たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

正解がわからないのはおそろしい

2021年09月25日 00時55分25秒 | 日記
 昨日の打ち合わせでパートタイムの仕事の出勤曜日が一応確定したので、紹介状はまだありませんがインターネットから総合病院を予約してみました。紹介状が10月上旬になると言われたので10月半ばで第一希望日から第三希望日まで入力。住まいからバス一本で行くことができて、3年前業務で一度だけ行ったことがあるところ。HPをみると整形外科、月曜日から金曜日まで毎日診療していて担当医師が当然ですが違っています。どの曜日のどの医師がいいのかなんてわからないので出勤曜日を外して選択。主に入院、手術が必要な疾患を対象とするとHPにあります。ここで納得できなかったらどうなるのか、また○○整形外科かリハビリ専門病院かに紹介状をたのんで、通うには大変な他の総合病院を受診することになるのか。その間痛みと痺れがきている足をどうすることもできないのか、リハビリの余地はないと言われてしまった以上どこでも治療を受けることはできないのか。ガンを告知されたわけではないですがなにが自分の体にとって正解なのかわからないというのはおそろしいです。

 一昨日当事者のサイトの投稿を読みながら、悶々となってしまいました。信頼できる医師に出会うまで1年半かかったという方もいらっしゃれば初診から手術まで短かったという方も、手術した医師を信頼してはいないという方も。医師とのコミュニケーションはむずかしいという声には深く頷きました。わたしだけではないのだと安心しました。わたしのように生まれつき股関節を脱臼しているというのは、遺伝により子宮の中で脱臼していたということのようです。乳幼児健診の時にわかって大学病院に通院してギブスをしていたということなのか、大学病院の治療はその時は完結したということなのか。10代の頃父親が思い出話として通院していたことを話した時ちゃんときいておくべきでしたが加齢と共に筋肉で支えきれなくなる時がくるなんてきかされなかったし、親にもそんな認識は全くなかったのでしょう。いつかのためにきいておかなければと10代のわたしが考えることはできませんでした。今さら親を恨むこともできず、恨んだところで摩耗した軟骨が戻ってくるわけでもありませんが、よりによってコロナ暗黒時代の、年金受給開始まで遠いタイミングでの手術告知なんて過酷な人生です。無理に無理をしてきた自分がいけないし、若い時のように筋肉でかばえきれなくなる年齢ですがもどかしい、悔しいです。70歳まで働きたいわけではないですが働かないと自分を食わせていくことができないから働くしかないです。今すぐというほど緊急性は高くないけれど、手術以外の選択肢はないのか。手術などおそろしいのでやりたくありません。役所に保証人の相談などしたくありません。

 3か月前まで杖を使うことなど考えたことがありませんでしたが、杖を使っていた方がバスの乗降つらくって時間がちょっとかかるときの言い訳になるのか。高齢化率が高い時、自分よりあとのバス停でおじいちゃん、おばあちゃんがたくさん乗ってきた時席を譲ってくれない圧を感じなくてすむのか。でもなんか優先席に座らせてください、席を譲ってくださいと言っているみたいになってしまいそうで微妙だとも思います。ヘルプマークをつけることも微妙なものがあるようです。杖を選ぶ相談、どこにすればいいのかもわかりません。かかりつけ医の処方箋で胃の薬をのんでいますが痛みは止まらず、手術云々の前に心と体がこわれそうです。

 雪組、10月初旬、2階席の上の方、転ばずに席までたどり着けるか心配になってきました。おトイレに並んだりとかきついのかな。いやまだ大丈夫なはずと自分に言い聞かせます。

 #シャーロッキアンが語る宙組ホームズ 東京宝塚劇場とシャンテのキャトルをハシゴしてグッズに舞台写真まで購入してくださっているのに心がほっこりなる夜ふけ。人とのつながりが途絶えているけれど、人とつながっているから楽しさ倍増。明日と明後日はライブ配信で現実を忘れませう。

