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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

篠田桃紅「百の譜」展

2013年04月29日 | 【美術鑑賞・イベント】

書家であり抽象画家でもある篠田桃紅の百寿をお記念した展覧会が岐阜の四会場(画廊光芳堂の個展は終了)で開催されています。今回は、関市役所内にある篠田桃紅美術空間を観賞しました。

篠田桃紅氏は、大正2年生まれ。女流書家として、また独自の抽象表現を駆使した現代画家として国際的に活躍されています。今年の3月に百歳を迎えられてなお、精力的に活動され、今回の展覧会は氏の全貌展ともいえます。

氏の父親が岐阜の出身と縁のなか、当地で開催されることは地元ファンにとっては幸運な展覧会と言えます。

今回の会場では、1990年代-現代に至る、金、銀、プラチナの箔に墨痕鮮やかに創作書の屏風作品や抽象作品の額装。リトグラフや挿絵原画が並び、氏の幅広い創作活動を知ることができます。会場もライティングを押さえた静かな空間で、氏の幽玄な世界が際立つ演出で、雑念無く作品と対峙できる素敵な空間でした。

特に銀箔屏風の「心」と金箔屏風の「豊」と題された現代書が印象的で、静と動の世界が融合するような感覚を持ちました。

他の2会場では、岐阜県現代美術館では1950年代-1960年代の作品が5月23日まで、岐阜県美術館では、1970年-1990年の作品を5月12日まで開催中です。

書道ファンにも現代美術ファンにも魅力的な展覧会だと思います。ぜひ生命力あふれる「墨彩の美」を堪能してみてください。


DVDソハの地下水道

2013年04月28日 | 【映画・ドラマ・演劇】

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回はナチスのユダヤ人虐殺を描いた「ソハの地下水道」です。

ナチスのポーランド侵攻下で、ユダヤ人をかくまった水道労働者ソハの実話に基づく作品です。

ソハは、地下水道の労働者と言う顔を持ちながら、空き巣を働きながら戦時下で妻と子供を養い、ユダヤ人をかくまう見返りに彼らの宝石やお金を得ている。今までの正義感のみの実話とは少し違う内容でした。

しかしながら、同じ主題で描かれた作品より、ナチスに怯えながら地下道に身を隠す緊迫した状況や自らの身も危うい中で、労働に従事しながら綱渡りのような生活を送るソハの行動を見ながら、今まで観た作品より、ずっとリアリティにあふれ、緊張感を与えてくれました。

戦争の中で死と背中合わせでありながら、抑えがたい憎悪や欲望も表現され、人間の持つ生命力の強さを感じました。

ソハと言う聖人や英雄でもない、ひとりの人間の持つ良心が、重圧や葛藤の中で悩み苦しみながらも、次第に大きくなり、歴史の中の大切な人となっていく。命を尊ぶからこそ生れる美しい心を感ぜずにはいられない秀作でした。


【美的B級グルメ】ラァメンCUCCUの塩ラーメン・各務原市

2013年04月26日 | 【グルメ・名古屋めし】

先日、カフェのようなラーメン屋さん、ラァメンCUCCUに立ち寄りました。自販機にてオススメの塩ラーメンを迷わず選択。個人的には、ごまかしのきかない味として、塩があるときは、先ず最初に食します。

鶏がらのスープは透明感が高く、水菜を中心に野菜とチャーシュー、シナチクとバランスが良いです。鶏団子も添えられているのも、このスープの良さを引き立てるちょっとしたアクセントになってます。

麺も細めんで、柔らかめ、にゅうめんに近い食感でした。おそらく無かんすいではと思います。全体としてはバランスがとれた美しいラーメンでした。

ここのお店は、食べログやラーメンブログなどを拝見すると辛辣な意見が見かけられました。基本自分が美味しいと思う店しか紹介しない僕にとって、ここまで書くかと言う感じです。

中華そば鈴木さんの記事でも書きましたが、濃い味を好む傾向にあるラーメン好きが多い昨今、おそらくこのようなお店は敬遠されるでしょう。しかし、雨の中にで客足が絶えず、満足して帰られる方がある事実を見れば、この店のクオリティーは高いと思います。

つけめん、まぜそばもメニューにありましたが、これも店を存続(マスコミや一部の有名店がメニューを増やしたゆえの弊害)するためには止む得ない現状があります。

しばらくは、お店の状況を見極めながら批評すべきでは。まあ、行ったお店の数を競って紹介しなければならない現実はよくわかりますが、個人的主観は、排すべきかと思います。


