★誌上のユートピア うらわ美術館
ともかく本の美しい世界。
本に現れた工芸とアートとが世界から入り、
日本ならではの花を咲かせた。
誌上が詩情になってときめいた。
★熊谷守一展 埼玉県立近代美術館
ほんわりゆったり、じんわり。
森の聖人、仙人。
色もポップで元気が出る。
色鮮やかな俳画で、歌がこぼれる。
★冒険王 横尾忠則展 世田谷美術館
今も現役、凄いパワー全開
圧倒的パワーにひれ伏した。
★狩野芳崖 悲母観音 芸大美術館
とても丁寧な企画展だった。
フェノロサの希望を受け制作に励んだ
悲母観音。
そんなことも一層切なくなる思いのする名画だった。
★静物画の秘宝展 国立新美術館
マルガリータ王女ベラスケスの傑作と出会えたのが
嬉しかったし、他にも超技巧画力に目眩がした。
★ルオー展 出光美術館
いつもの出光美術館がすっかり様変わりし、
海外の美術館のような感じだった。
版画を沢山見ることができて、充実の展覧会で、
出光コレクションの力の入りようが伝わってきた。
★ガレとジャポニズム サントリー美術館
アールヌーボー時代の輝かしいパリの
ガラスにため息。
日本の美がフランスを染めていたなんて。
★源氏物語×百段階段 ジュサブロー 目黒雅叙園
かの雅叙園の百段階段を使って、
ジュサブローの人形が現れた。
とくに源氏物語一連の小さな人形達による
絵巻物語りは圧巻だった。
★禅・茶・花 正木コレクション 東京美術倶楽部
正木コレクションを初めてみた。
重厚な骨太のコレクションだった。
★更紗 東博ー大倉ー五島 3館合同企画展
・東博 茶人好みのデザインー彦根更紗と景徳鎮
・大倉 インドネシアの更紗のすべて
・五島 古渡り更紗
とても楽しい合同企画展だった。
東博の平成館1階で、茶人好みの企画展が見られたのは
嬉しいひとときだった。
◎行かれずに残念だった展覧会
★暁斎 京都国立博物館
あ``~~~見たかった!!!
★八犬伝の世界 千葉市立美術館
ジュサブローの源氏などの人形を雅叙園で見たから、
ぜひにと思ったが、千葉は遠かった・・・
遊行さんの記事で行った気分にさせてもらった。
★五姓田のすべて 神奈川県立歴史博物館
ただならぬ線画からの気配。
狩野派の画業が残る近代の作家を目にしたかった。
また、松井冬子の存在も忘れられない。
彼女は女性の生理と不条理の痛みを自らの体験を基に(多分)
男性世界へ挑戦状を自虐的に叩きつけているようだった。
美しい彼女が放つ芳醇な濃密な香りは
冬子というフレグランスを生んだように感じた。
もっと他にも良い展覧があって、あれやこれやと出てくるので、
潔くないので、女らしく、きっぱり、
ここで終了!することにしました。
明日、大晦日。
今年の埃を払って、来る新年に向けて、皆さま、良いお年を!!!
ともかく本の美しい世界。
本に現れた工芸とアートとが世界から入り、
日本ならではの花を咲かせた。
誌上が詩情になってときめいた。
★熊谷守一展 埼玉県立近代美術館
ほんわりゆったり、じんわり。
森の聖人、仙人。
色もポップで元気が出る。
色鮮やかな俳画で、歌がこぼれる。
★冒険王 横尾忠則展 世田谷美術館
今も現役、凄いパワー全開
圧倒的パワーにひれ伏した。
★狩野芳崖 悲母観音 芸大美術館
とても丁寧な企画展だった。
フェノロサの希望を受け制作に励んだ
悲母観音。
そんなことも一層切なくなる思いのする名画だった。
★静物画の秘宝展 国立新美術館
マルガリータ王女ベラスケスの傑作と出会えたのが
嬉しかったし、他にも超技巧画力に目眩がした。
★ルオー展 出光美術館
いつもの出光美術館がすっかり様変わりし、
海外の美術館のような感じだった。
版画を沢山見ることができて、充実の展覧会で、
出光コレクションの力の入りようが伝わってきた。
★ガレとジャポニズム サントリー美術館
アールヌーボー時代の輝かしいパリの
ガラスにため息。
日本の美がフランスを染めていたなんて。
★源氏物語×百段階段 ジュサブロー 目黒雅叙園
かの雅叙園の百段階段を使って、
ジュサブローの人形が現れた。
とくに源氏物語一連の小さな人形達による
絵巻物語りは圧巻だった。
★禅・茶・花 正木コレクション 東京美術倶楽部
正木コレクションを初めてみた。
重厚な骨太のコレクションだった。
★更紗 東博ー大倉ー五島 3館合同企画展
・東博 茶人好みのデザインー彦根更紗と景徳鎮
・大倉 インドネシアの更紗のすべて
・五島 古渡り更紗
とても楽しい合同企画展だった。
東博の平成館1階で、茶人好みの企画展が見られたのは
嬉しいひとときだった。
◎行かれずに残念だった展覧会
★暁斎 京都国立博物館
あ``~~~見たかった!!!
★八犬伝の世界 千葉市立美術館
ジュサブローの源氏などの人形を雅叙園で見たから、
ぜひにと思ったが、千葉は遠かった・・・
遊行さんの記事で行った気分にさせてもらった。
★五姓田のすべて 神奈川県立歴史博物館
ただならぬ線画からの気配。
狩野派の画業が残る近代の作家を目にしたかった。
また、松井冬子の存在も忘れられない。
彼女は女性の生理と不条理の痛みを自らの体験を基に(多分)
男性世界へ挑戦状を自虐的に叩きつけているようだった。
美しい彼女が放つ芳醇な濃密な香りは
冬子というフレグランスを生んだように感じた。
もっと他にも良い展覧があって、あれやこれやと出てくるので、
潔くないので、女らしく、きっぱり、
ここで終了!することにしました。
明日、大晦日。
今年の埃を払って、来る新年に向けて、皆さま、良いお年を!!!
時間がなくて30分くらい?で見たのでランクインさせませんでしたけど。
心残りで、あれもこれもと思ってしまいました。
美術館の空間も大切なポイントですよね。
アタシは何と言っても東博が大好き。
あそこに行くと、ホッとします。
時空を越えて残った者達から、
力を頂きます。
サントリーは都会的空間で、
次世代の美術に
とても良い影響を与えてくれると思います。