 『プロミセス・プロミセス』、池袋は遠いし当選するはずもありませんが友の会の二次抽選、一応申し込みました。それまで死ぬわけにはいかない、なんで自分がこの世に生まれてきたのかわかりませんがそれまで生きなければなりません。星組もあるし、まだ死ねない・・・。











 

「「書いて生きる」わたしが望む生きかたと、その先に目指すもの」

2021年09月24日 14時53分30秒 | 気になるニュースあれこれ
パラちゃんねるカフェより

「書いて生きる」わたしが望む生きかたと、その先に目指すもの
https://www.parachannel.jp/column/parties/7066/

「障害も疾病も、虐待サバイバーである過去も、私という人間の一要素に過ぎない。私はそれらを自分のアイデンティティにするつもりはない。ただ、伝えたいことがあるからこうして書き続けている。
もう誰にも、こんな思いをしてほしくない。

痛みだけを叫んでも、おそらく何も届かない。だから私は、文章という手段で「これから」に繋がる話がしたい。」

聖地巡礼

2021年09月24日 01時25分55秒 | 宝塚
 秋分の日、26年前の今日は妹のお葬式を出したような気がするし、11年前の今日は父親のお葬式を出したような気がします。事実はかわりません。久しぶりに最高気温が30度を上回りましたが、わたしは予定どおり無事にパートタイマーの仕事の打ち合わせに行ってきました。往路は駅からタクシー使わせていただきました。運転手さんは土地勘があまりない様子で、少し北の方面から出稼ぎに来ていらっしゃるんだろうなと思いました。みんな生活のために働く、それ以上でもそれ以下でもありません。

 手術を告知された身として今は週2日勤務ということでお願いしました。朝の時間はおそめ、足の状態でさらに30分おそくてもいいとのこと。初日はだいもん(望海風斗さん)のライブ配信がある日となりましたが、配信は見合わせて稼ぎにいきます。パートタイマーさんが辞めてしまい困っているとのことで、わたしが希望してやれるのであれば仕事としてはずっと続いていくようです。少し安心できました。紹介状がようやく出て、そこから今度は総合病院の整形外科を受診してどうなるのか、少なくとも年金の支払いから解放されるまでは手術などできないので、他の選択肢は本当に許されないのか知りたい。リハビリではよくならないと言われてもPTの治療受けながら週4日、ほんとうはフルタイム働かないときびしい。でもフルタイムは無理かな。せめて週4日で厚生年金はもう任意だったら無理し過ぎなくてすみますが、そんなわけにはいかないですね。1か月後、2か月後の自分がどうなるのかを全く思い描くことができず、手術云々以前に不安で心がこわれてしまいそうですが、歩けるかぎり収入がゼロにはならないということなのでまだもうしばらく持ちこたえられます。ガンを告知されたわけではないですが、体がどうなるのかわからないって、こんなにも苦しいものなんですね、いつか歩けなくなってしまうのかと不安で仕方ありません。

 まだ歩けるので打ち合わせのあとは日比谷へと、聖地巡礼に足をのばしました。シャンテのキャトルで『シャーロック・ホームズ』の脚本が掲載されている「ル・サンク」と『アプローズ』のグッズから凪様(彩凪翔さん)のポストカードを購入。キキトワネットちゃんの舞台写真と『プロミセス・プロミセス』のチラシは残念ながらありませんでした。15分以上立ち続けると足が痛いので早めに切り上げていつもどおり長崎ちゃんぽんのお店へ。

 3年前までの住まいから比べると遠くなりましたが、数え切れないほど心のエネルギーをもらってきた日比谷はパワースポット。無事に公演が続いている日比谷の街は、変わることなく劇場に灯りがともっていました。それだけで安心感。もう少し先、必ず無事にまたここにくるのだと心に誓いました。

 26日の千穐楽、ライブ配信にそなえて明日は「ル・サンク」の脚本読まねば、「シャーロッキアンが語る宙組ホームズ」のアーカイブも聴かねば。今日はだいもんが宙組ご観劇だったっぽい。わたしはたぶん日生劇場から東京宝塚劇場へ戻る時下級生の男役さんたち3名とすれ違いました、たぶんですが・・・。

