時代物はあんまり好んで見ることはないのだが、最近信長の書状を国立博物館で見てきたばかりだし、キリシタンとの関係にとても興味がそそられているので、
つい見てしまうことに。
しかし、これがまた、とっても面白かったのだ。
原作は 加藤 廣 氏。
去年発行して以来相当数を売って、小泉元首相までもが愛読されていたとか。
加藤氏は70歳を過ぎての処女作とか。
肝いりが違うのだろう。
ミステリアスに、信長の側近、右筆のような、太田牛一が、切々と本能寺で倒れた信長を追う。ご遺体が見つからないミステリーは、今となっても興味をそそる。
本能寺のすぐ近くの南蛮寺に通じる抜け道があった、とか、
明智光秀は公家方に脅されたいたらしいとか、
辞世の句、「ときはいま、天がしたしる 五月かな」
の本当の意味とか、
実は、秀吉が、信長討伐を企んでいたらしいとか、
様々な疑問が浮かび上がってくる。
大河ドラマより、面白かった。
太田牛一は、「信長公記」を書いた人だ。こういう人の観点から、物語が進むという初めての信長物語。キャスティングもまぁまぁ。
南蛮寺の誰かが、秀吉と手を組んで、信長を裏切った、そうさせる時代の転換期がそこにあったに違いないと思った。
なかなかのドラマだった。
番組のサイトがあるので、ご参考まで。
つい見てしまうことに。
しかし、これがまた、とっても面白かったのだ。
原作は 加藤 廣 氏。
去年発行して以来相当数を売って、小泉元首相までもが愛読されていたとか。
加藤氏は70歳を過ぎての処女作とか。
肝いりが違うのだろう。
ミステリアスに、信長の側近、右筆のような、太田牛一が、切々と本能寺で倒れた信長を追う。ご遺体が見つからないミステリーは、今となっても興味をそそる。
本能寺のすぐ近くの南蛮寺に通じる抜け道があった、とか、
明智光秀は公家方に脅されたいたらしいとか、
辞世の句、「ときはいま、天がしたしる 五月かな」
の本当の意味とか、
実は、秀吉が、信長討伐を企んでいたらしいとか、
様々な疑問が浮かび上がってくる。
大河ドラマより、面白かった。
太田牛一は、「信長公記」を書いた人だ。こういう人の観点から、物語が進むという初めての信長物語。キャスティングもまぁまぁ。
南蛮寺の誰かが、秀吉と手を組んで、信長を裏切った、そうさせる時代の転換期がそこにあったに違いないと思った。
なかなかのドラマだった。
番組のサイトがあるので、ご参考まで。
「一番、得したのは誰か」と、言う点から見れば、秀吉が怪しいのでしょうね。
ただ、信長の描写が優し過ぎるかな、と。
それと、小太りの秀吉は、ちょっとイメージが違うなぁ。
でも、それが一番ミステリアスで面白いところです。
加藤氏の渾身作、読んでみたいですね。
信長役は、野蛮で、ストイックで、繊細で、カリスマ性があってっていう役どころ、歴史物には、歌舞伎界に頼らざるを得ませんね。梅雀ははみ出す役が上手いんですが、下品にならないところが弱みと思ってます。