人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

ある組織の人の兄のおかげでチョコが。

2006-03-10 01:26:15 | 出来事
特に理由はないのですが、私はある組織への所属について公開していません。犯罪組織の類のものではないのでご心配なく・・・おそらく1-2年のうちには公開することになると思います。高校の頃は空手をやっているを極少数の親友にしか言ってませんでしたが、その主な理由は「誰も知らずいざとなったら強いという状態がなんとなくかっこいいから」ということでした。(お恥ずかしい。)今回も、そんな感じでしょうか。(はい、成長していません。)

アメリカにあるこの組織の一人は、幼少のころに両親を失ったのですが、そのお兄さんによって育てられました。「育てた」といっても年齢がそれほど離れているわけでもなく、なんとかお金を稼いで食料と妹の教育費を確保していたということです。

そのお兄さんは、今や世界有数の企業の経営に携わっています。(はい、私よりかなり年上です。)しかし当時は、中古自動車のディーラーのようなことを高校生ぐらいのときからやっていたそうです。おそらく年齢を誤魔化しながら、という感じだったのでしょう。

このような生活を続け、キャリアや教育に全力を注げないにも関わらずこのような地位に辿りついたこの人の話を聞いて、素晴しいと思うと同時に、なぜもっと恵まれているであろう他の社員より出世できたのだろうかと不思議に思いました。

彼が抱えていた出世回路におけるハンディは、みんなが毎週の金曜日に酔っ払っているところを真面目に仕事すればなんとかなる、という程度の差ではないはずです。

確かにある程度出世出来たり、裕福になったりしたら出世欲が弱まるのはわかります。しかし、仕事をするからには仕事をしているときは頑張ろうと思うはずです。それでも彼は100倍以上の倍率を乗り越えて成功したのわけです。

・・・同じように、手が小さくて1オクターブも届かない女性ピアニストがプロになっていることが(意外と頻繁に)あります。これは175センチの身長でジョッキーやバレリーナをやるぐらいのハンディだと思います。(私の身長は175センチですが、どちらにもなれる自信がありませんし、努力する前に諦めてしまいます。)キャンプ用のリュックを背負いながらイナバウアーをするぐらい合ってないような気すらします。なのに、そのピアニストたちは当たり前かのように完璧な演奏をしてしまうのです。

人間って、すごい。

そんなことを考えていたら、チョコを我慢することができました。

1 コメント

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Unknown (keisuke)
2006-03-10 10:34:58
凄い理由だな。。。

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