東京宝塚劇場前、二度とない93期の並び、一期一会。

 












真風さんの襟元のタグが話題になっていたので、ステージ衣装展、もう一度行ってみました。









シャンテのキャトル前。





可愛いイチゴの小物、これですね。





日生劇場では『ジャック・ザ・リッパー』上演中でした。







シアタークリエは『ドッグファイト』上演中。



今日も無事に公演が終りました。

宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-シャーロッキアンが語る宙組ホームズ

2021年09月23日 01時36分32秒 | 宝塚
宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-キキちゃんのカフェブレイク
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/b4f853af7dcdc1784191ef6e9d51956b

 20日(月)の「シャーロッキアンが語る宙組ホームズ」、アーカイブがYouTubeにアップされました。

シャーロッキアンが語る宙組ホームズ
https://www.youtube.com/watch?v=kBFAH8AhJTg

「ル・サンク」をテキストに場面を追ってのお話。東京公演プログラムをみながらでしたが劇場での場面を思い出してはニマニマしながら拝聴。とても楽しかったので嬉しいです。ありがとうございます。26日(日)の大千穐楽前にもう一度聴きたいと思います。千穐楽前は組替えと退団するジェンヌさんたちの挨拶、カーテンコールとある長丁場、宝塚を初めて観劇された原作ファンのみなさまがライブ配信でご覧になって、どんな感想を持たれるのかも楽しみです。

 エピローグのロンドン、ヴィクトリア駅の場面、キキちゃんが駅長姿で登場してホームズ、アイリーンとすれ違うところ、モリアーティも生きていたとばかり思っていましたが原作ファンはモリアーティ死亡説、復讐のために兄弟のモリアーティ駅長が登場したのではないかと。わたしはまだ「ル・サンク」を購入していないのですが生田先生の脚本はどちらにも解釈できるようになっているというお話でした。

 ハイゲイトの墓地の場面、兄のマイクロフトはホームズが生きていることを知っている、マイクロフトはホームズよりも推理力があるけれど面倒くさがりなので探偵には向かないと。マイクロフトを演じている人がすごくうまいと。さすが凛城きらさんの芝居力よと思いました。ホームズにもモリアーティにも兄がいて対比させているところが面白い、その分ワトスンがわりをくってしまっているところがあるけれど、「ぼくたちは似た者同士だ」という台詞もあり面白いと。このあたりは宝塚にあわせた生田先生のオリジナルなのかな。この場面で2階席から観劇していた原作ファンがチェックしたのはホームズの墓標に刻まれた文字だったとか、生没年月日がちゃんと原作どおりになっているそうです。唸りました。ホームズのお墓、生田先生の指示かスタッフさんが用意したものがそうなっていたのかはわからないけれど、コナン・ドイルをお墓を模してつくられているそうです。

 ダラム大学のモリアーティ教授の部屋、グルーズの絵が壁一面に飾られたセットが登場した時はしびれたとか。「ル・サンク」の10頁だったかなの真風さんとずんちゃんの間にみえている少女の絵が左右反転しているのは演出の意図なのかそうでないのかというお話がでていました。フランスのファーブル美術館とスコットランド国立美術館所蔵とでは左右逆になっているようだとツィッターにあげてくださっている方がいて、これだけでも興味がつきないところだと思いました。

 宙組ホームズに原作への愛とリスペクトを感じるというお話が心に響きました。原作の登場人物、エピソードのポイントをうまく取り出して咀嚼しながらあて書きのように宝塚らしいオリジナリティをまぜて仕上げられた作品だということがよくわかりました。尽きませんが今はこれぐらいで。

 『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』の二本立てでひとつの作品になっているところが宝塚、悶々と気持ち追いつめられるように過ごすばかりはつらく、25日は『アプローズ』、26日は宙組大千穐楽のライブ配信めざして今は生き延びます。楽しいことを一生懸命考えるようにします。こんな時にありがたいです。無事に上演が続きますようにと祈るばかり。










