。(明日に続く)
◇◇ Macと「Windows 7 RC版」のこと(その3)◇◇
(承前)
…アップルのOS、「Mac OS.Xリパード」も使いやすくていいものだった。しかし、16GBのメモリーを積んでいる割には、作業的には「効率的な悪さ」を感じていた。とはいっても、それは「Windows XP」や「Vista」よりは快適だったのである。
だが、その「Mac OS.Xリパード」の「優位性」は「Windows 7β版」が登場するまでのことであり、「Windows 7 RC版」が出るに及んで完全に、水をあけられてしまった感じがした。
私の、2つの「筐体」に「Windows 7 RC版の64bit版と32bit版」をインストールして使うと、もはや「MacPro 2.8GHz Quad Xeon x2 16G/320G/SD/GF8800GT 」は必要ないのではないか。
私は退職後7年間もちろん、「Windows 」PCを自作しながらであるが、「Mac」を使い、付き合ってきた。だから、短い期間の「Mac」ではあった。「Mac」に関しては、ニューカーマーであったのだ。いや、いや、「Windows」を含めて「コンピュータ」との付き合いは、まだ、10年ちょっとという「まともな」ニューカーマーではあるのだ。(明日に続く)
在職中もあったことはあったが、退職後「講演」やら「講座と称されるもの」を受け持つ機会がどんどんと増えた。聞いていただく方々、学習をしたいと参加される方々に「より深くて広い理解をしてもらうため」には「話しとレジメ」だけでは足りないと強く意識するようになっていた。
特に、自然の中で咲く花や、とりわけ「植生」などの説明のためには「写真」特に「現場写真」が必要だった。また、「自然破壊の現場」なども「話しをするより、写真の方」が説得力があった。
これには、どうしても「持ち運びが出来る」ノートパソコンとその映像を映す「プロジェクタ」が必要だったのだ。
先ずはノートパソコンである。それが先だった。今日の写真の「Inspiron 5150」は2003年11月に発売されたもので、その年の内に直ぐに購入したものだ。
これは、デスクトップ用のCPUをベースに作られた、その当時最速のモバイル用CPU、ハイパー・スレッディング・テクノロジ”対応モバイル・インテル® Pentium® 4 プロセッサと最新のインテル® i852PMチップセットを搭載し、PC-2700 DDR -SDRAMとの組み合わせにより、高速処理を実現したハイパフォーマンス「A4ノートブック」であった。
もう少し詳しくみると…
メモリーにPC2700対応DDR SDRAM(2GB)、HDDにUltra ATA/100(60GB)、グラフィックスチップにn.Vidia社のGeForce FX Go5200だ。さらに、V.92対応56kbpsモデムと10/100BASE-TX、無線LAN用アンテナも装備していた。
ディスプレーは、 UXGA+液晶ディスプレー(解像度1600×1200ドット1677万色表示)であった。この「UXGAディスプレイ」は、高視野角・ハイコントラストで鮮明な画面表示が可能となり、画像編集に大型ディスプレイを必要とする者には「優れたデスクトップ代替機」として最適であったのだ。これだと、「モバイルノート」でなく立派なデスクトップPCといってよかった。
本体サイズも、幅335×奥行き46.5×高さ275mmと大きく、重さは、接続ケーブルや電源ケーブルをいれると4.0kgを越えてしまった。大きさと重さの点でも、やはりデスクトップに匹敵するのだった。
光学ドライブは、DVD+RW/+Rドライブ。OSは、Windows XP Professional SP1である。インターフェースは、USB 2.0×2、VGA、IEEE1394、Sビデオ出力を装備し、拡張スロットはPCカードスロットを装備していた。ポインティングデバイスは静電式スライドパッドを採用。電源はリチウムイオンバッテリーを使用し、駆動時間は約4時間である。だが、実際は4時間は保たなかった。
このように「Inspiron 5150」は、デスクトップに匹敵する高い拡張性を備えるハイパワーなノートPCであり、コストパフォーマンスに優れたPCであったのだ。確かに「値段」も「よかった」のである。BTOであれこれと「換装」したら30万円を越えたと記憶している。
…確かにすばらしいPCではあった。しかし、よく「容量の不足によりコピーが出来ない」とか「容量の不足のため上書き保存が出来ない」といって作業の中断に追い込まれたり、特に、画像取り込み時に「固まる」ことがあって、取り込んだ画像をすべて失うこともあった。それは、「講演」や「講座」の画像編集時に集中して起こった。
私は「デスクトップマシン」で「編集」して、それをまた「ノートパソコン」に移すという手間のかかることはしたくはなかった。便利なPCは「一度に処理が出来て、一度の作業で完成すること」が本来のあるべき姿だと考えていたからだ。
だから、すべての作業をこの「Inspiron 5150」だけで完了させようとやっきとなった。文章を書く分には別に支障はなかった。私の「ワードプロセッサーソフト」は「一太郎」である。「Wrod」もインストールしてはあるがメインは「一太郎」である。これは今でも変わらない。
どういう訳か分からないが、私が「コンピュータ」に触れた頃、職場の大半の同僚は「ワードプロセッサーソフト」として「一太郎」を使っていた。きっとソフト会社の「Justsystem」の戦略だったのだろう。
私は、何の疑念も抱かないで、その後ずっと「一太郎」を使っているのだ。既刊の4冊の書物も、これまで発表した夥しいほどの文書もすべて「一太郎」で書いている。このブログも、もちろん、そうだ。(明日に続く)
◇◇ Macと「Windows 7 RC版」のこと(その3)◇◇
(承前)
…アップルのOS、「Mac OS.Xリパード」も使いやすくていいものだった。しかし、16GBのメモリーを積んでいる割には、作業的には「効率的な悪さ」を感じていた。とはいっても、それは「Windows XP」や「Vista」よりは快適だったのである。
だが、その「Mac OS.Xリパード」の「優位性」は「Windows 7β版」が登場するまでのことであり、「Windows 7 RC版」が出るに及んで完全に、水をあけられてしまった感じがした。
私の、2つの「筐体」に「Windows 7 RC版の64bit版と32bit版」をインストールして使うと、もはや「MacPro 2.8GHz Quad Xeon x2 16G/320G/SD/GF8800GT 」は必要ないのではないか。
私は退職後7年間もちろん、「Windows 」PCを自作しながらであるが、「Mac」を使い、付き合ってきた。だから、短い期間の「Mac」ではあった。「Mac」に関しては、ニューカーマーであったのだ。いや、いや、「Windows」を含めて「コンピュータ」との付き合いは、まだ、10年ちょっとという「まともな」ニューカーマーではあるのだ。(明日に続く)