65オヤジのスタイルブック

ヒップホップ

マタアイマショウ
SEAMO, Naoki Takada, Shintaro “Growth” Izutsu, Takahito Eguchi, SEAMO feat.RYUTA&Mountaineer Chef, RYUTA, Mountaineer Chef, Hiroto Suzuki
BMG JAPAN

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ヒップホップシーンが、これまで日本に根付くとは誰が予想できただろうか。
とりわけ、日本語でリリック(作詞)するMCの出現は、80年代にヒップホップが入ってきたときには想像すら困難だった。

日曜の夜、トップランナーの番組で名古屋ヒップホップのSEAMO(シーモ)がゲストで出ていた。

かつては、色物ラッパーシーモネーターとして過激なパフォーマンスで人気のラッパーだ。
その彼が、挫折と紆余曲折を経てシーモとして再デビュー。「マタアイマショウ」がロングランヒットを続けている。一度聞いたら忘れられないとても素敵なラブバラードだ。

名古屋のヒップホップシーンは、かつては骨太なハードコア系ラッパーが主流で彼のようなスタイルは受け入れられなかったようだ。
ただ、ヒップホップシーンも反体制的音楽の要素が強かったが今は、リスナーの嗜好も変わり、ヒップホップを受け入れる土壌も広がっている。

ヒップホップをライフスタイルととらえているファンにとっては受け入れがたい状況だとは思う。
しかし、ヒップホップ、とりわけMC(ラッパー)に対するメッセージは広く伝わっていることは十分役割を果たしている。

彼らのリリック(言葉)を伝えるのに英語や韓国語はリズムを刻みやすい。
さまざまな言葉を持つ日本語は非常に難しいらしい。
その点で日本のラッパーは韻を踏むことでそれを克服した優秀なアーティストと言える。

さまざまな音楽をミクスチャーしながら進化していく日本のヒップホップシーンは、明らかに新しい日本文化を創造している。

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