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人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

銀行とともに成長

2006-05-20 08:15:57 | 出来事
最近は忙しすぎてあまりブログが書けていないのですが、いざ書くことになると出来事が多すぎて何から書いていいのかわかりません。しかしそれでは何も始まらないので、直近の出来事をひとつ取り上げてみました。

最近銀行の法人口座の通帳がいっぱいになったので新しい通帳をもらってきました。すると、「東京三菱銀行」ではなく「三菱東京UFJ銀行」の通帳が!当たり前なのですが、手元にあったのは5歳から持っている「三菱銀行」の通帳と、会社設立時の「東京三菱銀行」の2種類の手帳だったので、ちょっと時代を感じていました。

環境が変わっていく中で、人間もこんなに変わって来たんだな、と思いました。

特に個人の銀行通帳には毎日記帳するわけでもないので、一種の日記みたいなものでもありますね。なぜかちょっと感動してしまいました。

第10惑星

2006-04-12 13:45:19 | 出来事
なんと太陽系に第10惑星が発見されたようです。日経新聞によるNASAからの情報によると、大きさは冥王星程度とのこと。

名前は何になるのでしょうか・・・。今まではローマ神話の神ばっかりだったので、初のローマ神話の人間惑星がほしいところです。ね。「ハーキュリーズ」とか(注:「ヘラクレス」はギリシャ名です)。彼は実は神と人のハーフであり、死んでから100%神になるので、神といえば神かもしれませんが。

・・・でも実際は、それはないのでしょう。おそらくマイナーでも典型的な「神」を選ぶことになるでしょう(「はんぺん」などという惑星名よりはありえますが)。長い間残る名前をつけるとなると、やはり人は保守的になってしまうようですからね。

思い切り「こりん星」にしちゃうとか、バカなNASA長官がいれば面白いんですけど。ゆうこりんをCM起用しているセガは大喜びかもしれません。

ところで、「え、いまさら10個目の惑星が見つかったの?」と驚いた人もいるのではないでしょうか。個人的には、これは「失くたと思った鍵が実は机の上に置いてあった」状態に思えました。まあ、光ってる星を探すのはともかく、広い宇宙であまり光を反射しない物体を探して、「あ、太陽の周りを200年ぐらいかけて回ってる!」と思うのは大変なことなのでしょう・・・。

さて、真面目な話、人の中にも幾億兆の原子により繰り広げられる宇宙があります。この中の惑星のような大きな塊のうち、まだ自分が気づいていないところもあるのではないでしょうか。個人的には、それに気づくには「自分を探す旅」に出ても無駄だと思うんです。

一番早いのは、自分のその何かに気づいている他の誰かの話を聞くことだと思います。第10惑星については難しいことですが、冥王星の人が「うちのとなーりにへーんーなわーくせいがあーるだめぃおー」と言ってくれたらどんなに楽に見つかったでしょう。「探せば見つかる」とわかるだけでも大きいですよね。

自分の知らない自分の何かを知っている人を探すのは難しいことですが、色んな種類の人に会うのと、行動範囲が広い人や多趣味の人を探してみるのは手かもしれません。

ということで、第10惑星の発見を祝って、禁酒しつつ仕事に励もうと思います。

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2006-04-04 21:44:59 | 出来事
千年に一度の出来事が、あと数時間で起こります。時間と日付が:

01:02:03 04/05/06

になります。
日本語で書くと06年4月5日、1時2分3秒となりますが、アメリカでは月・日・年という順番で日付を書くのでこうなります。ちょっとしたカウントダウン気分になれますよね。

すごい説得力

2006-04-03 01:25:42 | 出来事
突然ですが、間接(肘・膝など)が弱い人のための栄養剤を買ってみました。スーパージョイントとかいうものなのですが、思い切りオアシス(トレーニングジム)で衝動買いしてしまいました。そして、早速キャップを開けてみると、強烈な臭いが漂ってきました。

間違いありません。骨付きチキンを食べ終わって2日ぐらい寝かせたあとの、骨というか軟骨というか、とにかくそういう臭いです。

「うわっ」と思った後、「なるほど」ととても納得してしまいました。青汁がまずいように、薬が苦いように、ダイエットコーラが味なし炭酸水に思えるように、効果に対してとても説得力がありました。

望ましくない特徴を持ってマーケティングをしたり、有名になったりしている人は数多くいますが、これは大体開き直ったのがスタート地点なのだと思います。恐らくどこかの広告代理店が「どう考えてもまずいでしょ。まずいって言っちゃいましょうよ」と偉そうに語ったのでしょう。

