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今度は地上、伊方原発の動向に要注意

何なのでしょうね、この原発情報ラッシュは?今度はいよいよ地上の原発に注意警戒せよとの情報が入ってきました。具体的には、昨日、施設内で危険レベルの火災事故が起きたようです。なお、一般メディアでは一切報道されていないようです(追記:小火災の報はあるようですが、内実はもっと深刻だとのこと)。


伊方原発の運転差し止め 広島高裁が仮処分
18年9月まで

2017/12/13 13:39 (2017/12/13 20:00更新)


 四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを広島市の住民らが求めた仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁(野々上友之裁判長)は13日、2018年9月30日まで運転を差し止める決定をした。熊本県の阿蘇山が過去最大規模の噴火をした場合は安全が確保されないとして「新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は不合理だ」と結論付けた。(以下略)

引用元:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24575630T11C17A2AM1000/

一般報道では、上報道のように停止していることになっているのですが、動いてるか停止してるかなどは当事者(国・公的調査機関含む)発表ですから、どこまで信用してよいかわかりません。信用できるなら初めからこのブログのテーマに取り上げたりはしませんから。

これまで、

 大電力の長距離送電は事実上不可能

であることを論じ、そこから導かれる結論として

 都市部の地下は原発だらけ

という、この国の原子力政策に関する大きな嘘、国絡みの非合法活動を指摘してきた以上、伊方原発が司法の命令を忠実に守っていると考えること自体がもはやナンセンスなのです。

そもそも地上原発の原子炉と呼ばれているものが、私たちがイメージしている原子炉なのかどうか、その疑問については以前からこのブログで投げかけています。

私の予想では、地上の原発は、ここに原子力発電所があると民衆の耳目を集めるアドバルーン機能の他に、地下原発に供給する核燃料の生産工程の一部、そして地下原発から出される使用済み燃料を冷却保管する役割を担っているものと考えます。それに加えて、軍事目的にも使用されていると見ています。

今こうして、私たちの使用している電気のほぼ100%が地下原発から供給されている以上、核燃料の需要ペースは全く変わっていない訳で、そのために、停止・再稼働のニュースとは関係なく、地上原発内で核燃料の生産を続けている可能性は極めて高いと考えられます。

私が予想する地上原発の生産工程とは、燃料としての濃縮度を高める工程で、もしかしたら実際に稼働している原子炉よりも危険であるかもしれません。前からどうして地下だけで原子力発電サイクルを一貫させないのだろうかと思っていたのですが、余りに危険過ぎるために、地下のような閉空間で扱うことが忌避されたと考えれば合点がいきます。つまり、原子力サイクルの最も危険な部分を地上の生活者に押し付ているのです。サイクルと言っても、最終処分が決まってないのは地上も地下も同じですが。

政府や地下原発ビジネス関係者からしてみれば、豊富な電力の供給により、これだけ快適な生活を提供してるのだから、それくらい文句を言うなということなのでしょうが、事実を全く知らせず、文句を言うなはないだろうし、文句を言われると分かっているからこそ極秘裏に地下原発ビジネスを進めていたのでしょう。

最近、各地の原子炉が悲鳴を上げているのは、地球さん(地磁気や電子密度、宇宙線など)から人類への警告であると私は捉えます。地球さんが最終決定を下す前に、私たちは地下原発ビジネスの全貌を明らかにし、原子力との決別を決断する必要に迫られているのだと思います。

関連記事:
 核燃料製造サイクル ≫ 憂うべき現状(4)-九州核ネットワーク
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キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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