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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

サプライズ人事

2005年10月31日 | 【映画・ドラマ・演劇】
バスキア

ジェネオン エンタテインメント

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 ○バスキアの自伝映画
 (キーズ・ヘリングと並ぶグラフィティーアートの先駆的アーティスト)

今日は朝から、小泉内閣の閣僚人事で持ちきりの一日だった。
小泉さんの人事はサプライズ人事といわれているけど今回のサプライズは小泉チルドレンの一人猪口さんが選ばれたぐらいかな。

でもこのサプライズなる言葉を使った人の感性はなかなかのものだ。
難しい横文字ではなく、誰でも想像できる言葉でわかりやすい点で支持されたと思う。時に日本語よりも横文字の方がインパクトがある。小泉チルドレンなんかも的を得てわかりやすい。これも杉村君みたいな存在がいることでますます言葉の強さを持ってくる。僕なら間違いなく流行語大賞だ。

アートの世界のサプライズは何かと思うとなかなか浮かばないけど。僕にとってアートのサプライズはグラフィティーアートかな。あのアメリカのストリートで生まれた落書き風アートのこと。落書きとアートの境界が曖昧なところもあって、かなりのサプライズだった。

しかしながら、僕としては街にあふれるグラフィティー気取りの落書きにはアートを感じない。
消したくないと思える落書きに出会ったとき、それは間違いなくアートだ。

童話の世界を感じて

2005年10月30日 | 【オヤジの仕事】
○月・村岡顕美(ムラオカアケミ)

先日のオークションで落札したのが上の作品。行きつけのカフェにてご購入いただいた。
月と題した村岡顕美さんの小作品はリキテックスというアクリル絵具とテンペラを用いる混合技法で描かれている。
手前にきつねがおり月明かりに照らされた山村の風景。童話の世界に出てきそうなメルヘンの香りが漂っている。

正方形の画面をあえて菱形で構成している点も、ミニュアチュールの世界に広がりをもたせている。

作家は第2回リキテックスビエンナーレで大賞を受賞され、人気作家のひとりとなった。受賞のコメントで土のぬくもりのある夢のような世界を描いてみたいと述べられている。

この作品にも小さいながらも十分にその世界観が表れている。

プロ野球再考

2005年10月29日 | 【スポーツ】
先日圧倒的な強さで阪神タイガースを下した千葉ロッテマリーンズ
このチーム、他のプロ野球チームや選手と比べてもちょっと違う。
とにかくカッコ良さがあるのだ。ドレッドヘヤーの小林宏や今風坊主のMVP今江選手と個性的な選手が躍動的している。選手の応援歌も応援テーマもロックからヒップホップまで多種多彩だ。
名将バレンタイン監督という点もあるのか、雰囲気もメジャーリーグ級だ。

最近は日本人選手のメジャー志向でプロ野球の視聴率よりメジャーリーグの視聴率が高くなっている。そんな中で、野球ファンの心理もメジャー的になってきていると思う。
マリーンズファンを見ていると、メジャーを超えて応援はJリーグのサポーター以上のクオリティーの高さがあった。ファンの応援の美しさは、プロ野球随一だろう。そして野球を楽しんでいる。

昨年もパリーグが日本一になったが、プレーオフでチーム調整が難しくなっているという。確かに試合勘がつかめないためか、シーズン1位のホークスが2年連続で苦杯をなめた。しかしながら、プレーオフと交流戦でパリーグ人気は上昇中。

セリーグも現状打破にプレーオフは必要だ。そして何より人気復活のカギは選手につきる。アグレッシブでエキサイティングなプレーで観客を魅了してほしい。中高年、女性、少年とプロ野球の楽しみ方に違いがあるはず。選手もどの層のファンを掴むかで選手の人気も違ってくるはずだ。特に若い選手にはロッテの若手選手のような同世代の心を掴むプレーや姿で取り組んでほしいものだ。




