たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

渋谷deミイラ!-2021年『古代エジプト展-美しき棺のメッセージ』より(2)

2021年07月07日 23時55分51秒 | 美術館めぐり
渋谷deミイラ!
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/5a5f1bc66967de427591ac2badf9834e



ホルの外棺

後期王朝時代、第25王朝(前722-655年頃)
出土地:テーベ
材質;木

「アメン神の神殿領の執事を務めた神官ホルの棺。胸部に弧を描く襟飾りの下には、死者の心臓と真実を羽を秤にかけて天国に行けるかどうかを判定する、『死者の書』の有名な一場面が描かれている。後期王朝時代には、棺にこのようなテキストが描かれるようになった。」
(Bunkamura magazine 2021年5月号より)

  
襟飾りの下に描かれた、心臓を測る「死者の書」の場面
  ↓


古代エジプトでは、心は心臓にあると考えられていたので、ミイラにするとき脳みそは捨てられていたそうです。

「「死者の書」とは、第2中間期の末頃に現れた葬祭文書の総称で、古代のエジプトでは「日中に出現するための呪文」と呼ばれていました。全体はおよそ200の呪文からなり、死者が永遠の生を来世で獲得するために必要な内容を含みます。有名な第125章は、死者の心臓と真実の女神マアトの羽を秤で比べ、死者が生前に正しい行いをしたかを判断するものでした。そうした文書はパピルスや護符に記され、棺やミイラの包帯の間に置かれました。」

ライデン国立古代博物館所蔵『古代エジプト展-美しき棺のメッセージ』東京展公式HPより
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_leidenegypt/chapters.html

久しぶりのドゥマゴも懐かしいことしきりでした。

シアターコクーンで小栗旬さん主演『カリギュラ』を観劇したあと、日ごろがんばっている自分へのご褒美にと食事をしたことが思い出されました。東儀秀樹さんのコンサートも文化村のオーチャードホール。宝塚のエリザベート20周年記念ガラコンサートもオーチャードホール、東急文化村を訪れたのはそれ以来でした。隣の東急百貨店本店で働いたこともあるのでなくなってしまうのはさびしいです。





1995年ミュージカル『回転木馬』‐「考えてもはじまらない」

2021年07月07日 13時13分09秒 | ミュージカル・舞台・映画
1995年ミュージカル『回転木馬』‐STORY(第一幕)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/dca72cd1a05c7eefab6eb3d1fd8dabd7

「♪考えてもはじまらない-WHAT,S THE USE OF WOND,RIN,

 詩・曲;リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン
 訳詞;岩谷時子

ジュリー 考えてもはじまらないわ
     たとえどんな人でも
     どうにもならない
     悪い人でも
     あたしのひとなの
     愛がすべてー
 
     誰も言うわ 
     泣きをみるだけ
     今が別れ時だと
     しようがないのよ
     泣きをみようと
     愛しているから
     何も言えない
     あの人がすること
     仕方がないわ
     彼について来たのは
     あたしだから
     求めたら
     キスを与えるだけよ
     誘われたら どこでも
     呼ばれたら
     すぐ駆け付けて行く
     なにをいわれても
     かれのものよ」