『アガサ・クリスティー自伝』(下)_「第八部二度目の春」より

2021年09月22日 17時05分46秒 | 本あれこれ


「わたしの人生を振り返ってみる時、最も鮮やかに、最も生き生きと心に残っているものは、そこへわたしが行ったことのある場所である。突然楽しいスリルが心中に起る・・・一本の木、一つの丘、どこかに隠れている白い家、運河のわき、遠い山の形。時には、あれはいつだったか、どこだったかとちょっと考えることがある。すると、情景がはっきりしてきて、それがわかる。

 人のことはあまりよく覚えられない。友人たちはわたしを大切にしてくれるが、単に会っただけで好きになった人たちのことは、ほとんどすぐに心から消えてしまうようである。「わたしは人の顔は決して忘れない」などとはとてもいえたものではない。実をいえば、「わたしは人の顔が、決して覚えられない」といった方がいい。だが、場所のことはしっかりと心に残っている。前にたった一度しか行ったことがない所でも、それから五、六年後に再び訪れると、どの道を歩いたらいいかちゃんとわかるのがしばしばである。」


(『アガサ・クリスティー自伝(下)』乾信一郎訳 早川書房 1982年8月10日5刷)

『アガサ・クリスティー自伝』(上)_第三部成長するより
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/bc891c226a4da4d371fe5a4f51a80de8

2008年『フェルメール展』より-「手紙を書く婦人と召使い」(1)

2021年09月22日 01時06分37秒 | 美術館めぐり
特別出展作品
ヨハネス・フェルメール《手紙を書く婦人と召使い》
1670年頃 
アイルランド・ナショナル・ギャラリー所蔵、
アルフレッド・ペイト卿及びペイト夫人より寄贈(ペイト・コレクション)、
油彩、カンヴァス
72.2× 59.7㎝

(公式カタログより)

「左側の壁に設置された背の高い窓、その窓からの光に照らされた部屋、その一隅に、黄金色のドレスに身を包み、白い頭巾をかぶり、白い袖を出し、真珠のイヤリングをつけ、東洋の絨毯の掛かったテーブルに向かって座り、手紙を書く女。彼女の左後ろには、物静かで、円柱のような姿の彼女は、腕組みをして、脇の窓の外をじっと見詰めながら、待っている。女主人の方は、彼女とは対照的に、熱心に自分の仕事に専念する。洗練された室内には、左側にオリーブ色がかった緑のカーテン、タイルで縁を飾った黒と白の大理石の床、後ろの壁には、黒檀の額に入った≪モーセの発見≫が見える。鉛の桟で仕切ったガラス窓の前には薄いレースの白いカーテンが下がる。光の照射と反射は、一番奥の下の鎧戸を閉めることで、注意深く配分され、絵画の幾何学的特性は、他のフェルメール作品と同様に、空間を明確に支え、位置づけるため、綿密に考え抜かれている。たとえば、テーブルの上端から絵の下端までの距離は、画中画の黒檀の額の下側から絵の上端までの距離に等しい。透視図法に関しても、テーブルの上面より僅かに高めの、比較的低い視点が選ばれている。その結果、人物には堂々たる雰囲気が加わり、空間の高さも強調されることになった。

 情景を活気づけ、情景の潜在的な意味に関連する小さな細部が一つある。右下隅の床の上の手紙と、棒状の封蠟と、明るい赤の封印と、小型の本(blankert)とも「カヴァーのくしゃくしゃになった手紙」(Vergara)ともとれる物など、小さな静物のことだ。(くしゃくしゃになった手紙」という解釈には、それが女性の受け取った手紙か、あるいは彼女がいま夢中になってペンを走らせている手紙の最初の草稿だという含みがある、手紙は、17世紀には布あるいは紙の封筒に入れられることもあったが、たいていは単に折りたたみ、封蝋を押し、送信された。時には縒(よ)り合わされたりもした。いずれにせよ、手紙と書簡に関わる小物が床に打ち捨てられているという事実は、描かれた室内の静穏な雰囲気を乱すような何かを示唆する。」