クラフトアート&ライティング

2005年10月27日 | 【オヤジの仕事】
○レインフォレストbyジェフ・ニシナカ
(白い大理石風の額縁に入っている。多少傷あり)
興味のある方はinfo@ag-maeda.comまで

今僕の店のウインドウにかかっている絵が上の写真の作品。
オークションでかなりお値打ちに落札できた。
この作品、ニューヨークで活躍するクラフトアーティスト(ペーパークラフト)のジェフ・ニシナカの雨上がりのジャングルをテーマにしたものだ。
作品は白い紙だけで動物や植物をカッティングした立体作品で昼間は白い額に白い画面でいたってシンプルだが、備え付けのブラックライトで照らされた画面が7色の光を浴びて変化していく。

眺めていると白からオレンジ、ブルーそして7色に変化していく様が癒しの時間を与えてくれる。

今は、夕方の5時から閉店の6時までのほんの1時間ライティングされる。
ライティングアートは、一時期新興のギャラリーで取り扱われ人気を得た。今は流行ともに消えてしまった。

そのおかげで僕の手元に入ったが、単なる絵を照らすライティングアートではなく、一流のクラフトアーティストの手にかかるとこれほどまでに想像豊かな作品に変化することに改めて驚かされた。

追悼:美しき公民権運動家 ローザ・パークス

2005年10月26日 | 【エッセイ・コラム】
ローザ・パークス自伝

潮出版社

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公民権運動家のローザ・パークス女史が亡くなられた。享年92才。
彼女は、アメリカの人種差別撤廃のきっかけとなった。バスボイコット運動の引き金となった女性だ。
日本では、キング牧師が有名だが、彼女はキング牧師の盟友でもあり「公民権運動の母」と言われ、市民勲章の最高位「大統領自由勲章」も受けられている。

彼女がバスの白人専用の座席に座り拒否をしたことから、この運動がはじまった。
もし彼女が、圧力に屈し席を譲ってしまったなら今の自由はなかったといっても過言ではない。

そんな偉大な彼女の訃報を日本ではどれだけの報道をしたのか?僕の知る限り非常に少ない。日本の世界観なんてこんなものかと思うとマスコミも含め嘆かわしい。
声高に自由を叫んでも、命を賭して自由のために闘った行動の人にスポットさえもあてないマスコミに対し嘆かわしさを感じる。

42歳まで差別に耐え忍び、その後の人生の50年を世界にある差別撤廃に尽力された。自らの人生を自由のために捧げた人だ。
彼女の勇気が時代を変えたのだ。勇気ある人は本当に美しい。


夏木マリ【アートな本】

2005年10月24日 | 【エッセイ・コラム】
カッコいい女!

ベストセラーズ

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 ○マリ姉さんの自伝的スタイルブック。姉さんを好きな若者は必読!


ドラマ好きの僕が、先週から気になってみているものに「野ブタ。をプロデュース」がある。もともと学園ドラマは、金八シリーズから好きなのだが、このドラマの山下君や亀梨君の主人公を上回る圧倒的な存在感が夏木マリ姉さんだ。

教頭先生役の姉さん、とにかくカッコイイ!スレンダーなボディーにフィットなジャージを粋に着こなしている。凛とした立ち姿にクールな顔立でありながら、歯に衣きせぬセリフがまたピッタリとはまっている。

僕なんかはデビューの頃の「絹の靴下」のマリ姉さんの時と変わらぬ女のドライな色気に改めてしびれてしまう。

最近は若者の間でもかなり支持されているらしいが、こういう大人の女をもっと感じてほしいと思う。

マリ姉さんをもっと知りたい人は上の一書を読んでね。内面と外面が一体となった彼女のカッコいい生き方がもっとわかります。夏木マリHP

美の脇役【アートな本】

2005年10月21日 | 【エッセイ・コラム】
美の脇役

光文社

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○モノクロ写真の奥に美が垣間見える。

先日ふと本屋で目に留まったのがこの一書。
あの司馬遼太郎が新聞社時代に企画した連載を復刻したものだ。

44年前の1961年に刊行された。この本、大阪芸大で教授をつとめられた井上博道氏が、産経新聞写真部時代に撮影を担当している。
写真はすべてモノクロだが、日本の文化遺産の部分を映し出している。