それでも結果オーライなら、逆に悪い要素を付け加えて物を売るのもありなのかもしれませんね。完璧な人より何か欠点がある人の方が親近感が沸きますが、商品でもそうなのかもしれません。あまり極端にならない範囲で、考えてみる価値はあるかもしれませんね・・・。

かなり久しぶりに

2006-03-30 19:20:11 | 出来事
かなり久しぶりにお米を買った。ご飯を炊いた。皿を買った。皿を割った。ヘッドフォンで音楽を聴いた。

一般的に環境が変わるのは、一定の目的があってのことですが、付随的に他のことも色々と変わります。人は一遍に極端な変化を経験すると情緒不安定になり、それが身体の支障という形で現れることも多いものですが、新たな目的に走り出す前に付随的な変化に慣れておく必要がありますね。

法律の制度にも経過措置があります。おかげで今年は、新会社法が施行されても古い会社法に基づく株主総会ができます。(弊社は新法に基づいてやると思いますが。)いきなり切り替えてしまうと新制度ではなく制度の移行自体による問題が発生しちゃうわけですが、これは一人の人間にもあてはまることだと思います。

新しいチャレンジをすることは重要ですが、メキシコから急に南極に行くより途中で南アフリカあたりで遊んでいった方がいい場合もあるということですね。

本厚木デビュー

2006-03-21 12:19:42 | 出来事
先週より神奈川県にある本厚木に引っ越してきました。

最初はガスが出なかったり、水道が漏れてたり、郵便ポストがみつからなかったり大変でしたが、早くもかなり落ち着いてきました。

最近の引越しの一番大変なことは掃除でも荷造りでも新しい近所との付き合いでもなく、パソコンの設定なのではないでしょうか。本社のPCを持ってくるわけには行かなかったので2台目を買ったのですが、これを繋げ、必要ソフトをすべてインストールし、周辺機器を揃えてこれもインストールし、1台目のPCのファイルを移し、VeriSignなどのセキュリティ関連の証明書を取得したりしているするのに24時間以上かかっていたような気がします。

前回のPCは自作だったのですが、部品選びから組み立て、BIOS設定、Windowsのインストールなど基本的なことからやっていたのが信じられません。

昔は「泥まみれになっても、失敗しても、面倒でも、何でも一度経験しよう」と思って色々チャレンジしていました。これはもちろん良いことだと信じていますが、最近はその「一度の経験」を少しずつこなしてきたということなのか、どちらかというと効率性を求めてしまいます。人生のうち、次のステージにいるということなのかもしれません。

普段より著しく自分の成長が感じられるのは、新しいことをするときです。これはできるだけ多い方が経験にもなるし、他人を理解できるようになるし、アハ体験も増えるし、とても重要なことだと思います。しかしその「新しさ」の度合いが、新しい経験をしていても減ってくるものです。一部は過去の経験と重なるからです。

ならば、一定の時期からは何かに専念することを中心とし、新しいことはほどほどにするということも必要なのかもしれません。しかしこれでは偏るので、また専念したものを維持しつつも新しい何かを始めるべきかもしれません。

結果として、新規開拓と実務とフォーカスを交互にしながら成長していく会社のように、新しい経験と専門分野の追求に交互に注力していくべきなのかもしれません。それがホッケースティック的な成長への近道なのではないでしょうか。

VMSダイエット(TM)(続):下っ端アスリート

2006-03-11 14:39:49 | 出来事
VMSダイエット(TM)最終報告では満足な結果をお伝えできなかったので、トレーニングメニュをちょっと減らしつつもダイエットを延長していました。

そこで、やっと当面の目標だったフィットネススコア90にたどり着きました。これは中間報告でお伝えしたとおり総合点みたいなものであり、90になってはじめて「アスリート」という評価になるのです。よって、やっと機械に「アスリート」と思われるようになりました。アスリートの中では一番下っ端の評価ですが、とりえあず、めでたしめでたし。

体重は相変わらず現状維持ですが、脂肪率が15%と、一般標準に戻りました。やはり昔に比べるとまだ高いのですが、これをどう一ケタに戻すかはこれからの課題ですね。

ダイエットのお祝いというわけではないのですが、昨日はかなり飲んでしまったので今は仕事しながら反省中です。今日も友人同士の結婚2次回があるので飲むことになるのですが、ちょっと控えめにするよう努めます・・・。

