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●「甘い利」を得た「収賄=犯罪」の「構図は、単純だ」

2016年02月03日 00時00分45秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【東京地検がUR職員を聴取開始 甘利氏“口利き”疑惑の行方】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174478)。

 《汚いカネを受け取りながら、「政治家としての美学」――などと、美談仕立てで大臣を辞任した甘利明前経済再生相。本人は、大臣を辞めたことで、このまま捜査の手から逃げ切るつもり》。

 「美学」という名の「醜態」。これで幕引きなど、許されるはずなどない。

   『●アベ様ら自公議員やおおさか維新議員
       =「責任感の強い人」!? 嗤うしかない論理だ
   『●「お零れ」=「甘い利」を大臣本人が直接受け取る!  
        さすが、秘書任せにせずに「責任感の強い人」!!
   『●「アベドアホノ丸」: 
     ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船から逃げ出す……
   『●「ホンモノの疑惑にメス」は入るか?…
     何でも許す倫理観無き「責任政党」と手控える批判精神無きマスコミ
   『●「美学」という名の「醜態」: 
     ドアホノミクスという難破船・泥船から下船する収賄大臣
   『●「美学」と「醜態」:「企業・団体献金
     (の禁止)うんぬんに一直線に問題」を結び付けずにどうするのか?

 東京新聞の記事【「潔さ」「無念さ」演出 甘利氏辞任後 内閣支持率アップ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020202000135.html)によると、《安倍晋三首相の任命責任を過半数が否定し、内閣支持率は前回に比べて4・3ポイント上昇》だそうです。…もう嗤うしかないね、ニッポンの自公支持者たち。

   『●そういうことで騙される人はたくさんいる:
     内閣支持率49.4%、アベ様による消費増税賛成46・5%

 「甘い利」を得た「収賄=犯罪」の「構図は、単純だ」というのに。《国民の期待に応えて徹底捜査しないとダメだ》…自公支持者やおおさか維新支持者は期待していないらしいです。小沢一郎氏の「事件」では、あれだけ騒いでおきながら。

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174478

東京地検がUR職員を聴取開始 甘利氏“口利き”疑惑の行方
2016年2月2日

      (12回の面談と2億2000万円の補償金(C)日刊ゲンダイ)

 汚いカネを受け取りながら、「政治家としての美学」――などと、美談仕立てで大臣を辞任した甘利明前経済再生相。本人は、大臣を辞めたことで、このまま捜査の手から逃げ切るつもりだ。しかし、特捜部は捜査に着手するという。この先、事件解明はどう進むのか。


■12回の面談と2億2000万円の補償金

 「東京地検 UR職員から事情聴取へ 甘利氏献金疑惑」――。東京地検特捜部は、近く「都市再生機構」(UR)から事情聴取し、違法性の有無を見極めるという。URを事件解明の突破口にするつもりのようだ。1月31日の読売新聞がスクープした。

 疑惑の構図は、単純だ。URとトラブルになっていた千葉県の建設業者が、交渉が有利になるように甘利事務所に“口利き”を依頼し、建設業者は甘利事務所に500万円甘利氏本人に計100万円の現金を渡したというもの。

 2013年5月に“口利き”を依頼した後、交渉は急展開し、3カ月後の8月、URから業者に2億2000万円の補償金が支払われている。建設業者は“見返り”として8月20日、甘利事務所に500万円甘利氏には11月14日と翌年2月1日、それぞれ50万円を渡している。

 焦点は、甘利氏サイドがURに対して、実際に“口利き”したのかどうかだ。URは「補償金額の要請はなかった」と“口利き”を否定しているが、2億2000万円という巨額な補償額について会計検査院が問題視し、検査に入っている状況だ。

 事件に詳しいジャーナリスト・横田一氏がこう言う。

   「URが捜査のカギを握っているのは、間違いないでしょう。
    甘利事務所はURの職員と12回も“面談”している。
    恐らくUR職員は、甘利事務所から何を言われたか、
    詳細なメモを上司に上げているはずです。検察が職員を
    聴取し、家宅捜索すれば、真相解明に近づくはずです。
    見逃せないのは、2億2000万円の補償金が入った後も
    甘利事務所はUR職員と頻繁に“面談”していることです。
    12回の面談のうち、11回が補償金が入金された後です。
    週刊文春によると、建設業者は2億2000万円とは別に、
    URと30億円規模の補償交渉がトラブルになっていて、
    UR職員は甘利事務所に『これ以上、甘利先生のところが
    深入りするのは、良くないと思います』とアドバイスした
    といいます。2億2000万円の補償金に甘利事務所は
    どう関与したのか、30億円の補償交渉で圧力をかけたのか、
    URはすべて分かっているはずです」

 この先、捜査はどう進むのか。元検事の郷原信郎弁護士はこう言う。

   「気になるのは、この時期に読売新聞が〈東京地検 UR職員から
    事情聴取へ〉と報じたことです。国民向けに“捜査しています”
    というアリバイ作りの可能性もある。本気だったら、水面下で
    進めるものです。でも、ここで本気で捜査し、真相を解明しないと、
    特捜部は国民からの信頼を回復できない。丹念に捜査すれば、
    立件は不可能ではないはずです」

 URが12回も甘利事務所との“面談”に応じたのは、民営化されることを恐れたからだとみられている。東京地検は、甘利氏と“裏取引”したという解説も流れているが、国民の期待に応えて徹底捜査しないとダメだ
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