主に京都、奈良の文化財を中心にその中にある部分的な美を紹介している。
表題の美の脇役にふさわしい、地味な演出ではあるが深い美意識にたった美の解説書とも言うべきものだ。

紹介者も大学教授、美術史家、俳人、管主など多彩な分野の著名人が名を連ねている。紹介者の独特な美意識は現在でも十分通用する。
だから50年近い時を経て、再びこの世に出ることもごく当然のことだろう。

改めて日本の美に触れてみることをお勧めする。

紅葉まだ早し!

2005年10月20日 | 【町歩き・旅】
○少し色づいていた清見町の紅葉?
やばい!1週間忙しさにかまけて更新してませんでした。
もう忘れられてるかな?つたない話に耳を傾けていただいているのに申し訳ありません。

ところで月に一度の連休は、ちょっと早いかなと思いつつリフレッシュもかねて清見町方面に紅葉を見に出かけました。前は仕事でよく高山に出かけていたので清見のせせらぎ街道を通って、おいしい空気を味わいながらのドライブを楽しんでいました。帰りには、明宝温泉に入って体もリフレッシュしてました。

今回はせせらぎ街道のドライブを楽しみましたが、残念ながら紅葉には程遠い状態。仕方なくパーキングで撮ったショットが上の写真です。11月上旬には赤やオレンジに染まる光景が見られると思います。お近くの方はぜひともお出かけください。

帰りには郡上市の美並子宝温泉に入りました。ここは、長良鉄道のみなみ子宝温泉駅に併設した露天風呂のある温泉です。入銭料も500円とお値打ちです。
長良鉄道に行くぶらり旅も格別です。ちなみに名前の由来は日本の中心地、へそを意味することから子宝に恵まれるようにつけられたそうです。


美しき家族愛

2005年10月14日 | 【エッセイ・コラム】
村上さんの阪神タイガースの上場をファンの投票で決めるなんて提案をしたと思ったら、今度は楽天の三木谷さんがTBSに経営参画を提示したりと騒がしいこの1週間。

このお二人それぞれに愛があるのかなと思ってしまう。どうみたって村上さんは野球が好きな感じがしないし、三木谷さんも、TBSが過去に手がけたドラマを見てたとは思えない。とどのつまり、愛着を感じない。

阪神ファンは、無類の野球好きだと思う。阪神ファンは子供の頃の野球のある暮らしが大人になっても続いていると思うし、TBSと言えば僕は時代性のある骨太なドラマが好きだった。あの今や有名な脚本家クドカンのルーツはTBSのドラマにあり、決してフジの柔な路線とは違った。

インターネットとテレビの融合を図りたいなら、その点も大いに勉強すべきかなと思う。阪神ファンだって投票になったら、絶対上場には反対するだろう。
ファン心理として一人の人間に独占されたくないないから。みんなの阪神、みんなが監督的なとこが野球の面白さでもある。

今日、紳助さんの番組で、ロシアの住宅事情がクイズに出てた。
問題はマンションの中でいくつか超格安な物件があるのはなぜと言う問題。
欠陥。お化けが出るなどのワケあり物件と思いきや。

正解は老人付きの物件だった。
ロシアの年金額は月7千円だそうだ。そして、今ロシアは不動産が高騰してなかなか手に入りにくい事情が。

そこで老人が格安で自分のマンションを売り、自分の面倒を見てもらうといううもの。それが、他人同士から家族愛が生まれうまくいっているそうだ。
これって高齢化が進む日本でもうまくいくような気がします。

