死亡の5歳、ノートに「おねがいゆるして」両親虐待容疑
6/6(水) 11:58配信 朝日新聞
以下略
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私は、小学6年生ころまで私も虐待を受けた。
小学上がる前は、算数ができなかった。1,2,3,4,5,6,8,9、と数え7が抜けるのです。何度やっても抜けるので夜中に追い出されたこともあります。
以後,算数は苦手で高校の入試は他の学科で稼いでようやく入学できましたが、やはり数学は苦手と言うより何もわからず、大学受験は数学がないところを選びました。
私は小学1年生の時中国(満州)から、母と妹の3人で引き揚げてきて、母の里(大きい農家)に居候になりました。私が、小学1年生の時の9月のころでした。
授業は2学期の中頃でしょうか。1年生の半分は抜けているのです。算数以外の教科は何とかついて行っても、算数はわかりませんでした。
親母の実家では、親子3人ただ飯食いの居候で、農奴のように手伝いをさせられ、農繁期には3日ほど学校を休ませられるのです。農繁期は、麦刈り、田植え、菜種収穫、稲刈り、年に4回ほどあって、その都度3日ほど休まされることは12日間の空白があるのです。このことが何よりつらいものでした。
家に帰ったら用事がたくさんあるのです。それが、6年生になるまで続き、何度も自殺したいと思ったものです。3-4日休むということは頭がよくない私には、その授業の遅れはつらいものでした。授業は農繁期に休んだ生徒のことは放置し進められます。農繁期の休みは6年間で54日の空白となり、それを私は埋めきれませんでした。
このようなことは引揚者の家族は普通にあっようで、食うものも無い状態もあったと聞きます。私は食うものだけはありましたが、農奴のような扱いで、つらくて死にたいと何度も思ったものです。
だが、母と妹を残して死ねないと子供心に考えて頑張っていました。
「死にたい」というのは。中国にいるときから母の口癖でした。
(父は、警察官で終戦後、八路軍に捕らえられ刑務所に入って、そこから脱走したと聞きました。私と妹(2歳下)は母を頼りに、引き揚げることになり、私が母を力づけ
やっと、日本にたどり着いたのでした。)
ですから、祖父母や叔父から、時に殴られても辛抱しなければならなかったのです。
私は、遊びたい盛りでしたので言いつけられた仕事をさぼったのです。
学校で学芸会の練習をするということで、残って練習をすると、帰りが遅くなります。そして、しかられる、と言うこともありました。
小学6年生の卒業で、私の農奴の生活は解放になりましたが、この幼少時の環境は私の性格をおかしくしたと思えるようになっています。
自分で計画して考えるというそういうことの大切さを知らずに、先のことを考えない、言われたことのみをやる人間になっていました。
船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)記事を読んで私の小学校時代の苦しかったことを思い出しました。そしてゆあちゃんの苦しみを思い、冥福を祈りたいと思います。
いい名前を行けてもらっているのに、いじめをするくらいでしたら、こういう記事をよく見ますが、行政として救済の道はないものでしょうか。人口減少が明らかな時代になっているのに、赤ちゃんポスト等は助けにならなかったのでしょうか。
「保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕し、母親の優里容疑者(25)も同容疑で新たに逮捕した。同日発表した。」殺せば逮捕されることは知らないのでしょうか。
虐待されても「ママゆるして」に島田キャスター思わず涙 結愛ちゃんは救えた命
6/6(水) 23:13配信
東京・目黒区で、5歳の女の子が虐待死し、両親が逮捕された事件で、女の子が「ゆるしてください」などと書いたノートが見つかっていたことがわかった。
島田彩夏キャスター:
愛を結ぶと書いて結愛(5)ちゃん。5歳といえば小学校に上がる前の幼さです。
そんな5歳の結愛ちゃんが生前にノートに手書きでつづっていたという「ママへのメッセージ」は本当にあまりに悲しく、あまりに辛いものでした。
島田彩夏:
だが、目をそらしてはいけないと思い、ここに全文を読み上げます。
ママ もうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんから きょうよりかもっと あしたはできるようにするから
もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします
ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして
きのうぜんぜんできなかったことこれまでまいにちやってきたことをなおす
これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだからやめる もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします
もう あしたはぜったいやるんだぞとおもって いっしょうけんめいやる やるぞ
島田彩夏:
5歳の子がどんな思いで、これを書いて、どんな思いで死んでいったかと思うと本当に胸がつまります。
反町理キャスター:
しつけと言う名の折檻にどんな目にあっていたのかというのも伺えますし、でもギリギリの所で母親への気持ちも残っているように見えますし。習いたての「ひらがな」で書いた文書がこれかと思うとせつなくなる。
元警察庁で児童虐待の現状に詳しい弁護士の後藤啓二さんに、どうすれば私たちがこうした悲しい事件を一つでもなくすことができるのかについて聞いた。
島田彩夏:
後藤さんはこれまで児童虐待のケースたくさん見てきたと思うんですけれど、結愛ちゃんの手書きのメッセージをどうご覧になりましたか?
後藤啓二:
これは本当に切ないわけなんですけど、恐らく些細なこととか何も悪いことをしていないのに、いちゃもんと言いますか叱られて、殴られたり叩かれたり、あるいはご飯を食べさせてもらえなかったり、そういう目にあってたんじゃないかと思うんですね。それでこう言うものも書かざるを得なくなって、本当に怖かっただろうなと思います。