岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

インターネット NTT Bフレッツがダウンか?

2007-05-16 06:57:56 | Weblog
 ブログを書き始めて、初めてインターネットがダウンした。昨日の18時ごろから本日未明ごろまでのようだ。
 以前、このホームページのサーバーもダウンしたことがあるが、それだとこのホームページだけが閲覧不能になるだけで、あとのページは閲覧可能なので、「まあいいか」程度に思って回復を待つのだが…。
 とは言うものの『「毎日」ブログをしたためること』を密かに決意している者としては、ダウンによって掲載不能という事態は非常に「困る」のである。
 
 話しを『ダウン』に戻そう。
昨日、夕食を終えて自室に戻ってきて、インターネットで「毎日新聞」を読もうとしたら、つけっぱなしの「Mac Pro」の様子がおかしい。「毎日新聞」のページにアクセスができない。本会のページも左側しか見えず、カウンターも見えない。すべてのページが開かないのである。
「Mac Pro」診断機能で調べてみると、Bフレッツ光端末機、「Lan」、コンピュータ、コンピュータの設定まではすべて正常なのである。
 このアクセス不能はプロバイダーの「何らか」が原因だろうと思いながらも、別な機器でも確認を試みた。
 まずは、「Vista 64bit版」をインストールしてあるCPUがAMDFX60の自作機で試してみた。予期したとおりアクセス不能。だが、Bフレッツ光端末機、「Lan」、コンピュータ、コンピュータの設定までは、「Mac Pro」と同じようにすべて正常なのである。
 ものはついでと、あと2台の自作機、「Windows XP Proの64bit版」(CPUはIntelのX6800 )と「Windows XP Proの32 bit版」(CPUはAMD Athlon4800 )でも確認してみた。結果は同じである。
 ところで、このようなインターネットに関わる「トラブル」の診断機能は、「Mac OS.X」と「 Vista」では互角で、非常によくできているように思われた。かといって「Windows XP Pro」が劣っているわけではない。ユーザーがどこまで、何を知り確認したいのかによって評価は分かれるところだろう。
 
 焦ってもしようがないので1時間ほど待ってから再びアクセスしてみたが、やはり「不能」である。
 ここに至って私は「便利」なはずのインターネットの「不便さと不自由」さを再確認にしたのである。
 「プロバイダー」はこのトラブルの原因をすでに確認して、修復作業に入っているはずである。一方、私のようにアクセス出来ずに「イライラ」している者は沢山いる。

 ところが、そのトラブルの「原因・理由」と「修復と回復時間などの情報」などがインターネットで送信・受信出来ないのだ。つまり、情報を知り得る手段が全くない状況に追い込まれているのである。
 もし、国家がインターネットプロバイダーを強権で統制したら、インターネットに依存している国民には簡単に「情報操作」や「情報統制」が行えるし、つんぼさじきに置くことが可能になるだろう、とふと思った。
 そうしたら、すごく不安になってきた。何とかして、この「アクセス不能」は何故なのかを追求したくなった。つんぼさじきに置かれていることが耐えられなくなったのである。

 残された唯一の手段は「電話」である。プロバイダーのカスタマーサポートに電話をする。つながったものの「混み合っております」という音声案内が延々と流れ、待ちきれずこちらから切断。
 その後1時間ほどしてから、また電話をしたら「受付時間の9時を過ぎましたので出来ません」という音声案内という始末である。
 「頼みの綱である電話」からも見放されてしまった。こうなれば電話もまた、不便で不自由なものだ。
 便利の象徴である携帯「電話」や「インターネット」では、多くの他者が介在することで多くの個人がその「自由さと便利さ」に与(あずか)っている。だが、この便利さはいつでも「他者」によって剥奪されるものである。今回のトラブルはその好例であろう。
 私たちは「剥奪されないという安心」を「料金を納めること」で「買っている」に過ぎないのである。
 それにしても、この事態に対するプロバイダーの無対応には呆れる。原因や回復の情報など「送信・受信」出来ないのだから、連絡のしようがないと言っていいのなら、事業者としての責任は一体どうなるのだろう。これで企業として成り立っていくとしたら、「利用者」抜きで営利に走る「企業倫理なし」の企業であるだろう。
 多くの人が電話でアクセスしただろう。
「受付時間が過ぎました」と言えるのは正常な業務範囲内でのことである。アクセス出来ないとは、まさに「異常事態が発生していること」であり、問い合わせはそのことに集中しているはずである。当然、そのことをプロバイダーも承知している。
 インターネットにアクセス出来ないとなれば、残されたアクセス方法は電話しかないのである。
 だからこそ、「アクセス不能」に関する「異常の原因と理由、また回復状況」を電話で問い合わせてくる者全員に電話で答えなければいけないのである。携帯電話を売ることやインターネットの加入者・利用者を増やすことにだけ血道を挙げないで、それが出来るような方途を真剣に考えなければいけない時期に来ているはずだ。
「時間切れです」などと言ってはおれないだろう。
 注:文中の「プロバイダー」はNTT東日本Bフレッツと読みかえて構わない。

 (お詫び:自然観察会の報告は次回とします。)