村上さんや三木谷さんも阪神にもTBSにも家族愛を感じてもらわないとうまくいかないと思うのですが。

ラーメン・バブルの崩壊

2005年10月11日 | 【エッセイ・コラム】
オレが唸ったラーメン一杯―ガチンコオヤジ佐野実

講談社

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 ○恐い佐野さんの週刊誌の連載コラムが本に。辛口批評もあります。

よくカフェの隣のラーメン店が閉店。洋風居酒屋に改装することになった。
このラーメン店、デビッド伊藤の店で修行した店主が出した1号店だった。
1年あまりで3店舗を構えるにいたったが最終的に残ったのは最後にできた名古屋の1店舗となった。特色のあるラーメンだったが主人が名古屋に移ってから客足は衰えていった。

僕は今ラーメンバブルだと思っている。客も作り手もバブルに踊らされ本来の味を失っていった。
佐野さん曰く、僕がうまいと唸る店はどこも1店舗で地道に経営してみえる。
チェーンでうまいと思うラーメン店もいくつかあるが、顧客の絞込みやサイドメニューの充実、接客サービスの徹底などで生き残りかけ必死になっている。

しかし、バブルに踊らされ、自分を失った店は閉店を余儀なくされた。
そんな店の閉店の原因は味にムラがある。接客が悪い。厨房が汚い。そして一番の原因は盛り付けが雑なのだ。僕が前に述べた美的な面を完全に失っている。

僕が愛するラーメン店は、味はもちろんのこと、厨房はピカピカで、器もきれい。そして何よりも盛られた様が美しい。

シルクスクリーン版画

2005年10月09日 | 【美術鑑賞・イベント】
★幸福を招くふくろう絵画★【伊藤三春/鵬】当社オリジナル版画12600円(税込) ★幸福を招くふくろう絵画★【伊藤三春/鵬】当社オリジナル版画12600円(税込)

 ○この作品もきれいなシルクスクリーン版画です。

二日続きの雨も止んで、体育の日にふさわしい天候だった。
やっと、秋らしい季節が来そうだ。
昨日は、玄関で足を踏み外しおしりの打撲に足首の捻挫と最悪の状態から少し回復し、こうやって書いている。

さて当店は版画を主に扱う店でもある。特にシルクスクリーン版画を扱う割合が多い。メイン作家の吉岡浩太郎作品がシルクスクリーン版画といううこともあるが、その色の美しさと鮮やかさが気に入ってはいる。

シルクスクリーン版画と言えば、ヤマガタやラッセンなどの高額版画を思い浮かべる方も多いと思うが、これらの作品はジグレースクリーンといって、シルクスクリーンと違い手間もかけず摺ることができる。

手法もまったく違う。シルクスクリーンはシルク(絹目)から色を落としてする多色刷版画で、ジグレはコンピュータによって色彩構成された印刷方法に退色を防ぐスクリーン膜をかけたものだ。この点はしっかりと分ける必要がある。
シルクスクリーン版画は手間のかかる版画技法だからだ。


ラサーン・パターソンwith佐藤竹善【アートな音楽】

2005年10月06日 | 【音楽・ライブ】
After Hours(CCCD)
ラサーン・パターソン
ADI受託その他メーカー

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 ○ラサーン・パターソンの久しぶりのニューアルバム

独特のファルセットボイスで名高いR&Bの歌手ラサーンパターソンのステージを観にブルーノートへ。
急の団体客とゲストに佐藤竹善を迎えてか満席。
熱気にあふれた会場だった。ハーフ&ハーフを頼み、いつもクルクルポテト(これが絶品)をつまみに主役を待つ。
登場と同時にステージは最高潮の雰囲気で突き抜けるようなハイトーンボイスに一気に釘付けになった。とにかく声量が群を抜いている。ファルセットボイスでありながら胸にずしりと来る不思議な感覚に酔いしれてしまった。