【美的B級グルメ】宮内の牛コロ・名古屋市北区

2013年04月25日 | 【グルメ・名古屋めし】

ころうどんは、東海地区独自のうどん文化で、冷えたうどんに、つゆをかけたもので香露(ころ)とも書かれます。

今回の北区黒川にある老舗のうどん店宮内さんの「牛ころ」も、まさに香露の名にふさわしい逸品です。

甘みのあるやわらかい牛薄切り肉、ほどよい濃さと甘みのある、つゆがかかり上品な味です。うどんは、やわらかい白玉に近い麺ですが、この麺がつゆを優しくすって、味の一体感を醸し出していました。好みでわさびを加えて甘さを調節してみるのも良いかと思います。

牛コロの名を商標登録しているのも頷ける宮内さん自信の品です。

 


くまモンに見るゆるキャラ効果

2013年04月19日 | 【エッセイ・コラム】
熊本県のゆるキャラ。くまモンの人気が止まらないです。

ジャンルは違え、名古屋で生まれた、愛するドラゴンズのドアラ人気を上回る勢いです。

ただ、くまモン人気は巧みなビジネス戦略による露出度の拡大によるものが大きいです。

おくりびとの小山薫堂氏のアイデアにより生まれたくまモンですが、キャラ先行ではなく、著作権料を無料にした点が大きく、熊本に特化した商品ならOKの柔軟さにより人気が広まったと言えます。

その意味でゆるキャラブームの中では、特異な存在で、ビジネス戦略としては優れたモデルと言えます。


なばなの里チューリップ祭り

2013年04月18日 | 【町歩き・旅】

春は花の季節ですね。先日なばなの里のチューリップまつりに出かけました。

ウインターイルミネーションが終了して暖かい春の訪れと共に咲く180万球のチューリップは圧巻です。

色とりどりで様々な形のチューリップは観る人を魅了します。

中でも個人的に目を惹いたのがこれらのチューリップ。シックな色合いと素敵な名前が付いていて、華麗さを引き立てていました。

上の左は百合。左は白雪姫、下左はブラックヒーロー。左はクーフランドギフト

上左がアンジェリケ。右がノルマンディ。下左がオールザッツジャズ。右がキューバンナイト。


映画君と歩く世界

2013年04月16日 | 【映画・ドラマ・演劇】

オスカー女優マリオン・コティヤールとカンヌ監督ジャック・オディアールがタッグを組んだ異色のラブストーリー作品「君と歩く世界」を鑑賞

事故で両足を失ったシャチの調教師ステファニーと腕節だけが取柄のシングルファーザーのアリとの再生のドラマ。

失意にどん底にあったステファニーを息子や他人に対してうまく愛情表現できないアリ。ステファニーは、両足を失ったことで、それまでの異性に観られることで満たされたていた自分を失くし、アリは、暴力でしか自分を表現できない不器用な自分に不満を抱き続けている。

そんな、二人が惹かれることで、お互いにないものを補っていく。そんな二人の恋愛は、過去のラブストーリーとは異なるハードなものです。

二人の出会いによって生じる周囲に及ぶ軋轢。もがき苦しみながら、麻酔を打たず傷口を縫うように二人の心は再生されていきます。心の闇を美しい映像が光となって交錯し、かつてないラブストーリーを味わうことができました。

 


【美的B級グルメ】中華そば白・弥富町中華そば鈴木

2013年04月15日 | 【グルメ・名古屋めし】

久しぶりにラーメンを取り上げます。今回は、栄から弥富町に移転した、中華そば鈴木の中華そば・白です。

パチンコ店の敷地内に有名ラーメン店と軒を並べるこのお店は、昔ながらのしょうゆ仕立ての中華そば有名ですが、その澄んだスープの透明度は、この地方では随一だと思います。

あっさりとしたスープの中に程よい甘みと深みを持ち麺との相性も良く、具材とのバランスも絶妙です。今回食した白は、ご存知の通り白醤油を使ったもので、さらに透明度と白醤油独特の甘みを感じ、白ねぎとの相性がとても良い品でした。

チャーシューは脂身の少ない部位を使っているのも、このスープの特徴を引き出すためではないかと思えます。昨今の脂の旨味に頼るラーメンとは一線を画すもので好感を持ちます。

今ラーメン界は、危機感の現れか様々に進化していますが、そのほとんどが、脂の旨味に頼ったもののように感じます。当然の如く、若者を中心にこのようなラーメンは好まれ、特定の有名店に行列が並び、素材にこだわったシンプルなラーメン店が影を潜めているように思います。

中華そば鈴木さんの状況も、決して安泰ではないでしょう。しかし、こうしたお店をもっと理解する人が増えることを祈ってます。


DVD声をかくす人

2013年04月13日 | 【映画・ドラマ・演劇】

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回はロバートレッドフォード監督の「声をかくす人」です。

現在来日中のダスティン・ホフマンやクリント・イーストウッドなど、昨今、かつての名優が意欲的に映画監督として、意欲的な作品を制作しています。

今回の作品は、二枚目俳優として一世を風靡したローバート・レッドフォードが前作の「大いなる陰謀」から5年ぶりにメガフォンをとったもので、リンカーン暗殺の共謀者として女性としてはじめて死刑判決を受けたメアリー・サラットと彼女を弁護したフレデリック・エンキンの裁判のを描いた実話に基づくものです。

