あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

母と過ごす、週末

2006-09-04 22:58:24 | Weblog
母は、なぜか人の輪を明るくしてしまう才能がある。
私は、毒舌で誤解されることもしばしばだけれど、
この母あって、やはり明るくお話しすることの大切さを感じている。

素直で、ちょっと大げさに表現するところがミソのようだ。

土曜日は弟の娘のピアノの発表会。
もう、10年レッスンを積んでいるので、
聞いている方も安心だし、年々ちゃんと腕を上げているのも
すばらしい。

彼女は、ショパンのノクターンをすばらしい指技で、聞く人たちを驚かせていた。
身内びいきだけれど、
たいしたモンだねぇ。

おばさんは、妻と母をやめないで10年やっている程度で、
何にも身に付くことなどしてないんじゃないか知らん。

母も大喜び。

弟家族と久しぶりに歓談し、ご飯を一緒に食べ、
嬉しい時間を過ごすことができた。

翌日、夫はまた福岡に出張中なので、
日曜日でもあるし、どこへ行こうかと思ったけれど、
息子と母と3人で浅草に行くことにした。

浅草寺参りして、仲見世を冷やかし、
天丼とかき玉汁を大黒屋で食べ、お腹いっぱいの体で、水上バスに飲み込まれた。
あっちふらふら、こっちふらふらという呑気なお散歩は楽しい。

夫はふらふらが苦手で、目的が終わったら、はい、次。となってしまう。
今回はばっちりそぞろ歩きを楽しみながら、仲見世をふらつくことができた。
途中、人形焼きを買って、水上バスの中のおやつとした。
え??
また食べるの??

川の上は夏の終わりの風が吹いていたし、
両側の景色を見ながら、のんびり過ごすことも小旅行のような気分だ。

船で、お台場まで出て、それから、ゆりかもめに乗って、新橋に出、
地下鉄を乗り継いで、我が家に帰ってきた。

乗り物ツアーなので、息子も大満足。
母は、へとへとだったけれど、クルージングしてきたみたいだと喜んでいた。

そして、今日、母と娘二人で、浅草橋に行って、ビーズのお店を覗いてきた。
ここは全く二人とも大好きなところで、
あぁでもない、こうでもないと言いながら、ずいぶんいろんな物を買ってしまった。

結局は私が作るのだろうけれど、まぁ、母娘の時間もなかなかないから、
久しぶりに騒ぎながら、お買い物を楽しんだ。

はぁ~~そうして、母は父の待つ伊豆へ帰っていった。

人生、楽しんで過ごさなくっちゃ、つまらないわよねって、
いつもそんなことを感じるのだ。

楽しいことって、そんなにあるモンじゃないけれど、
楽しいなら、楽しんじゃっておかないと、
いつ何が起きるかわからない。

楽しいことをするために、今日も、明日も元気でいなければ。

また、母娘で、遊びましょう。お疲れ様~~

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