たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組ブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス、プロミセス』ポスター画像公開

2021年09月15日 15時56分12秒 | 宝塚
ブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス・プロミセス』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/601c50cbb55ce2fe4356fa80e450c237

 キキちゃん(芹香斗亜さん)主演のブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス、プロミセス』のポスター画像が公開されました。撮影は月組『ピガール狂騒曲』のポスターが美しかった下村一喜さん。キキちゃんも天彩峰里ちゃんもピンクの靴にピンクを基調とした衣装、背景のドアもカラフルでポップな仕上がり。ポスター画像をみるだけで楽しそう、ワクワクします。この足腰で池袋は遠いしチケットをとることは難しいと思うので梅田芸術劇場かどちからでライブ配信してくれることを期待しています。

 『夢千鳥』ではびっくりするぐらい大人な女性を見事に演じきっていた峰里ちゃん、すごく可愛い。峰里ちゃんも元星組なんですね、愛称じゅりちゃん。元星組コンビ。『金色の砂漠』のキキベーがリアルタイムでは誰が誰か知らなかったのですがすごくよかった。キキじゅり、キキららと共にキキベーを想起させるコンビ感。願わくば二人でトップコンビを組んでほしい・・・。

 

 体中ゴチゴチですが、土曜日はパートタイマーの仕事の打ち合わせ、待っていてくださるとのことなので約束どおり行くつもり。終わったら少し先まで電車で移動して、キャトルのシャンテで『プロミセス、プロミセス』のチラシをゲットしようかな。チケットはありませんがパワースポットに行けばまたファイトが湧いてくるかもしれません。

 手術したいですって言わなければリハビリもないし、生き延びたければまた紹介状を書いてもらって役所と病院を彷徨うしかありません。どちらも行きたくないですが生き延びたければ行くしかないです。わたしの人生にはこの苦労が必要なのだとか、この苦しみを通してまた学びがあるとか、そんな綺麗なことを思える心のエネルギーはありません。末期症状言われるまでほっといた自分が結局はいけないわけだし、収入が安定しないのも自分が間抜けだから。全部自己責任。だから生き延びたければまた気力を奮い立たせなければなりません。

 劇場前のポスターに『プロミセス、プロミセス』あがっているだろうから写真撮って、シャンテに入店できたら「ル・サンク」とキキトワネットちゃんのお写真買っちゃおうかな。きっと元気でるよ、自分・・・。




宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-東京宝塚劇場8月29日(4)

2021年09月15日 01時15分44秒 | 宝塚
宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-東京宝塚劇場8月29日(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9d39ba613f6c74fa26b7f7948689db2c

 楽しいことを考えましょう。シャーロキアンの方々が初めて宝塚を観劇して『シャーロック・ホームズ』だけでなく『デリシュー』も楽しんでいて、26日の千穐楽はライブ配信をみながらツィッターで盛り上がろうとしているの、すごく嬉しいです。




『シャーロック・ホームズ』

 9月11日の婦人公論WEBに掲載された作家でホームズ研究家の北原尚彦さんの記事。特に後半はこれを読んでから観劇したかったという内容。

「宝塚・宙組が演じて話題の「シャーロック・ホームズ」。研究家が指南する最高の愉しみ方」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd31a5ffdcd15308574f46c88b8b880becc487b?page=3


「コナン・ドイルの書いたホームズ・シリーズの中に登場するホームズ最大の宿敵と言えば、それはジェイムズ・モリアーティ教授しかいない。」

「ふたりの兄弟がおり、ひとりはジェイムズ・モリアーティ大佐で、なぜかファーストネームが同じ。もうひとりがモリアーティ駅長だが、ファーストネームは不明。」

「部下は多いが、副官は射撃の名手セバスチャン・モラン大佐。またフレッド・ポーロックというチンピラもいるが、この男は暗号でホームズに情報を漏らしていた。」

 このあたりがシャーロキアンの方々のツボをついているだと納得しました。生田先生が相当ホームズシリーズを読み込んでいるシャーロキアンだということも。最後にキキちゃんモリアーティを駅長姿で登場させているのはここからきているのか、ふむふむ。

 モリアーティの犯罪シンジケートのメンバー、瑠風輝くん演じる暗号の天才で国家公務員のポーロックがホームズと通じているのも原作通りなんですね。モリアーティの地下武器庫にいるときは美しい眼鏡男子、ホームズ側にいるときは眼鏡をはずしていたと思います。どちらも美しくて、いや知っていましたが瑠風くんこんなに美しかったのかと見惚れました。鷹翔千空くん演じる射撃の名手でベンガルの虎と呼ばれるモラン大佐、記事には名前あがっていませんが松風輝さん演じる天才機械技師フォン・ヘルダーとなんとも濃いメンバー。公演プログラムを読むと、この3人が冒頭の切り裂きジャックに怯える19世紀末のロンドンで浮浪者として登場しています。アンサンブル的なキャスティングなのか、それとも意図的に犯罪シンジケートのメンバーを浮浪者として登場させたのか。

 紫藤りゅうくん演じるモリアーティ教授の兄、モリアーティ大佐は、不思議な存在感でした。どう不思議なのかを言葉にすることは残念ながらできません。お髭と、大佐なので軍人ということだと思いますがお衣装の雰囲気がより不思議感を醸しだしていたように思います。ライヘンバッハの滝の場面ではホームズがモリアーティを道連れに滝壺に落ちた後どんな動きをしていたのか、二回の観劇でもオペラグラスで追いきれず、カメラアングルにもよりますがライブ配信で確認したいと思います。

 劇場で観劇したら俄然面白かった作品、原作を読むとどこがシャーロキアンのみなさまのツボをついているのかよくわかるんでしょうね。脚本も演出もよくて良質な演劇だとほめてくれているのをみるだけで楽しく幸せな気持ちになります。分断ばかりおきているこんな時に嬉しい限りです。こんなことも社会には必要と思います。





みんなで、マカロンペンライト持っても持たなくても「Cest Delicieux!」って一緒に歌いながら踊ったら世界は平和。

演者もスタッフもかなり大変であろう楽しい二本立てを届けてくれていることに感謝しかありません。千穐楽まで無事に公演できますように・・・。