実は、最近性病やエイズが増加している背景には、「過度の膣内洗浄による雑菌効果の低下」が原因の一つとしてあげられているのです。身体の機能には、必ず「意味がある」のです。表面的な綺麗さを追い求めたり、ブームに流されたりしないように注意しましょう。
. . . 本文を読む
最近はウォシュレットなどで、肛門だけでなく膣も洗浄する人が増えましたが、これは膣壁の乳酸菌を洗い流してしまいますから、洗浄効果どころか、雑菌の侵入を促進しているようなものです。洗浄するなとは言いませんが、頻繁に洗浄すると逆効果になってしまいます。
. . . 本文を読む
では、「精子が受精できないのでは?」という疑問が起こりますが、母体が妊娠可能な状態になると、膣内はアルカリ性に傾くため、その時期だけは受精する確率が上がるのです。もっとも、雑菌も一緒に侵入するため、これを防ぐために酸性を保つことには変わりません。
. . . 本文を読む
膣壁を刺激すると白濁した液体が出てきますが、これには乳酸が含まれており、雑菌などの侵入を阻止します。防衛反応と言ってよいでしょう。ちなみに、精子も同様に大半が殺菌されてしまい、ほとんどの精子は卵子にたどり着くことなく終わってしまうのです。
. . . 本文を読む
基本的に身体には、外界に通じている箇所は、何らかの防衛機能が備わっています。口内は唾液、腸は腸内細菌が殺菌の役割も担っているのです。では、膣はどうなのかというと、膣壁には膣独自の乳酸菌が繁殖し、酸性を保って外敵から身体を守っているのです。
. . . 本文を読む
垢は、放置していても大丈夫です。不要な垢は、衣服による摩擦や入浴などで自然に落ちてしまいます。むしろ、綺麗好きな日本人は、人間に備わっているシールドを自ら放棄し、アトピーなどのアレルギー反応が増えてしまっているのです。汚くする必要はありませんが、普通に生活していれば、何の問題もありません。
. . . 本文を読む
「垢すり」などで大量の垢を落とすと、皮膚が綺麗になったような気がします。が、真皮、つまり皮膚がむき出しになっているわけですから、見かけが綺麗になっただけに過ぎません。自ら城壁を崩して外敵と戦っているようなものですから、ちょっとした事で炎症を起こしてしまうのです。
. . . 本文を読む
身体の表面は、皮脂や皮膚などで覆われており、体内への侵入を阻んでいます。意外に知られていませんが、忌み嫌われている「垢」も重要な防壁として機能しているのです。「垢」は酸性なので殺菌効果があり、皮脂と同様に皮膚を守っているのです。
. . . 本文を読む
また、湯船は湿度が80%程度と高いので、乾燥でダメージを受けた呼吸器系の粘膜を復活させることができます。また、汗をかくことで新陳代謝を促進するので、一石三鳥というわけです。もっとも、お風呂から出たら、即、布団にもぐりこみましょう。わざわざ体温を低下させて、風邪を悪化させる必要はありません。
. . . 本文を読む
目安としては、40度くらいのお湯に15~20分程度つかりましょう。そうすると、身体の内部まで熱が浸透し、寝冷えしづらくなるのです。家庭で一番死亡率が高いのはお風呂です。わざわざ死に急ぐ事はありません。のんびり肩までつかって、疲れをとりましょう。
. . . 本文を読む
急激に体温が上昇すると、血管が拡張して血圧が下がって脳貧血を起こしてしまい、そのまま「あっちの世界の住人」になりかねません。つまり、健康な時でも、熱いお風呂に入るのは危険極まりないのです。少しぬるめのお湯に、長めにつかるのがベストなのです。
. . . 本文を読む
「風邪」=「免疫力の低下」ですから、免疫力をあげる必要があります。免疫力をあげる手っ取り早い方法は「体温を上げること」ですから、お風呂に入るという行為は理にかなっているのです。が、熱いお湯に短時間だと、身体の表面だけが温まってしまい、入浴後に急激に体温が低下してしまうのです。
. . . 本文を読む
風邪をひくと「入浴はダメ」と考える人が多いようですが、実は逆です。早く風邪を治したいなら、お風呂に入って治しましょう。ただし、「熱いお湯に短時間」というのでは、風邪が悪化するだけですから、注意しましょう。
. . . 本文を読む
本来なら「喜怒哀楽」や「危険回避」程度の情報が伝達できればよいのですが、農耕で共同作業を行うようになると、細かい指示を出したり、人間関係を円滑に運営するために、微妙な表現が必要になりました。この結果生み出されたのが、表情筋による情報伝達です。
. . . 本文を読む
「目の表情を見る」といった表現を使いますが、目玉の微妙な動きや瞳孔の大きさ、白目と黒目の割合などの組み合わせで、無言でも我々人間は言葉を交わしているのです。「顔が笑っているのに、目が笑っていない」というように、目の表情はその人の本音を表します。
. . . 本文を読む