メアリー・サラットは、リンカーン暗殺の首謀者たちが彼女の営む下宿屋をアジトにしていたことから、共謀者となり、民間人でありながら軍法会議にかけられ処刑されます。

彼女の無実と法廷で裁かれていたら処刑されなかったのではと言う説は高く、レッドフォード監督は、その点を詳細に描いていました。

彼女の息子が犯罪に加担していたのではと言う疑惑から彼女は口を閉ざし、弁護したエンキンは、彼女を無実を政府の策謀に屈する事無く正義を貫き通す姿に感動しました。後に彼は、弁護士を辞し、後にワシントンポストの初代社会部長になっています。

南北戦争による勝者と敗者の間にある確執と大統領暗殺により法の下で行われた不平等。この映画は、人間の中にある拭う事の出来ない差別の心を浮き彫りにし、正義に貫かれた男と無言の中で無罪を貫いた女の崇高な人生を称えた人間ドラマでもあります。

 


DVD人生の特等席

2013年04月12日 | 【映画・ドラマ・演劇】

映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回はクリントイーストウッド主演のヒューマン作品「人生の特等席」です。

メジャーリーグのベテランスカウトと娘との葛藤と愛を描いた作品で、グラントリノで演じた頑固オヤジを再び演じた秀作です。

自分目と耳を信じスカウト活動を続けるガスは、目を患うことで、距離を置いていた敏腕弁護士の娘ミッキーと過ごすことに。、そこに、かつて自分がスカウトした元選手のジョニーが他球団のスカウトとして現れて、二人の間の距離を縮めていきます。

娘役のエイミー・アダムやスカウト役のジャスティン・ティンバーレイクの恋の行方や頑固で不器用、それでいて愛情あふれる父親役のクリント・イーストウッド。三者三様の個性がうまく溶け合って、ベーズボールを通した変わらないアメリカ人像が浮き彫りになり、ベースボールが知らない人でもアメリカらしいワイルドさがあって、かなり楽しめる作品だと思います。

 


追悼 マーガレット・サッチャー

2013年04月09日 | 【エッセイ・コラム】

昨年の映画でも話題になった、イギリス第71代首相のマーガレット・サッチャー氏が87歳で亡くらなれました。

この時代、日本は中曽根首相、アメリカはレーガン大統領。東西冷戦構造の末期で、チェルノブイリ原発事故や環境問題、イラン・イラク戦争と混乱を極めた時代、アメリカのレーガン。イギリスのサッチャー、日本の中曽の三人が主導権を握っいました。中でも、オバマ大統領が、レーガン元大統領と肩を並べる姿と賛辞を送るように、世界の中心にサッチャーがあり、女性首相と言う枠から超える風格と威厳。そして、何より男性を凌ぐ決断力を持った首相でした。

国内では評価が分かれるものの、国際的には最大の賛辞を送られるべき偉大な指導者と思います。

映画でも首相在任中の鉄の女と言われたサッチャーと現在認知症を患い夫の死さえも理解できない状態のサッチャーと異なる姿が照らし出されていましたが、認知症自体は、誰でも発病する恐れがあり、共に活躍したレーガンも、同じ病で苦しんでいました。引退後の二人の人生は、運命のイタズラとしか思えません。

政治の表舞台で戦い、引退後はアルツハイマーと戦い続けたサッチャー氏。戦いの人生を送った、彼女の異名である「鉄の女」でした。


鑑真和上の彩色

2013年04月06日 | 【美術鑑賞・イベント】

唐招提寺の国宝「鑑真和上像の身代わりとなる摸像に彩色が施されました。その姿を見ると、より人間らしいお姿が天平の時代に思いを馳せることができます。

今回の彩色は像立当時の色を再現したもので、その後に油を全身に塗布して江戸時代前期の古色に近づけるそうです。

絵画の修復では、汚れなどを落として当時の色に近づける作業や芸大の教官や研修生により復元模写が作られることは、よくあります。今回の摸像での彩色ですから、絵画などの再現と同じものと言えます。

仏像彫刻において、彩色や金箔張りなどの絢爛で荘厳な姿が本来なのは周知のことだと思います。しかしながら、その彩色や金箔が歳月により色落ちはがれても、その荘厳さが伝わる摩訶不思議な魅力があります。

