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●もはや終わった事件? マスコミも与野党議員もお優しいこって…小沢一郎氏「事件」と大違いだ

2016年02月24日 00時00分01秒 | Weblog


asahi.comの記事【室井佑月 甘利大臣辞任に「小沢一郎さんのときと、えらい違いだ」】(http://dot.asahi.com/wa/2016021700111.html)。

 《甘利さんの問題は、秘書の使い込みといった小さなことじゃない。建設会社からをもらい、天下りの多いURに圧力をかけ、URは我々の血税をふんだんに使った…。あたしははりきって、CGで作ったとらやの羊羹受け渡しシーンを流すのかと思ってた。各局あげて祭りとなった小沢一郎さんのときと、えらい違いだ》。

   『●アベ様ら自公議員やおおさか維新議員
       =「責任感の強い人」!? 嗤うしかない論理だ
   『●「お零れ」=「甘い利」を大臣本人が直接受け取る!  
        さすが、秘書任せにせずに「責任感の強い人」!!
   『●「アベドアホノ丸」: 
     ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船から逃げ出す……
   『●「ホンモノの疑惑にメス」は入るか?…
     何でも許す倫理観無き「責任政党」と手控える批判精神無きマスコミ
   『●「美学」という名の「醜態」: 
     ドアホノミクスという難破船・泥船から下船する収賄大臣
   『●「美学」と「醜態」:「企業・団体献金(の禁止)うんぬんに 
            一直線に問題」を結び付けずにどうするのか?
   『●「甘い利」を得た「収賄=犯罪」の「構図は、単純だ」
   『●「甘利問題の核心は、政治家が口利きの
     見返りとして企業から献金を受け取ることが許されていること」

 小沢一郎氏の小「事件」では、あれだけバカ騒ぎしておきながら、甘利明氏の大「事件」は既に収束・終息? もはや終わった事件? マスコミも、自公議員や民主党議員も御優しいこって……小沢一郎氏「事件」と大違いだ。警察や検察は、小沢一郎氏の「事件」の時のように、執拗に、マスコミと相まって、なぜ甘利明氏を追い掛け回さないのか、不思議でしょうがない。

   『●書籍紹介『20人の識者がみた
      「小沢事件」 の真実 捜査権力とメディアの共犯関係を問う』

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http://dot.asahi.com/wa/2016021700111.html

室井佑月 甘利大臣辞任に「小沢一郎さんのときと、えらい違いだ」
 (更新 2016/2/19 11:30)

     (今の世の中を変えるなら野党が選挙で勝つしかない?(※イメージ))

 今夏の参議院議員選挙に向け、動きを見せる自民党。作家の室井佑月氏は、今の世の中を変えるなら野党が選挙で勝つしかないという。

*  *  * 

 甘利経済再生担当相が、1月の28日、辞任した。その直後におこなわれた全国世論調査では、安倍政権の支持率がまさかの上昇

 2月1日付の毎日新聞には、

   「安倍内閣の支持率は51%で、昨年12月の前回調査から
    8ポイント上昇した。支持率が5割を超えたのは
    2014年3月調査以来。不支持率は30%と前回より
    7ポイント低下した」

 とあった。テレビでは、「大臣辞任影響せず」といったニュースが、さかんに流れていた。

 つまり、世間の多くの人にとって、甘利さんの問題は大したことじゃないってか

 

 甘利さんの問題は、秘書の使い込みといった小さなことじゃない。建設会社からをもらい、天下りの多いURに圧力をかけ、URは我々の血税をふんだんに使った――そこがいちばん問題じゃ。我々が増税に耐えいくら頑張っても、無駄使いされたらキリがないよ。

 ま、そういう風にテレビでは突っ込んでいなかったしな。甘利さん問題で国会が延びると、参議院選挙の日が変わる、といった政局の話ばっか

 あたしははりきって、CGで作ったとらやの羊羹受け渡しシーンを流すのかと思ってた。各局あげて祭りとなった小沢一郎さんのときと、えらい違いだ。

 ノロマの民主は、こういうことがわかっているの? どんなことをしても選挙で勝たないと、今の世の中は覆せない。

 たとえば、1月30日付の朝日新聞デジタルの記事。

   「高校生のデモ参加などの政治活動をめぐり、文部科学省は
    29日、休日や放課後に校外での政治活動に参加する場合、
    事前に学校に届け出させることを認める見解を示した」

 もちろんこういった動きは、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるからだろう。もうこれ、デモにいくなってことだ。学校は面倒は避けたいもん。

 こういった動きの反面、自民党青年局では、党所属議員が卒業した大学やOB、現役学生に働き掛け、各大学に「自民党サークル」を設けることを考えているらしい。たしか去年、びっくりしてそのニュースを、このコラムに書いたから覚えている。

 元TBSのキャスターで、今夏の参院選長野選挙区に民主党から立候補予定の杉尾秀哉さんも、民主党大会で、安倍政権や与党側による報道の圧力について語っていた。

 もうなんでもありだ。何度もいうけど、それに対抗するには選挙で勝つ以外ない。

 こんなのおかしい、許せないと声をあげ出した人もいる。

 けれど、肝心の政治家の腹が据わらない。野党がひとつに纏(まと)まらない。散(ばら)けていては、勝てる見込みは薄いのに。

 このままだと怖い思いをして立ち上がった人間は、世の中の空気にバタバタと殺されていく声をあげる人はいなくなる

週刊朝日 2016年2月26日号
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