駆け引きに弱い日本、次の手は？

最近、やたらと中国が領海侵犯を仕掛けてきていますが、これは「今、中国は国際的にどれくらいの立場にいるのか？」を試していると同時に、「どこまでなら許されるのか」を確認しているのです。本来なら「漁船が衝突してきた」わけですから、加害者は中国側です。謝罪すべき立場なのに、「急激に成長した経済力・軍事力を試したくて仕方が無い」のです。 もし、これがロシアだったら、２～３ヶ月は帰ってこれないでしょう。とこ . . . 本文を読む

小沢一郎を潰せ！

党内を二分した代表選も終わり、本来なら肩の荷が下りるはずの菅首相ですが、国会議員票が拮抗していただけに小沢陣営の扱いが難しいところでしょう。が、それはあくまでも「党内論理」に過ぎません。国民世論を重視するなら「反小沢路線を貫く」しか道はありません。もし、政府や党の重職に小沢陣営を配置してしまうと、逆に小沢陣営が権力を手中にしてしまい、菅陣営にとって足かせにしかなりません。つまり、「自分で自分の首を . . . 本文を読む

タイミングとしてはバッチリ、とはいえ

本来なら１００円～１２０円程度が日本にとって一番、輸出入がやりやすいのですが、９０円台になっても無策な政府に安心した投機筋が仕掛けて８０円台に突入。当然見えてくるのが「７９円の壁」です。これを突破してしまうと、心理的な防壁が無くなり、一気に６０円台を目指すことになります。そうなると、もはや止める手立ては無くなります。 「菅首相再選なら円高」と踏んでいた市場は一気に円高へと踏み込んだのですが、「結 . . . 本文を読む