たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ミュージカル『黒執事-Tango on the Campania』

2021年07月14日 23時25分33秒 | ミュージカル・舞台・映画
『ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-』ダイジェスト映像
https://www.youtube.com/watch?v=4snWp4vWlSM

 思い出し観劇録、2017年12月から2018年2月まで上演された『黒執事-Tango on the Campania』、自分の予定がみえなかったので赤坂ACTシアター公演のチケットは入手することなく、2018年2月12日(月)、久留米シティプラザの千穐楽をライブビューイングで観劇しました。

 2016年11月18日から27日まで東京ドームシティホールで上演された『黒執事-NOAH,S ARK CIRCUS』が楽しめたので古川雄大さんセバスチャン、内川連生君シエルは、年齢的に見納めかなと思いみておきたと思いました。

 演出は児玉明子さん。1997年から2013年まで宝塚歌劇団に在籍。退団後は2.5次元と呼ばれる舞台の演出家として活躍。調べてみるとわたしは大劇場作品を拝見してはいません。紅5のDVDに、わたしたちのために詞を書いてくださったとお名前が登場します。紅ゆずるさん主演『メイちゃんの執事』の演出されているんですね。蘭乃はなちゃんがブログに児玉明子さんから誘われて演出を手がける舞台のゲネプロをみたと書いていたことがあり、宝塚OGさんたちとのつながりが続いているんだなと思いました。

「19世紀の英国。セバスチャン・ミカエリスは、名門貴族ファントムハイヴ家に仕える万能の執事。しかし、その正体は、13歳の当主シエル・ファンムハイヴと契約した”悪魔”だった。女王の密命を受け暗躍する”悪の貴族”シエルと共に、裏社会の事件を闇で片付けている。契約が完了する最期の日までー。ある日、「死者蘇生」の噂を耳にしたシエルとセバスチャンは、その真相を探るうちに「医学による人類の完全救済」を掲げる秘密結社・(暁)アフロー学会の存在にたどり着く。二人は調査のため、(暁)アフロー学会の集会が開かれるという豪華客船「カンパニア号」に乗り込むが・・・。華やかなはずの処女航海に隠された真実が、いま解き明かされる。」

 船の中という限られた空間の中で繰り広げられるアクションの数々にはらはらドキドキした記憶があります。空間をうまく生かした演出だったと思います。よくできていました。豪華客船が舞台ということで、スコットラントヤードのアバーライン警部とハンクス警部によるタイタニックのパロディもあり笑いをとっていました。アンサンブルキャストによる波の場面、大変だったろうと思います。歌、ダンスのレベルが高くて、身体能力の高い方々によるアクションも素晴らしく、帝国劇場の東宝ミュージカルにひけをとらない、クオリティの高い舞台だと思いました。2.5次元と括ってしまうのはもったいない感。

 エリザベス・ミッドフォード役の岡崎百々子さん、貴族の娘ということでドレスを着ながらのアクションと歌が、子供の役なのにものすごくうまくてうなりました。お母さんのフランシス・ミッドフォード役が秋園美緒さん、東宝『エリザベート』のリヒテンシュタイン役を終えてすぐに『黒執事』でした。歌うまの秋園さん、アクションも披露されていてこんな役もされるのかと新鮮な驚きでした。ファントムハイヴ家に仕えるグレル役の植原卓也さんはこのあと新橋演舞場の『るろうに剣心』で左之助、帝国劇場『エリザベート』でエルマー、日生劇場『屋根の上のヴァイオリン弾き』でパーチックと大きな舞台で活躍。8月の帝国劇場『王家の紋章』にも出演。エドワード・ミッドフォード役の内海啓貴(うつみあきよし)さんも宝塚OGさん出演の舞台などなどでお名前をみかけるので認識するようになりました。『エリザベート』でトートダンサーの一人だった岡崎大樹さんが波の役の中にいらっしゃいました。この後『モーツァルト』のヴォルフガングなど、『エリザベート』のルドルフ役でミュージカルデビューした時から機会あるごとにみてきている古川雄大さんの成長ぶりははいうまでもないのでここでは割愛。大舞台で活躍する原石が何人もいらっしゃいました。

楽天TVの配信でみることができるんですね、もちろん視聴料を払って。
 https://tv.rakuten.co.jp/content/294024/

今や懐かしい感のあるゆんセバスチャン、なんとなく自分の中にもう少し余裕が持てた時は今一度みて復習しようかな。











ブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス・プロミセス』

2021年07月14日 13時20分34秒 | 宝塚
 昨日キキちゃん(芹香斗亜さん)の外箱主演作品が発表されました。ブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス、プロミセス』、翻訳・演出は原田諒先生。紅ゆずるさん主演の『エニシング・ゴーズ』に続く原田先生のブロードウェイ・ミュージカル演出は間違いないでしょう。ブロードウェイ・ミュージカル、その響きだけでなんとワクワクすることか。ヒロインがどなかた気になるところです。天彩峰里ちゃんであってほしい。11月から12月にかけて梅田と池袋で上演。チケットはむずかしいと思うので、ライブ配信のお知らせも待っています。その時まで生きなければという気持ちになれました。

 べーちゃん(桜咲彩花さん)のインスタストーリーに💛マークと嬉し涙。

https://www.instagram.com/stories/ayaka.osaki/2616990666279352675/

 インスタストーリーってどんどん流れていってしまうので今しか見れないのかな。よくわかっていませんが、べーちゃんの嬉し涙に涙。ライブビューイングで観劇した『金色の砂漠』、王女と王女の奴隷という身分違い、結ばれることはないと知りながら惹かれ合い、互いをやさしく思いやる二人の姿は心に刻まれました。宝塚に戻ってきたばかりでこの時は誰が誰だかほとんど認識できていませんでした。二人が同期で新人公演でもなんどか組んだことがあるなどなど知ったのはあとから。ききべーもまた永遠なり。さりげなく花組と同期にメッセージを送っているべーちゃん、リアル天使。