たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

もう少し体が待ってくれるとよかったですが・・・

2021年08月20日 17時11分12秒 | 日記
 昨日夕方2件目からの不採用通知が届きました、1件目からも今日の15時過ぎに不採用通知が郵便受けに入っていることでしょう。どうしても自分を否定されたように感じてしまうと同時に辞退の連絡せずにすんだとほっとしているところもあります。

 一昨日一週間に一度の理学療法士によるリハビリ、昨日はものすごく足腰の疲れを感じました。リハビリ当日はそれほどでもないのに翌日体全体がものすごくつらくなります。時間の猶予がないからと週2日のペースだったのが十分な説明なしに週1日となり、担当が替わったことも含めてリスクがわかりませんが、通い始めて急激によくなったことによる反動もあるのかもしれません。リハビリを開始してから今後の見通しがたてられるまでに若い人でも2か月はかかるということでした。わたしなら3か月はかかることになり、週5日フルタイムで勤めながら週1日リハビリに通い続けることはとうてい無理だとわかりました。股関節症のほとんどは女性で隔世遺伝であることが多いそうです。母方のおばあちゃんは20年以上前に94歳に亡くなり、おばあちゃんの姉妹兄弟に股関節症の人がいたのかどうか、父も母もいないし、まだいたとしても病気なわけでもはやわたしにはわかりません。生まれた時からか歩き始めた時からか、少しずつすり減って1.5㎝から2㎝短くなっている右足の骨が戻ることはありません。人口股関節におきかえる手術のみですが手術してまで生きたいとは思わない。麻酔から目が覚めなかった時の連絡先も生活保障もなにもないので無理な話。右足をかばって体全体を支えようとがんばっているため上半身も常に緊張しているので、肩こりも一段とひどいのだということを自覚。体がフラフラしている感じがあります。外で靴を履き時は中敷きを入れていますが、裸足だとバランス悪くって先日広いお風呂に久々入りたいと出かけたスパでフラフラなりました。足が悪くなくても年齢的にガタがくる年頃ですが、今までみたいに気持ちだけで引っぱって無理をすることはもうできないことを感じています。


 自分を食わせていくために、引き続き己に鞭打ち、𠮟咤激励して無理をしようとしていました。週に21時間以上稼働すれば給料が少なかろうがどうだろうが、年金だけで給料2日分相当ばっさり天引きされてしまいます。手取りがみるみる少なすぎる。だから週4日の〇を消して、週5日にしましたが無理でした。相談員さんから言われたように、ないよりはマシでしょを目指せばよかったです。3週間ほど無駄にしてしまいました。資格と経験から、事務補助ですがいいですか?仕事を頼みづらいですがいいですか?どうして?ってきかれて、相談員さんにアドバイスされた通りには答えることができませんでした。本当は訪問やカンファレンスに出る仕事をして経験を積み上げていきたいけれど、実は生まれつき足悪くって手術を告知されたけどフルタイムで働かないとお給料足りないので今は経験でやれるこの仕事をしたいですとは言えなかった苦しさ、心の中で涙が出そうでした。足のことがなければというもどかしさ、悔しさ。自分の人生がこうして止まることになるなど2か月前まで考えたことがありませんでした。

 これまで社会保険料も税金もいっぱい払ってきました。人と比べると多いのか少ないのか知りませんが返してくれるなら何年か生き延びられます。もう勘弁してほしいですが、どっさり天引きから解放されるまでまだあります。それまで体が待ってくれるとよかったですが待ってくれませんでした。年金とられるちゃうのから解放されたら、ささやかな自分の積み立てが返ってもくるから少し気持ちにも余裕が持てます。その時まだ体力と気力があるならば、可能性は広がると信じています。そのために今はないよりはマシでしょの週3日か週4日で資格を生かせる仕事を探していこうと気持ちを持ち直すまでには時間が少し必要。


 明日から東京宝塚劇場で宙組公演が始まります。マカロンペンライトはお値段的に買えないですが振付をおぼえて一緒に楽しもう。大劇場千穐楽のライブ配信みるとプロローグ以外も一緒に楽しめる場面が多かったので盛り上がるだろうと思います。まかキキの「退屈~」アドリブ対決、キキトワネットちゃんの輪っかドレスからダルマへの変身。劇場でみたら何倍も楽しいだろうと思います。チケットとれた分は劇場で一緒に楽しもう、笑おう。