                                       →続く


「ワクチンの「副反応」、「副作用」と違うの?」

2021年09月21日 23時25分08秒 | 気になるニュースあれこれ
2021年1月24日付読売新聞オンラインより
 
[ニュースQ+]ワクチンの「副反応」、「副作用」と違うの?
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210124-OYT1T50011/

「薬やワクチンの使用後に起きる、期待されたものと異なる有害な影響という意味では同じだ。
 治療に使う薬では「副作用」と呼び、ワクチンの場合は「副反応」と分けて呼ばれる。
 英語では同じ「side effect」という言葉が使われるのが一般的だが、日本では薬害の歴史
 などもあり、より厳密な使い分けが進んだとみられる。」

かんたんなことではない

2021年09月21日 01時30分07秒 | 日記
 昨夜もというよりは今朝も6時過ぎまで眠れませんでした。眠剤をのみすぎてはいけないというかかりつけ医の言葉を守って眠剤は1錠の4分の3、眠れない、眠れないともがいている時間の苦しさよ。

 これまでも足が悪いという自覚はあり、マッサージや整骨院の自費治療、鍼灸院での鍼治療などやってきましたがその時々の生活状況で、フルタイムで働いていたら通うこと自体が大変だったし保険治療でなければお金もかかるのでずっとは続きませんでした。それらを後悔してもどうしようもないし、母親に背負われて大学病院に通院していた時の治療はどうだったのかとすでにこの世にいない親を恨んでもどうしよもありません。よりによってコロナ暗黒時代に、こうして手術しかないのか、どうなのか悶々としていると心がこわれてしまいそうです。そうでなくても不安なのに、こんな試練、もちこたえられません。

 当事者のサイトをまたググり、投稿を読んでみました。身体を表現する漢字と言葉がむずかしくて一読ではなかなか理解できませんでした。また後日読んでみようと思います。医師から手術した方がいい、手術しかないと言われてはいわかりました、そうしますと言えなのはわたしだけではない、みんな悩むんですね。手術したあとがよくなくて後悔しているという方もいらっしゃいます。怖くなって日程が決まっていたけれど直前にキャンセルしたという方もいらっしゃいます。個体はそれぞれ違うし、生活状況も事情もそれぞれみんな違います。そんなにかんたんなことではないけれど、じっくり相談できることの方が希少なのでしょうか。

 ○○整形外科のリハビリ2か月でPT三人の施術を受けました。それだけでも人によって言うこととやり方が違うので、結局体が戸惑ってしまいました。リハビリ自体が本当によかったのかもわかりません。下手にマッサージ行くとさらに具合が悪くなってしまいそうなので怖くていけません。痛いし右膝の周りが少し腫れているようにも見えます。保険診療の鍼治療をさがそうかな。お風呂で痺れがきているところをマッサージするかしないかで違うようなので、長くなりますがお風呂のセルフマッサージは大切かもしれません。あとは無駄かもしれませんが筋肉をつける体操。リハビリで治る余地はないということは無駄ということですかね。そう言われても、痛いからといって歩かないと筋肉がおちてしまうので毎日外に出て歩きすぎない程度に歩くことも必要だと思っています。明日は生活のために行きたいわけではありませんが相談窓口。

 どうなってしまうのでしょうね、自分の体。歩けなくなる時が来るのかなあとものすごく不安です。神さまはその試練を乗り越えられる人にしか与えないとか、苦しみを通して学べることあるとかそんな美しい話は知らないです。結果的にそう思える時がもしかしたらくるのかもしれませんが、こんな人生の罰ゲームみたいなのどういう試練なのか、今までたくさん試練を与えれてきたように思うのですがまだ足りませんか、神さま。直接命とられることではありませんが苦しいですよ、苦しい。



  #シャーロッキアンが語る宙組ホームズというツィッター企画、途中からでしたが楽しかったです、東京公演のプログラムをみながら、舞台の場面を思い出してはニマニマしながら拝聴。「宝塚をみたことがなかったので(『デリシュー』の)マリー・アントワネットが(『シャーロック・ホームズ』の)モリアーティだとは最初気づきませんでした」。キキちゃん、きこえてますか? 盛りだくさんの内容だったので、26日の千穐楽ライブ配信までにタグでたどっていこうと思います。気持ち、追いつめられてばかりでは本当にこわれてしまうので楽しい時間をつくります。心の糧、宝塚に、舞台に感謝!!



宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-キキちゃんのカフェブレイク

2021年09月20日 17時39分23秒 | 宝塚
宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-東京宝塚劇場8月29日(5)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/fcaf51937cdbe58b6884459a31f0ec4c

『シャーロック・ホームズ』

 モリアーティはいいところひとつもなしの悪人。最後まで悪い奴を演じてみたいと思っていたので楽しい。支配欲だけに生きているのが潔くて気持ちいい。キーワードは、頭脳派、カラフル、鎖。

 頭脳派の二人、ホームズとモリアーティは同じ頭脳を持っている、ホームズは人間の本質を愛する人のために命をかけることができると考える人、モリアーティは人は争う生き物だと。同じ世界をみているのに主観が違うことでこんなにも違う人種になるのかと。モリアーティは美しいもの全てを支配したい、アイリーンに対してもそう。

 ポスター撮影でまずビジュアルを決めなければならなかった時生田先生のリクエストは年齢不詳、シルバーの髪色がおじいさんにみえてもいい、カットが可愛いので少年かもしれないと。蜘蛛の巣の中で獲物を待つ男だという表現が台本の中にあった。役作りについて最初ずっとクールで感情の起伏をあまりつけない、最後の立ち回りで爆発させるようにと考えていたけれど、生田先生のリクエストはカラフルな人間であってほしいと。カラフルとは?考えて、対ホームズ、武器庫のメンバー、お兄ちゃん、アイリーン、大英帝国の重鎮のみなさん、全ての場面で違う人種が出てくるようにしたら先生の求めるカラフルに近くなるのではないかと。モリアーティのカリスマ性、ミステリアスな魅力が出せたらいいなと思う。生田先生と答え合わせができていないのであっているかどうかわからないが、わたしなりのカラフルはこういうこと。

 鎖は作品全体のテーマ。モリアーティのグループは鎖の数を暗号化して闇組織を支配している。ライヘンバッハの滝ではホームズと鎖でつながれて滝に落ちていく。鎖にはじまり、鎖に終わる。せりがあがって広いわけはないところで立ち回り、なお鎖でつながれている、神経を使うシーンですよねと中井美穂さん。最初は膝が笑ってすくんでしまったけれど、だんだん慣れて来てスリルを楽しむようになってきたとキキちゃん。

 作品が終っても作品のことを考えさせる生田先生のアイデアはすごいなと思う。

 観劇後にこうしたお話をきくと楽しさが何倍にもなります。ふむふむなるほど、そうだったのかと。大好きになったライヘンバッハの滝のシーン、たとえがちょっと違うかもしれませんが新体操の選手が幅10センチの平均台の上で演技するぐらいの緊張感なのかと勝手に想像しています。まかキキの信頼関係があってこそ成り立つシーンだし、二人の下で黒子になって舞台装置を動かしているスタッフさんたちの力と信頼関係があってこそ安全に見応えのある大きな見せ場になっているのだとわかりました。スタッフさんたちがみえてしまうところも含めてライヘンバッハの滝のシーンと思います。

 







 ブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス・プロミセス』、男性向けにかかれた曲を歌うのは大変だけれど果敢に挑戦していきたいと。元気をもらえます。ありがとう、キキちゃん。『デリシュー』のお話はまた後日。



昨日初日を迎えた星組公演で愛ちゃんと杏瑠さんが退団すると現役は男役3人となってしまう93期からついに副組長がでるのか。

花組 組長・副組長の就任について
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20210920_005.html