衣や化粧がない、素の姿に仏像本来の本質的な美しさが時代を超えて観るものに感動を与えるのだと感じます。


史上最高の黒人投手サチェル・ペイジ

2013年04月04日 | 【エッセイ・コラム】

ダルビッシュ投手が、完全試合の快挙まであと一人の劇的な開幕を果たしました。今シーズンの活躍を予感するような快投に、やはり彼は只者ではないなと感じました。

また、今シーズン、注目のドラフト投手が鮮烈なデビューを飾る中で、ヤクルトの小川投手が、新人一番乗りの初勝利をおさめました。彼は、メジャー史上最高の投手、ノーランライアンのフォームを模していることからアマ時代には和製ノーランライアンの異名を持つ選手です。

そのライアンがオーナーを務めるのが、ダルビッシュが所属するテキサスレンジャーズで、時を同じくして、ライアンに縁のある投手が今シーズンの初勝利をおさめ不思議なつながりを感じました。

そのライアンの影に隠れて、もうひとり史上最高の投手がいます。そらが、まだメジャーが黒人選手を受けいれていない時代にニグロリーグで2000勝、55試合のノーヒットノーランの記録を持つサチェル・ペイジです。

彼は、一説には、160キロから170キロの速球を投げたといわれて、メジャーとの交流戦の際には22奪三振の完封勝利を挙げたと言われている伝説の投手です。

ここまでは、にわかに信じがたいことのように思うかもしれません。後に黒人初のメジャー選手となったジャキー・ロビンソンより遅れて2年後の42歳でメジャーと契約を結びます。

メジャーの通算成績は28勝31敗でしたが、彼は59歳まで現役選手と務めている事実を見ても、また、時代に翻弄されなければ、ノーラン・ライアンを超える史上最高の投手だと思うのです。

僕は、史上最高の投手は誰と言われれば今も昔もサチェル・ペイジと答えます。


国民栄誉賞W受賞

2013年04月03日 | 【エッセイ・コラム】

国民栄誉賞に、自他共に師弟と認める元巨人の長島茂雄終身監督と松井秀喜元選手があがっています。

長嶋氏の受賞は、ドラファンの僕でも喜ばしいことではあるけど、松井氏の受賞には疑問を感じる。国民の栄誉賞はひろく国民に愛された人物が対象ではあるけど、やはり記録を含めて考えるべきだと思う。

確かに長嶋氏は記録ではなく記憶に残る選手でした。しかしながら、長嶋氏を嫌いな人はおそらくいないだろうし、過去の受賞者以上に愛された人物です。その意味で長嶋氏は特例だと思います。

かつて記録を打ちたて辞退した福本選手やイチロー選手がいるように、松井氏が受賞する理由は皆目見当たらないのです。野村氏や張本氏の方が受賞に値するとの声もありますが、国民に愛されているかと言えば、少々疑問です。

二人の受賞には、何か政治的と言うよりも、政治の黒幕的人物が暗躍しているように思えてならないのです。まあ、それが事実でなくとも、そう思うのは僕だけではないと思うのです。

おそらく受賞は決定的でしょう。決まれば、とやかく言うつもりは、まったくありません。性格的にも師弟関係にあるお二人だからこそ、笑って許してしまう存在でもありますから。


映画シュガーマン奇跡に愛された男

2013年04月02日 | 【映画・ドラマ・演劇】

本年度アカデミー賞ドキュメント部門でオスカーに輝いた「シュガーマン・奇跡に愛された男」を観賞。

1968年、デトロイトの場末のバーで歌う一人のメキシコ系移民の男の歌が大物プロデューサーの目に留まりデビューを果たすもヒットに恵まれず、2枚のアルバムを出した後に消息不明に。

そんな彼の歌が、南アフリカの若者たちの支持を得て、アパルトへイト(人種隔離政策)に抵抗する反戦歌として貢献、そんな彼の消息を追って奔走する人々によるドキュメント映画です。

彼の名はロドリゲス。コンサート中に拳銃で自殺したと言う噂なかでの中で、彼は日雇い労働者として三人の娘を育てるために懸命に生きていました。

彼の才能を語る音楽関係者のインタービューよりも、彼と共に生きた名も無き人々の彼への敬愛は、音楽と言う武器で、苦しい生活の中で生きる人々と戦うロドリゲスへの優しさにあふれたもので、彼の人生そのものを語るメッセージを感じました。

そして、彼により悪政から解き放たれた南アフリカの人々が、彼を迎え入れコンサート会場を満員の聴衆でうずめ、彼のメッセージに熱く呼応するシーンは、わずか50名ほどの小さな映画館内にいる僕でさえ、鳥肌が出て心が揺さぶられる感覚を持ちました。

シーンごとに流れる彼の歌声と革命詩人のような力強く美しい言葉は、他にみないものでした。

時代に翻弄されることなく、平凡な日常を生きながら凛とした心を持つロドリゲス。彼こそが、本当のアーティストだと思います。

この映画を観て、生きる意味を改めて確かめることができる作品だと思います。