ペンライト/宙組『シャーロック・ホームズ―The Game Is Afoot!―』『Delicieux(デリシュー)!―甘美なる巴里―』
https://shop.tca-pictures.net/tcaonlineshop/shop/goods/index.html?ggcd=0402120000012



 毎日のニュースに不安と心配ばかりで生きる気力さえ削がれるような心境になってしまうのはわたしだけではないのでしょうね。日本の中枢がまともに機能していない。東日本大震災のあと政治腐敗が言われましたが状況はさらに悪化しています。団塊の世代が後期高齢者になっていくのにどうなるのでしょう。それでも年金受給者の得票率が高いので年金制度をなくすことはないだろうとか。受給見込み額は毎年万円単位で減ってきていてまだまだ減ると思いますけどね。保身に走っている人たちは自分たちさえよければいいのだから自分たちがいなくなったあとのことなんかどうでもいいのでしょうね。権力を手にすると人はそうなる。そんな人たちを大会社でうんざりするほどみました。

 平常時であれば900グラムで生まれた赤ちゃんが保育器の中で大切に育てられ、時間をかけて平均体重になっていけるほどに医療技術は進んできているのに見殺しにするとはあまりにもひどい。子供や若い命をもっと大切にしてほしい。選挙権ないから関心ないのか、オリンピックやったのに修学旅行は中止させるとかあまりにも子供たちがかわいそうすぎます。ひどい、ほんとにひどい。テレワーク7割って、社会はテレワークだけでは回らないし、業務用のパソコン一台セットアップしてネットワーク環境を整えるまでどれほど大変なことか全くわかっていなさそう。一度自分たちでやってみるべきですよ。これでは若い人たちが希望もてないでしょうね。どうなっていくんでしょうか。みんな生活があるんですよ・・・。


一週間ほど前の空と海と花たち。
 























ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』思い出し日記

2021年08月20日 00時53分26秒 | ミュージカル・舞台・映画
 2021年5月12日から30日まで、日生劇場にて無事再演されました。



 わたしは2018年2月25日(日)に日本初演を観劇しました。



 デビッド・シエイン:浦井健治

 チーチ;城田優

 オリーブ・ニール;平野綾

 イーデン・ブレント;保坂知寿

 エレン;愛加あゆ

 ニック・バレンティ;ブラザートム

 ワーナー・パーセル;鈴木壮麻

 ヘレン・シンクレア;前田美波里

 舞台は1920年代、禁酒法時代のニューヨーク。『華麗なるギャッビー』『ONCE A TIME IN AMERICA』とは全く趣の異なる、コメディ要素の高い1920年代のアメリカの物語でした。

 オリーブ役の平野綾ちゃん、『レディ・ベス』の若き日のエリザベス一世からのふり幅の大きさにびっくりしたと観劇当日のブログに書いていますが、このあと『モーツァルト』のコンスタンチェへと、これまたすごい振り幅。この舞台ではとってもキュートでした。ブラザートムさん演じるギャングの親玉ニックの愛人でキンキン声の大根役者、セリフもろくに言えないのにニックが主役に据えようするという役どころ。声量ゆたかで歌のうまい綾ちゃんが声色をいくつも使い分けていて、まともにセリフすら言えない女優を可愛く、言葉が悪いですが上手にお馬鹿にみせていました。もともとは声優さんという力量を感じました。素に戻って話す時と歌う時のギャップにもびっくりさせられる綾ちゃん、一幕の終わりに城田優さん演じるチーチに、まともな舞台上演の邪魔だから悲鳴と共に消されてしまいましたが、コメディなのでシリアス感は全くなしでした。「バナナ~」の歌詞がきわどかったですね。アメリカらしいといえばアメリカらしいのかもしれません。ダンスもできるんだとびっくりしたこともわたし観劇当日のブログに書いています。綾ちゃん、どの舞台も素敵です。現在出演中の、紅ゆずるさん主演『エニシング・ゴーズ』が24日まで中止となってしまいました。25日から29日まで無事に上演できるようにと祈っています。

2018年『モーツァルト』_コンスタンチェのこと
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4310e8840b5d0d0ba09c8fa38bd39600
 
 先日観劇した『王家の紋章』でメンフィス役の浦井健治くん、この作品以来でした。



 2018年2月25日(日)、お隣の東京宝塚劇場では、花組『ポーの一族』上演中でした。 3年半前なのに、もっともっと長い時が流れて、はるか遠い日のことのように思えます。