佐藤竹善がリスペクトされたアーティストと言うことぐらいしか知識を持ち合わせていなかったことに後悔をした。

ゲスト登場。竹善の英語の発音は日本人としてはナチュラル。その声で僕には懐かしいポップスの名曲を披露。ラサーン・パターソンもバックコーラスにヂュエットにと盛り上げてくれた。竹善の声のラジオボイスとラサーン・パターソンのハイトーンボイスがきれいにかみ合って楽しいステージだった。
久しぶりのブルーノート。二人の魅惑のボイスに、たまっていた疲れもとれていた。

 ○カップリング曲をMr.AORのボビー・コールドウエルが作詞!
今日も君に恋をした
佐藤竹善, Chikuzen, Chikuzen Sato, ボビー・コールドウェル
ユニバーサルJ

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艶女(アデージョ)

2005年10月03日 | 【エッセイ・コラム】
LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」

ソフトバンクパブリッシング

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日曜夜に、阿川佐和子と爆笑問題の異色の顔合わせが話題のニュースワイド番組がスタートした。
その中で新語をキーワードに時代を読むコーナーがあり、艶女(アデージョ)なる言葉が取り上げられた。

艶女とは、30代から40代の艶っぽい女性をさす言葉だそうだ。
この言葉は、どうも今や人気ナンバーワンのオヤジファッション誌「LEON」の姉妹紙「NIKITA」系の女性をさすそうだ。
ファッションは露出度の高い高級なイタリア系の服。当然年収もそこそこ高いキャリアウーマンやセレブ系のご婦人が中心だ。

今回テレビで登場の艶女は、ボディーコンシャスな服装で高級レストランで男性とお食事。お肌や健康に気をつかい、サプリメントや果ては強壮剤まで服用しておられた。特定の男性は作らず、幅広い男性とお付き合いしているそうだ。
年商40億の高級時計店の社長(38才)から20代のお坊ちゃままで、見事に使いこなしておられた。
しかしながら、健康や美容に気をつかい高級ファッションに身を包んだ彼女に、美しき輝きを感じなかったのは僕だけではないと思う。

まあ、確かに20代に比べたら肉体的には劣るのだが、美しい大人の女性ならそれを上回る知性や教養がにじみ出てくるもの。それは外見でつくろうことができない。
上品さをたもちつつ、艶女道を進んでいってください。

そうそう、阿川佐和子さんの知性的でありながら、時に漂うコケティシュさに女の色香を感じました。僕にとっては要チェックの番組になりそうです。



店長茶々丸トリビア(看板犬)

2005年10月01日 | 【オヤジの仕事】
★あなたのペットの肖像画制作します★特別価格21000円(税込)【一流芸大出身作家が制作】★あなたのペットの肖像画制作します★特別価格21000円(税込)【一流芸大出身作家が制作】おすすめ度 :コメント:アートショップこだわりの肖像画。
 当家の店長、茶々丸がモデルです。

昨日友達が夜遊びに来た。
当家の店長は、誰かまわず尻尾を振って甘える。
そんな彼に嫉妬して、途中できつく呼ぶのだが、こっちを向くのも束の間、すぐに友達にくっつき離れない。

そこで、前にトリビアの泉のコーナーのトリビアの種の実験を思い出し、さっそく試みてみた。
この実験は飼い犬は、主人の一大事に救助を頼みに行くかと言うものだ。
100頭中、答えは0。中にも知らんふりで逃げ出すは、倒れた主人におしっこをかけるは散々の結果に終わった。

そこで僕は、彼に前で、苦しむまねをして倒れた。
彼は僕に近づき、おどどしながらも普段はなめない僕の顔をなめ必死に起こそうとしてくれた。さらに近くの友人にも呼びかけようとした。

僕は彼のこの行動に、安堵の思いと感謝の気持ちわいた。
普段は、ひょうきんな彼も、僕との友情は深いことを確信した。
親ばかと言えばそうだが、僕のパートナーとして大切に愛情を育くみたいと思った。