自分の体はどうなってしまうのか

2021年09月19日 17時32分01秒 | 日記
 久しぶりの青空、窓を開け放って風を入れたいところですが、おそらく上階の匂いと音が入ってきてしまうし自分の音もきこえてしまうのだろうから控えます。11年前の今日は父が旅立った日でしょうか。不謹慎ですがよくわからなくなってしまいました。弔うということはありません。ただひとり思い出すだけ。夜半しいんとなると不安と絶望の波がおそいかかってきて、眠剤のんでも昨夜も眠れずまた5時半ごろまでもがき続けました。結果今まで最高に遅い、目が覚めたらお昼の1時、一度坐ったら体がなかなか動かず、ようやくお昼を食べ終わりました。

 現行の社会保障制度が続けばの話ですが介護保険と年金受給開始の対象年齢までまだまだ何年もあるのにコロナ暗黒真っただ中に手術の告知。そんなんすぐ来る、年をとるのはあっという間ですむことではありません。気持ちの問題で、がんばれば、がんばれば、すでになくなってしまっていると言われた軟骨が戻ってくるわけでもありません。ほんとうに手術しかないのか、その先にどんな希望があるのか、手術しなくても治るという民間療法は当然保険診療の対象ではないので信憑性がわからないのに何万円も出せない、保証人の相談するために役所など行きたくない、生活がある、その間の部屋も心配。ほんとうに手術しかないのか、お弁当とお惣菜買いながら涙が流れてしまいます。

 3か月前○○整形外科を受診したとき、「手術した方がいい、手術したらだいぶ楽になる」、それだけ言われて考えるよう言われても考えようがありませんでした。その場ですぐ紹介状を書いてくださいとは言えませんでした。結果手術するなら具体的にどうなのか、しないという道を選んだらどうなるのかを知るためにまた何週間も待たなければなりません。コロナの影響があるのか、ないのか。医師は病院というピラミッドの頂点にいるので誰も何も言えない、医師によって書類がおそかったり早かったりする、医師から無理なこと言われて事務方が困ることもあるということを思い出しました。そこにわたしが思う人の心はあるのか、わかりません。リハビリ専門のところでやれることはないとの診断なので、10月上旬までというだけでいつかわかりませんが医師が紹介状の準備できたら事務方に渡すだけなのでしょう。医師がそう言うのだから相談員ががわたしにそう言うしかないことはわかります。手術しかないにもして靴の中敷き百金のものではなくなんとかしたいと思ってもそこで相談できる余地は全くないということ。一般的には人口股関節へ置き換える手術をするのは早いとされる年齢で手術するしないの判断は医師によっても違うという話も○○整形外科でPTからききました。ほんとうに手術しかないのか、何件も病院をめぐらないとわからないものなのか、痛いままなにもできないのか、なんの治療も受けられないのか、そのうち自力歩行ができなくなってしまうのか。自分の体どうなってしまうのでしょう。

 緊急性が高いことではないですが、身体的な欠損なので自分ほんとにもう終わりなんだなあと思います。こんな人生の罰ゲーム、無理です。寒暖差と夏の終わりに冷房疲れもあるのか、慢性的な疲労もあるのか、動くことが億劫になってきています。動かなくなったら本当にもう動けなくなってしまいそうです。火曜日は生活のために相談窓口、木曜日は最寄り駅からタクシー使ってくださいと言ってくれているパートタイマーの仕事の打ち合わせ。

 宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』、キキちゃんのカフェブレイクがYouTubeにアップされたし、明日の夜はシャーロキアンのみなさまによる宙組ホームズの魅力を語り尽くす会、雪組東京宝塚劇場も日生劇場の『ニュージーズ』も待っているから希望はありませんが、まだ死ぬわけにはいきません。動画をみている間だけでも現実を頭の中から追い出したい。なにもわからないままただ手術、手術という呪いの言葉、この状況下でわたしが手術すればよくなってまた可能性が拡がると思うことはむずかしい。手術云々の前に心がこわれてしまいそうです、内臓の方が先にやられてしまいそうです。ひとときでも忘れる、忘れる・・・。