最後に、最終報告がブログのドラフトとなっていて公開されていなかったことが今日発覚しました!皆さん、大変申し訳ございませんでした。今は実際書いた2月19日のところにアップしていますので、是非あわせてお読み下さい

ある組織の人の兄のおかげでチョコが。

2006-03-10 01:26:15 | 出来事
特に理由はないのですが、私はある組織への所属について公開していません。犯罪組織の類のものではないのでご心配なく・・・おそらく1-2年のうちには公開することになると思います。高校の頃は空手をやっているを極少数の親友にしか言ってませんでしたが、その主な理由は「誰も知らずいざとなったら強いという状態がなんとなくかっこいいから」ということでした。(お恥ずかしい。)今回も、そんな感じでしょうか。(はい、成長していません。)

アメリカにあるこの組織の一人は、幼少のころに両親を失ったのですが、そのお兄さんによって育てられました。「育てた」といっても年齢がそれほど離れているわけでもなく、なんとかお金を稼いで食料と妹の教育費を確保していたということです。

そのお兄さんは、今や世界有数の企業の経営に携わっています。(はい、私よりかなり年上です。)しかし当時は、中古自動車のディーラーのようなことを高校生ぐらいのときからやっていたそうです。おそらく年齢を誤魔化しながら、という感じだったのでしょう。

このような生活を続け、キャリアや教育に全力を注げないにも関わらずこのような地位に辿りついたこの人の話を聞いて、素晴しいと思うと同時に、なぜもっと恵まれているであろう他の社員より出世できたのだろうかと不思議に思いました。

彼が抱えていた出世回路におけるハンディは、みんなが毎週の金曜日に酔っ払っているところを真面目に仕事すればなんとかなる、という程度の差ではないはずです。

確かにある程度出世出来たり、裕福になったりしたら出世欲が弱まるのはわかります。しかし、仕事をするからには仕事をしているときは頑張ろうと思うはずです。それでも彼は100倍以上の倍率を乗り越えて成功したのわけです。

・・・同じように、手が小さくて1オクターブも届かない女性ピアニストがプロになっていることが(意外と頻繁に)あります。これは175センチの身長でジョッキーやバレリーナをやるぐらいのハンディだと思います。(私の身長は175センチですが、どちらにもなれる自信がありませんし、努力する前に諦めてしまいます。)キャンプ用のリュックを背負いながらイナバウアーをするぐらい合ってないような気すらします。なのに、そのピアニストたちは当たり前かのように完璧な演奏をしてしまうのです。

人間って、すごい。

そんなことを考えていたら、チョコを我慢することができました。

VMSダイエット(TM)最終報告

2006-02-19 16:53:28 | 出来事
VMSダイエット(TM)の最終報告です。

昨日中間報告でご紹介した「Dr. フィットネス」で測定をしてみました。

すると!中間報告以降体重は1.1キロ減っているのですが、なんと脂肪が微増、筋肉が微減しているではありませんか。全然ダメな結果です。というか、3週間前より悪くなってしまったということです。

最初は効果が出て、その後代謝などが新しい食生活などに調整してしまうためあまり効果が出なくなり、一定の期間がすぎてまた効果が出始めるのがダイエットというものらしいのですが、中間報告からの3週間は正にこの期間だったのかもしれません。

この3週間、週7日筋トレ60分、エアロバイク or 水泳60分、プロティンシェイク&1200-1500カロリ程度のダイエットをしてきたこともあり、この結果は大変ショックです。受験に落ちるような気分でした。鏡でみても、身体の形は過去と明らかに違うのに・・・この結果はとても不思議です。食事後に測定したからとか、機械といっても完璧じゃないとか、色々と理由があると思うのですが、そんなのでは納得が行きません。

ということで、本日一日休んで、明日からも健康・運動・食事に注意を払いつつ生活したいと思います。「入学までセクシーダイエット(TM)」などと掲げるほどのことはできませんが、少しでもセクシーになれるよう頑張りますので応援していてください!

