65オヤジのスタイルブック

池袋ウエストゲートパーク

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉

文藝春秋

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石田衣良さん初の映画化作品「アキハバラ@DEEP」の公開が迫ってきた。
同世代でありながら、常に時代と共に歩んでいる彼に僕は一種の連帯感を感じている。

僕の息子が中三の時、ふと手に取っていた小説が池袋ウエストゲートパークだった。
こやつやるな!と思いつつ同じDNAを持つことに喜びをもった。
また、ドラマ先行で衣良さんの存在を知り、若い世代の小説家だと思っていたらタメだとわかりうれしく思った。

池袋ウエストゲートパークは時代を知るバイブルと言っていい。
その時代を映像を通してリアルに表現したのが、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」だ。多少の見解の違いはあるが、間違いなく主人公のマコトはリアルな時代のヒーローだ。
特番の3作目「骨音」以降、キング役の窪塚君がネックになっているのか(僕の勝手な見解)以降ドラマ化されないのが残念でならない。

ドラマ池袋ウエストゲートパークは、石田衣良さんの初映像化作品で彼の存在を世に知らしめた原点とも言える。

そして、石田小説ほど映像化によって時代をリアルに再現できる唯一の存在に思える。化石化した大人達には理解できない小説、ドラマかもしれない。
しかし、新しい世代がエネルギッシュに時代を疾駆し、新しい文化を生み出し続け今の時代の牽引力になっているのは事実だだろう。
そして、そのパワーはどの時代よりの力強く光輝いている。

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