仕事もせず、ただ主婦として、おうちに帰ってくる息子と夫のために
家事をしていると、他者との関わりが希薄になる。
そのことの恐ろしさを、夫達はあまり気が付いていないのではないだろうか?
マンションの一戸一戸に、物語があるけれど、
共有しようっていう発想が乏しい。
ゴミ出しですれ違う、お宅とのお茶は、きっとまだまだ始まらないだろうし、
同じ学校に通う子供達のママ達がどんな人がいるのかさえも
知らないまま、4年が過ぎていく。
きっとママ達も忙しいのだろう。
大勢の人との関わりで仕事をし、友達ともあれこれを体験してきたから、
誰とも話さない時間が長くなると、とてもストレスがたまってくる。
ほんのちょっと、寒くなってきたわねぇ。
それだけの一言がつながっていかないのだ。
誰でもいいから、話をしようよ、と思った。
家から出ることを決断させたのは、そういうことの事情があった。
息子が学校から帰ってくる時間までのお昼過ぎ、3時頃までの時間の使い方。
最初は、着付け教室に通った。
しかし、お金がかかるのと、先生達と、教室の空気がなじめなかった。
3ヶ月通って、早々にやめることにした。
次は、茶の湯のお茶碗の講義を聴きに行くことにした。
毎月一度の講義だったので、楽しかったのだが、
受講料と、やはり私のような年齢の人がいなく、
月曜日が学校の予定が入りがちで、
馴染まないうちに、やめてしまった。
受講料の分、美術館に通って鑑賞する方法を選んだのだ。
そして、ようやく草月にたどり着いたのだ。
先生は、とってもさっぱりした方で、
活け方もシャープで、かっこいい。
お教室の方達も、明るく、年代も近い人がいるし、
年配の方達も長年通っているらしく、心広く受け入れて下さった。
毎週楽しく通い、
テキストを基本からきっちり勉強し進めていくことができた。
気が付けば、一年。
ようやく花にも慣れてきて、花材との出会いも楽しみとなってきた。
草月は、青山に会館があって、数ある流派の中でも歴史も若い。
しかし、型にはまらない自由な発想、日本の心を大切をする、
時代をしっかり取り組む、フレッシュな華道だと思えるようになってきた。
新しいテキストに、
勅使河原 茜 家元の言葉が光っていた。
「あなただけの、個性や美しさを宿したいのならば、
その発見から生まれてくるのです。」
型があって、そこからの脱出、自由を得るということの清々しさ。
そして、創意工夫を捕まえる。
ここにたどり着くまでの長い道のり。
この草月をしっかり身に付くように勉強を続け、
私の眼の成長を花に表現できるようになれるように、
頑張りたい!!
昨日、新しいテキストが手元に来たので、つい、力んでしまったのだった。
家事をしていると、他者との関わりが希薄になる。
そのことの恐ろしさを、夫達はあまり気が付いていないのではないだろうか?
マンションの一戸一戸に、物語があるけれど、
共有しようっていう発想が乏しい。
ゴミ出しですれ違う、お宅とのお茶は、きっとまだまだ始まらないだろうし、
同じ学校に通う子供達のママ達がどんな人がいるのかさえも
知らないまま、4年が過ぎていく。
きっとママ達も忙しいのだろう。
大勢の人との関わりで仕事をし、友達ともあれこれを体験してきたから、
誰とも話さない時間が長くなると、とてもストレスがたまってくる。
ほんのちょっと、寒くなってきたわねぇ。
それだけの一言がつながっていかないのだ。
誰でもいいから、話をしようよ、と思った。
家から出ることを決断させたのは、そういうことの事情があった。
息子が学校から帰ってくる時間までのお昼過ぎ、3時頃までの時間の使い方。
最初は、着付け教室に通った。
しかし、お金がかかるのと、先生達と、教室の空気がなじめなかった。
3ヶ月通って、早々にやめることにした。
次は、茶の湯のお茶碗の講義を聴きに行くことにした。
毎月一度の講義だったので、楽しかったのだが、
受講料と、やはり私のような年齢の人がいなく、
月曜日が学校の予定が入りがちで、
馴染まないうちに、やめてしまった。
受講料の分、美術館に通って鑑賞する方法を選んだのだ。
そして、ようやく草月にたどり着いたのだ。
先生は、とってもさっぱりした方で、
活け方もシャープで、かっこいい。
お教室の方達も、明るく、年代も近い人がいるし、
年配の方達も長年通っているらしく、心広く受け入れて下さった。
毎週楽しく通い、
テキストを基本からきっちり勉強し進めていくことができた。
気が付けば、一年。
ようやく花にも慣れてきて、花材との出会いも楽しみとなってきた。
草月は、青山に会館があって、数ある流派の中でも歴史も若い。
しかし、型にはまらない自由な発想、日本の心を大切をする、
時代をしっかり取り組む、フレッシュな華道だと思えるようになってきた。
新しいテキストに、
勅使河原 茜 家元の言葉が光っていた。
「あなただけの、個性や美しさを宿したいのならば、
その発見から生まれてくるのです。」
型があって、そこからの脱出、自由を得るということの清々しさ。
そして、創意工夫を捕まえる。
ここにたどり着くまでの長い道のり。
この草月をしっかり身に付くように勉強を続け、
私の眼の成長を花に表現できるようになれるように、
頑張りたい!!
昨日、新しいテキストが手元に来たので、つい、力んでしまったのだった。