解禁、ですが・・・。

2006-02-18 00:33:39 | 出来事
1月4日からやっているVMSダイエット(TM)ですが、本日でついに終わりを迎えます。本日の午後に、身体測定を行って参ります。もちろん、結果については近日ご報告致します。

ダイエットの終わりということは、チョコ解禁。バナナパフェ解禁。マロングラッセ解禁(元々高くて買えませんが)。

なのに、あまりワクワクしないのです。大食いしちゃれ!とも思わないのです。なんとなく、少し筋トレを楽にして、ちょっと食べる量を増やしたとしても過去1ヶ月とあまり変わらない生活になりそうな雰囲気です。

ひとつは、太っているより細い方が気持ちいいこと。ひとつは、おそらく胃袋が小さくなったこと。ひとつは、ひとつのチョコを燃やすのにどれだけの運動が必要かがわかったこと。

そして、バレンタインなどという理由がなくてもセクシーでありたいと思うこと。健康第一といっても、本当に健康を第一にしている人は少ないでしょう。自分でも、今でもどうしても健康を第一にできません。それでも、ある程度余裕を持ち、一定の運動と睡眠を確保し、元気に一日を過ごせるのはとても大事だと思います。

だからこれからも、ちょっぴりダイエット。

ダイエットというのは痩せるということではなく、ある程度食事の量・内容がが限定されるもの。厳密にいえば、「コーヒー以外はなんでも可ダイエット」というのも立派なダイエットなのかもしれません。効果の程はわかりませんが。だから、少しだけでも「食べるもの」「食べないもの」を考えているだけでも、長期的には大きな効果が生まれるかもしれませんね。

ハッグひとつ下さい。

2006-02-14 13:53:25 | 出来事
まず、Happy St. Valentine's Day!

愛の日、薔薇の日、チョコの日・・・なんだかわかりませんが、とにかくハッピーになれる日ですね。

さて、大学2年生のときのことです。寮の同じ階に小柄な中国系のアメリカ人が住んでました。この子は小さい割にはしっかりしていて、甘えん坊でも寂しがりでもなかったのですが、一日に一回は私のドアをノックしに来ました。

「ハッグひとつ下さい」といって。

買い物をするような感じで、ハッグをしてありがとうと言ってそのまま出て行くことも多かったので、こちらも「毎度っ」って感じでした。別に落ち込んでいるわけでもなく、なんとなく日課というか、励みになるというか、そんな感じだったのでしょう。例えるならば、毎晩お湯に浸かるようなものなのかもしれません。

この子以外にも、会うたびにハッグをしてくれる友達は大勢いました。185センチぐらいのブラジル人の男。隣のフランス人の女。演劇部の仲間。などなど。

ハッグはリラックスさせるoxytocinなどのホルモンを分泌させ、体にとてもよい効果をもたらすものです。恋愛感情とは別に、気持ちよかったり落ち着いたりするのはこのせいでもあるのでしょう。

日本では、抱き合うことが自動的に性的なものと思われがちなのか、そうはいかないんですよね。正直、帰国してきたときの「逆カルチャーショック」のひとつでした。初めてハッグを拒否されたり、変な奴だと思われたり。「あなたには私の体温すらもったいないわ」と言われるようなものです。

ハッグ伝道師になるほどの思い入れがあるわけでもありませんが(これは女性の方が適任だと思いますし・・・)、大人になっても普通に友達をハッグする習慣があったら、救われる人がどれほどいることでしょう。ひとつのハッグでどれだけ一日の印象が変わることでしょう。

日本を安心させる方法は、建築基準法の遵守だけではありません。
日本の信頼を得る方法は、証券取引法の遵守だけではありません。
身近な友人や知人に、気軽にこう声をかけれるようになったらな、と心から思います。

「ハッグひとつ下さい」、と。

錆付いた特技

2006-02-13 23:17:08 | 出来事
3年ぶりぐらいに水泳の自主練をしてきました。2キロ程度泳いできました。

2歳の頃から15年間、自分の最大の特技のひとつであったはずのスポーツであるだけに溺れはしませんでしたが、かなり練習不足なのが最初の25メートルでわかりました。

水泳の練習は「○○メートルの○○×○本を○分○秒サイクルで、○セット」という形で決めるのがほとんどです。たとえば、「100メートルのキック(ビート版を持って足をバタバタしながら前に進むやつです)×4本を、2分サイクルで(各本を2分でやるということ)、2セット」となれば、合計800メートルの練習です。

実際試合に出なくても、練習で大体どれぐらいの「サイクル」かで回れるかで自分がどのレベルにいるかがわかるのです。そして今日の練習で、それがすぐわかってしまいました。

筋肉痛があったこともあるのですが、今日のレベルではおそらく自分の中3の練習についていくのがやっとだと思います。現役から退いて10年立つので仕方がないのかもしれませんが、せっかく身に付けたものを失うのはとても辛いですね。

