あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

溝口 健二 監督って??

2006-09-06 11:02:41 | 映画
映画が好きな人からは、何言ってるの??今頃~~!!

っていわれそうだけれど、
本当に、久しぶりにしっかり見入ってしまったのだ。

「残菊物語」は、「道」に通じている。
フェリーニを溝口さんは知っていたのだろうか?
時代が作る似たような臭いなのだろうか?

二人の監督の時代を並べて見たことがないから、これからちょっと調べよう。

「新 平家物語」の雷蔵が若々しくも美しい。

知らないことがまだまだ沢山ありすぎて、
ノンビリしていられない。

邦画はほとんど見ていない。
「雨月物語」もちゃんと見てみたくなった。

7人の侍、砂の器、覚えているものも非常に少ない。
そんな元気な時代よりも、
戦前のリッチな時代の映画を見たくなってきた。

木暮実千代や、田中絹代のエロチックを見てみたい。

そんな呑気なことをいっていたら、

溝口健二監督のイベント盛り沢山。

あぁ~~知らないってことは恐ろしい。
あの、ゴタール監督もぞっこんだったらしいし、
海外では、黒沢監督よりも評価が上らしい。

これがご縁だと思って、しっかりマークいたします。
相当楽しいぞ!!
わくわくです!!

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2 コメント

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Unknown (遊行七恵)
2006-09-07 17:20:28
わたしは溝健と成瀬が大好きなんです。



とにかく『雨月物語』『西鶴一代女』『元禄忠臣蔵』などなど。

弟子の新藤兼人がインタビューとその他で構成した『ある映画監督の生涯』も大変面白いです。

身近な弟子から見た溝口健二の狂気とシャイさと。



基本的に現在の日本映画は見ず、昔のばかり上映会などで楽しんでいます。

『西鶴・・・』は甲斐庄楠音の描く女が実体化したようです。映像美の極限は『雨月物語』でした。
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遊行さま (あべまつ)
2006-09-07 22:35:02
さっすが、遊行さまです。

つかんでますね、美味しいところ。

危ない陶酔系の美学にはまると底無し沼。



ノーマルな凡人であることにほぞをかみながら、「雨月物語」いずれ、必ず体験します。

絵巻物の行く末は、映画だったってこと、合点がいきました。



また、教えて下さいマシね。
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