だからこそ人は、「俺は昔すごかったんだぜ」という自慢話しかできなくなってしまうんですよね。これは空しくてあまり好きじゃないんですよね・・・。

ということで、今週中に最低あと一回は泳ぎに行こうかと思います。(反省)

小学生空手家の実力

2006-02-06 04:30:21 | 出来事
テレビでフルコン空手の大会を見ました。小1男女から一般の部まで通して、決勝だけをやっていました。決勝だったからか、小学生の試合でもかなり一方的なものが多かったです。

当然、一定の実力差がないと、一方的な試合にはならないのです。小学生のボクシング大会などを見ると大体「ポカポカパンチ勝負」になってしまうのですが、特に今回の小3女子の勝者はありえないほどのコンビネーションを正確に放っていました。若い格闘家のレベルはかなりあがっているようですね。

反面、若い「数学家」のレベルはどうなっているのでしょうか?イメージですがあまり上がっていないような気がします。学問は一定のスピードで教えるからあまり差が出てこないんですよね。

日本で飛び級制度を導入してほしいというわけではないのですが、若いスポーツ選手はそのスポーツだけをやっている人が多いのに、なぜ若い数学者で数学しかやっていない人は(おそらく)一人もいないのでしょうか。(というか、若い数学者という概念が存在しないのかもしれませんね。)地理と社会を小6までにして、あとは捨てて数学にできるだけ専念するというのはダメなのでしょうか?限定的にしろ、あってもいい形ではないかと思います。

祝!400件目のブログ

2006-02-04 03:37:37 | 出来事
ブログのペースダウンを行ったため300件目のブログから11ヶ月ほどかかってしまいましたが、ついに400件目のブログを迎えました。

アクセス数にすると、概算ですが今まで約55,000-65,000回ぐらいのようです。書き手が書くことができるのは読み手がいるから・・・。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

さて、突然ですが「人は毎日、死に一日近づく」という「レ・ミゼラブル」など数多くの名作に採り上げられている悲観的な視点について考えてみました。昔は「そうだよなぁ、仕方ないよなぁ、人間だもんなぁ」と思ってたのですが、やっぱりそう思いたくないので、「そうじゃない日はないのか?」と考えてみました。

そうしたら、いっぱいありました。

簡単にいうと「天により命日が定められている」という前提がおかしいんですよね。

わかり易い例として、「手術をした日」があります。今日がなかったら明日死んでたかも、という人が手術のおかげであと50年生きるなんてこともあるはずですが、この日は50年間「死から遠のいた日」です。

もう少し日常的な例を挙げると、よく笑ってよく寝た日のおかげで寿命が2日延びるかもしれません。そして、今日睡眠をとり、カロリを摂取し、運動をしたからこそ明日があり、来週があり、2037年11月3日があるわけです。

そう、視点をちょっと変えれば、我々は毎日自らの寿命を延ばしているのです。

死は必ず訪れるものなのかもしれませんが、一般に思われているよりコントロールできる要素がありそうですね。

また、一日一日の過ごし方が納得いけば、それが命の勝利ともいえるのではないでしょうか。40,000日目まで生きたおじいさんの命は、死に対して40,000対1の凄まじい勝率を誇っているわけですね。

さて、「命」が与えてくれた40,000のチャンスを、どう活かそうか。次の100件のブログでも、その1つにでも値するものが書ければと思います。

それでは、引き続きよろしくお願い致します。

さらば、世界最強の人よ。

2006-02-02 14:10:53 | 出来事
先月末をもって、グリーンスパン元FRB議長が退任されました。

ビジネスを学び始め、株式投資を始めた1996-1997年にすでに君臨していたグリーンスパン氏は、授業でも先輩からも「大統領よりも権力を持つ、世界最強の人」と説明されました。「FRB議長だから最強なのではなく、グリーンスパンだから」、と。実際は軍を起動させることができる大統領に敵うわけではないのですが、彼の一挙手一投足に世界市場が一喜一憂していた。彼だけが市場全体の適正価格や5年後の経済の流れを把握しているようにすら思えた。

このレベルの権力を持つ人に対しては、大体世間は非難したりするものである。反対派も多くいるものである。しかし、グリーンスパン氏の考え方を全面的に否定したり、その発言を事実無根と否定したりする人に出会ったことがない。これだけでも、「世界最強の人」の称号に値するかもしれませんね。

この世の「世界最強」は未だ王族、美人、挌闘家や大富豪ではなく、長老的な存在だった。疑問を持とうと思えば疑問が果てない人類の世界運営手法の中で、個人的には多少の安らぎを感じる概念です。